第12話 ヘタレは子供の涙に弱い(誰でも?)

 さすがにみんな疲れたのかその日の昼までほとんどの村人は寝てしまった。


 そして、起き出した村人は二手に分かれて動き出す。


 まず、昨日の襲撃で壊れたものの修理や柵を作ったりして、もう一方は宴会の準備だそうだ。タニカルさんとルモアさんは柵の作成を手伝っている。私は怪我人の治療をしている。


 モニカは大人達が総出で動いているので子供達の面倒を見ている。なんか、今回の冒険譚やファルスの時の話をしている様だ。不安だ・・・。


 怪我人の治療もひと段落ついたので、バタバタして確認できなかったので、今のうちに確認しておこう。


特殊能力:

経験値取得不能

 

 この『不能』って字、どうにかならんかな?男としてちょっと嫌だな。


能力値

筋力:6

器用さ:12

敏捷さ:12

体力:7

魔力:12(11→12)

知力:11 (10→11)

直感力:12

精神力:15

物理防御:3(体力/2)

魔法防御:7(精神力/2)


 魔力と知力が上がった、やはり変だ、死ぬ思いはしたが、今回はうまくこなした。

暴走もなかった。確かに消費を生命力に連結させたり、闇魔法に光魔法を上書きしようとしたが、上がりが早すぎる。


 まあ、いくら上がっても、レベルも魔法のレベルも上がら無いのでそれほど強くはなってい無いのだが、異常である事は変わりない。やっぱり寿命削って無い?突然死んだりし無いよね。


 う〜んと唸ってると、モニカが子供を引き連れて近づいてくる。


「ルシア様、何、悩んでいるの?悩みなら私が聞くよ!」


 モニカでは決して解決でき無いだろうから、いいよと断る。


「ルシア様ひどすぎ!」


 さして気にしている様には見え無い。モニカも適当に話を合わしたのだろう。モニカも人に話を合わせられる様になったか、と感動する。


「なんか失礼なこと思われている様な感じがする」


 む〜とむくれている。モニカが人の顔色を読んだ!すごい成長だ!ルモアさん、赤飯だ!


「さらに失礼なこと考えているでしょう!」


 そこから、子供達に魔法をせがまれたので、いくつかの魔法を軽く見せていた。この世界では魔法は珍しい訳では無いのだが、モニカが言ったカスタマイズした魔法を披露する羽目になった。


 『火矢』を細かく割って空中にばら撒いたり、子供の投げた小石を同時に撃ち抜いたりして、子供たちを喜ばせる。私は大道芸で暮らして行けるのではと思う。この世界は娯楽が少なそうだし。村なら尚の事、旅人の話や吟遊詩人の歌や英雄譚ぐらいしかないのだろう。


 ルモアさんが、そろそろ宴会らしく、村長の家に来てくださいと伝えに来た。子供達がわーと喜ぶ。子供達も参加できる夕方の部と大人達がお酒を酌み交わす夜の部があるらしい。


 ここは穀物が有名だし焼酎とか日本酒とかあるかな〜、と舌鼓を打つ。


 村長の家の前にはパーティー会場が出来上がっていた。自警団の見張りは夕方の部と夜の部で交代制にしているらしい。飲める人飲め無い人で分けているのかな?


 村長が音頭をとる。


「皆の者、静粛に!先週からのゴブリン騒ぎと昨日の救出・討伐作戦、本当にご苦労だった。これで、安心して収穫を再開できる。あと、今回の騒動で救世主を紹介する。みなも知っての通り、元冒険者にしてこの村のお得意さんでもあるタニカルとルモア、モニカ!」


 村人も子供達もわーと叫び出す。タニカル家族も照れてすぐに座ってしまう。


「そして、もう一人、ルシア殿、タニカルに聞くとオーガの里を救い、瀕死のモニカを救い、先日の子供の連れ去りでもルシア殿の機転と魔法がなければ危なかったと、そして昨晩の救出討伐作戦もルシア殿の聡明な作戦と指揮の元、大成功を収めた。ルシア殿がいなかったらと思うとゾッとする。ルシア殿、この村を救ってくれてありがとう!子供達を救ってくれてありがとう!感謝仕切れ無いが、今日は存分に飲んで食べていってくれ!乾杯―――――!!!」


 皆がお酒や果物のジュースの入った杯を打ち合った。子供達も大人を真似て打ち合っている。嬉しいし、子供達も助かって、良かったと思うが、あまりに褒められすぎて居心地悪い。


 まだまだ慣れ無いなあ。もう、今日は飲もう。そんな事忘れて飲もう。


「ルシア殿、お酒が大好物と聞いておりますよ。うちの村の酒です。どんどん飲んでください。」


 村長はすでに酔っ払っていて、お酒を注いでくる。よっぽど精神的にも大変だったのだろう。晴れ晴れとしている。


 この村は良い発展をしている、柔軟な考えと村人のモチベーションも高い、発展すべくして発展しているだろう。だがそれをまとめ上げるのは容易ではないだろう。そこに今回の様な事件が発生する。よくパンクしなかったと思う。


 私ならほっぽって、弱音を吐いて楽な方に逃げていただろう。村長の方をポンポンと叩いて、「お疲れ様」と言って村長の杯と打ち合う。村長は感極まって、嬉し泣きしながら酒を飲み出した。


「ルシア様、人を泣かしすぎ!」


 モニカが近づいてくる。


「私も今回はたくさん泣かされた〜。」


 言いがかりだ、それはモニカさんがいけないんでしょ!


「責任とって欲しいな〜。」


「モニカさん、もしかして酔っています?」


 圧倒されて丁寧語になってしまった。タニカルさん達に助けを求めるが、二人とも気づいているはずなのに、そしらぬふりをする。ひどい、ああ、モニカの目が座っている。酒が変なところに入った様だ。


「ルシア様、聞いていますか〜?」


「はい、聞いている、聞いていますよ〜。」


「なのに、ルシア様は・・・・、ぐ〜。」


「寝ちゃったか・・。」


(むにゃむにゃ言っている、可愛すぎやろ!)


 タニカルさんが来て「すいません」と笑いながらお辞儀をして、モニカを背負って、会場を出ていく。モニカももう少しお酒が飲める様になったら、ゆっくり話そうな。と、タニカルさんに背負われて出ていくモニカにそっと心の中で言う。


 さて、めんどうくさいのが居なくなったので、ツマミと酒だ!だが、そうは問屋が下さなく、夕方の部なので、周りに子供達が埋め尽くす。


 モニカに何を吹き込まれたかわから無いが、目をキラッキラして、「剣狩り」と戦った時や、どうやって強くなったかとか(大して強くはなって無いが)、どこから来たのかとか(さすがに召喚勇者とも言え無いのでうまくごまかした)、根掘り葉掘り質問責めにあっていた。


 こんな目をした子供達の夢を壊すわけには行け無いと思ったので、脚色を加えながら話した。夕方の部はそんな感じであまりお酒も料理も食べられず、子供達の相手で終わってしまった。


 モニカのやつ、これはお仕置きだな。遠くでタニカルさんとルモアさんが自警団の人たちに捕まって、剣がどうのとか、踏み込みがどうのとか、格闘がどうのと捕まっていた。


 自警団の交代のチーム分けは若い方が夕方の部の様で、タニカルさん達もむげに出来ずに交流を深めていた。まあ、タニカル夫妻の実力なら若い自警団の皆に羨望の眼差しを受けられてもしょうがない。


 ルモアさんが必殺の回し蹴りとかを披露して、おお〜とか歓声をあげていた。明日から自警団の女性陣に格闘家が増えて、必殺の蹴りが大流行して無いといが・・・。未来の彼氏諸君、必殺の蹴りには気を付けろ!


 夕方の部が終わり、村人達が片付けと夜の部の準備を始める。私もタニカル夫妻もヘトヘトになっていた。お互いに「お疲れ様」と苦笑する。タニカル夫妻は夜の部には参加し無い様で、「まだ、疲れが取れ無いので先に寝る」と言っていた。


 だが、タニカルさんもルモアさんもチラチラお互いを意識していたので、お楽しみをするのであろう。まあまあの死線をクリアしスイッチが入っちゃったのかも知れない。生物として間違って無い、生存本能がスイッチを押したのだろう。


 タニカルさん、モニカのために弟をお願いしますと心の中でお願いする。もちろん、私は大人なのでそしらぬふりをする。


 夜の部が始まる。


 冒険譚とかせがまれるが、子供達みたいに全力ではなく酒のつまみ程度、酒の場の話のネタ的な感じで、酒に舌鼓を打ちながらゆっくりできた。


 これだよ、これが大人の飲み方!しかし、ここの酒はうまい、繊細で爽やかな味わい、オーガの酒もガツンとして嫌いでは無いが、ここの酒の方が私にはあっているかも知れない・・・。


 気分もよくなってきたので、マジックボックスからオーガ酒とオーガ殺しを5本ずつ取り出して酒仲間に振る舞う。


 おーーー、とみんな飲みだし、くー、とかかー、とか言っている。この村の酒と比べればやっぱきついよな。


 でも、村長は「こう言うガツンとくるのも良いな、作ってみるか」とか言っている。本当にここの村人は柔軟な頭を持っている。次来たときが楽しみだ。あと、魚料理がうまい。


 内陸に位置するこの村で魚って思うが、ある取引している商人がマジックボックス持ちらしく、新鮮な魚を買い付けることができる様だ。


 マジックボックス持っているだけで、ひと商売出来そうだな。焼き魚とこの穀物の酒が非常に合う。わかっているな!魚の腸を口に含み酒を流し込む。


 くー、うまい!


「ルシア殿は本当に酒好きなのですね。ここのお酒の飲み方をすでにマスターしている様で、魚の内臓と合いますよね!」


 さすが村長、だから新鮮な海の魚を買い付けているのだな。これなら、この村に足を運ぶものも多いだろう。のどかで酒が旨く、新鮮な魚も手に入る流通を持つ。ここに住んじゃおうかな。ある程度世界回ったら、ここに腰を落ち着けるのも良いかも・・・。


 飲みすぎたかな?眠くなってきた。寝るか、宴会場を後にする。その前にお風呂をいただく。酒の匂いで朝起きるのってあんまり好きじゃないんだよな。


 お酒の余韻は残して、体を洗い、臭いだけを洗い流す。口も濯いで・・、ああ、気持ち良くてこのまま寝そう。なんとか睡眠抵抗して、自分に割り当てた部屋に行く。

酒の余韻を保ちながらお風呂でスッキリした状態で寝る、なんてしあわせな時なのだろう。そのままベッドに入り込む。ん?なんかいるな。


「ルシア様〜。」泣きながらモニカが抱きついてきた。


 襲われる!組み伏されて、抱きしめられる。


「ルシア様、一緒に寝て〜。」


 よ、夜這いか!モニカがそんなに肉食系だったとは驚いた!だが、どうも違う様だ。


「寝ようとすると、夢の中にあの時の化物が出てきて、怖くて、動けなくて、何もできなくて・・・。」


 どうやら、悪夢で眠れない様だ。子供が怖い夢を見て眠れないので、お母さんのベッドに潜り込む様なものか。


「モニカ、お前はあいつを倒したじゃないか、それに恐怖に打ち勝って立ち上がって、俺を守ってくれただろう。夢の中でも負け無いさ。」


 背中をポンポンと叩いて、なだめる。


「倒したのは、お父さんとお母さん、立ち上がれたのもルシア様のおかげ!私一人では何もできなかった!お願い、眠るまで一緒にいて!」


 完全に駄々っ子だ。さすがに夜這い目的とかではなく、本気で怖がっている様なので、むげに追いやれ無い。


「やれやれ、まだまだ子供だな。わかったから、今夜だけだからな。」


「ルシア様、ありがとう!大好き!」


 モニカは私をぬいぐるみの様に、大きな体(私から見て)を使い抱きしめる。胸の位置に私の顔がくる。端から見ると姉と弟が仲良く寝ている様に見えるが・・・。


 こ、これは、ヤバイ、ああ、良い匂い、ヤバイって。だが相手は悪夢に怖がっている子供、たとえ体が大人でも子供相手に変な感情を持っちゃダメだ・・。ああ、柔らかい。


 殺す気か!


 相手が自分より大きいので子供に戻った様で甘えたくなる感情と、大人としてのエロ感情と、泣いている子供の面倒を見る親の感情のせめぎ合いで気が狂いそうになる。明日になったら死んでいるのではないか私は・・・。


 必死で精神抵抗していたが、とうとう疲れと酔いで寝てしまった。


 翌日、モニカが私を起こす。


「ルシア様、起きて、朝だよ。」


 ああ、寝てしまったのか・・・。


「ルシア様、寝顔可愛かったよ!」


 まるで、弟を見る姉の様に優しい眼差しで覗き込む。ドキっとした。もう、勘弁してくれ。


「しかし、モニカもまだまだ子供だな、怖い夢見て寝れ無いなんて、村の子供が聞いたら笑われるんじゃないか?」


「しょ、しょうがないでしょ。とても怖かったんだから!それにあのモンスターの怖さは半端なかったよ。」


 確かに、三人の冒険者のアンデッドをグチャグチャにして作り上げる工程も見せつけられて、トラウマものだった。私もゲームとかでそう言うのを見てなかったらやばかったかも知れ無い、もしくは精神力15のおかげかも知れ無い。


「わかった、わかった。確かにあれは半端なかった。」


 同意してあげた。そして、タオルを用意していつものルーティンの水飲んで顔を洗うをやって、立ち上がる。


「私もお水欲しい!ルシア様〜。」


 本当に甘えん坊め!可愛すぎやろ!


 手のひらに「水作成」で水を作成し、モニカの掌に注ごうとすると、モニカが私の掌の器を口に運び、そのまま飲み干す。何これ、めっちゃドキドキする。モニカは狙ってやっているのか!?


「美味しい、ルシア様ありがと!」と言ってモニカも立ち上がる。


 天然か、天性の小悪魔、これは危険だ!気をしっかり保たないと!モニカの危険度を再認識し、心を強く持つことを誓う私だった・・・。


 村長の家の食堂に行くと、オーガの里の様に飲んだくれ達が折り重なってぶっ倒れている事はなく、朝食の用意がされていた。タニカルさん達はすでに座っていた。


 なんかタニカルさんと話すのが気まずいが、一応言い訳をしようとしたら、タニカルさんから謝られた。


「昨晩は申し訳ありませんでした。モニカがどうしてもルシア様に添い寝してもらうと聞かなくて、でも、あの悪夢から救えるのもルシア様しかい無いと思い、モニカを止められませんでした。」


 タニカルさん達もこの事は知っていた様だ。でも、それだけじゃないだろうと思う。ルモアさんがツヤツヤした顔でいたので、おそらく夕方の部の後に一戦、モニカがいなくなってから一戦以上したのだろう。


 モニカもしっかり寝られて元気だった。私とタニカルさんは、ちょっと疲れていた。でも、タニカルさんのは良い方だよね。


 私に押し付けてゆっくりしっぽり楽しかったんだろうね!こっちは精神的にも大変だったんだよ!


 朝食の後で確認したが、あんなに精神力を使い死ぬ様な思いをしたが、パラメータは一つも増えていなかった。(ですよね〜。)


 予定通り、今日出発するために準備を進める。タニカルさんは穀物を大量に仕入れていた。村長からはお礼に無料でたくさん渡そうとしてきたらしいが、タニカルさんは断り、正規の価格で購入した。清廉な人だ。


 私はお金を持ってい無いので、村等から善意でくれたお酒をありがたくマジックボックスに入れた。日本酒っぽいお酒10本と焼酎っぽいお酒を10本。


 いや〜、マジックボックスの中身の大半がお酒になってきた。嬉しい事だ。


 出発までもうしばらくかかりそうなので、魔法の訓練をする。できるか確認したいことがあった。私には攻撃手段が物理攻撃の石弾と魔法攻撃(炎)の火矢しかない。

だが、聖属性付与している石を用意すれば物理攻撃(聖)ができる。予め用意しておかなければならないが。


 そこで、マジックボックス内のアイテムに魔法を行使できるかを確認したい。論理的には可能かと思っている。マジックボックスは自分の所持枠として概念化されている。


 石弾でマジックボックス内の石を飛ばせるのも、所持する石という概念があるから打ち出せているのだろうと結論付けた。


 そうなると、聖属性付与は1メートル内の目標のアイテムに聖属性を付与するのだから、所持するアイテムを聖属性付与の対象にできるのではないかと考えている。


 もちろん、認識でき無いものに付与する事はでき無い。相手が隠し持っているアイテムに付与することはでき無い。マジックボックスも視界には無い。


 ただし、認識はしている。


 よって私のマジックボックス内にあるアイテムに聖属性付与が出来るはずだ。そして、そこらの概念などを組み上げプログラミングする。集中し、石弾で飛ばす石を選ぶ時の様に、石を選び聖属性付与魔法を発動する。


 失敗した。発動しなかった。


「聖属性付与魔法(1消費)」を繰り返す。


 20回程試した時に、マジックボックス内の小石に聖属性を付与できた。おっし、考えは合っていた。


 これで、咄嗟に聖属性攻撃が必要になった時に対応ができる。聖属性付与への理解度が高まった事で成功したと考えるべきか、やはりトライアンドエラーを繰り返し、訓練することで習熟し、可能としたのだろう。


 この世界の魔法はやりごたえあるな。私はゲームも魔法に熟練度がある物が好きだ。使い込んだ魔法が強くなって行く、やり込み系は燃える!


「ふ〜。」


 自分の考えが成功し、満足する。それをモニカがじーっと楽しそうに見ている。集中して気づかなかったが、ずっと見ていたようだ。恥ずかしい!


「ルシア様って魔法の鍛錬している時って楽しそうですよね。」


 そんなふうに見えていた?ニヤニヤして気持ち悪かったかな。


「そうか?まあ、魔法は俺の唯一の取り柄だからな。嬉々としてやっているのかも知れ無いか。」


「そんなことないよ、ルシア様は魔法だけじゃないよ、頭もいいし、判断力、戦術・戦略もすごいよ!」


 自虐に聞こえたのか、フォローしてくれている様だ。モニカが人をフォローするなんて、成長したな〜。と思っていると。


「また、なんか失礼なこと考えているでしょう。」


 む〜とむくれる。最近、私の考えがすぐバレる。さすがタニカル夫妻の娘ってところか。次の目的地は自由都市ビュアロスか。


 ワクワクが止まらないな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る