第5話 巨獣大決戦(小人視点)

「拠点に帰る前に軍団蝙蝠を狩るので、あっちに向かってくれ。」


 いつもの狩場を指差し、ファルスを促す。


「我も、蝙蝠、戦ったが、勝てずに、逃げた。あれを、倒せるのか?」


 まあ、戦士・剣士では多勢に無勢だよな。


「まあ、見てな。雑魚魔術師の悪あがき魔法を見せてやるよ。(ニヤリ)」


 「火矢(10消費・32分割)」2回で2グループを難なく倒し(分割中の集中時はファルスに守ってもらった)40匹近くの丸焼きと生焼きを手に入れ、拠点を目指す。


 ファルスも、私を抱えながら、凄まじい敏捷性で蝙蝠の特攻を回避した。あまりの速度で何度も集中が途切れて、難なくではなかったのだが、黙っている。帰りがけスライムに出くわしたが、面倒なので逃げてもらった。このオーガ、速い!体も少し赤みがかった肌なので、赤い彗星と名付けたい。


 拠点に到着し、ファルスには膝たちでハイハイしながら、拠点内部に入ってもらい、内部であぐらをかいて座ってもらう。吹き抜けの縦穴でないところでは、座っていてもギリギリ頭がつきそうだった。


「とりあえず、残りの生焼き蝙蝠を焼くから、食いながら「剣狩り」の強さを教えてくれ。」


 ファルスは一口で蝙蝠の丸焼きをバリバリ骨ごと噛み砕きながら食べ、たまに話す。


「(バリバリ)『剣狩り』(バリバリ)剣の達人(むしゃむしゃ)剣での(むしゃむしゃ)攻撃・・・。」


「ああ、もう先に食べよう!」


 ファルスの方に焼いた(普通の)蝙蝠を次々に放り投げる。自分はちゃっかりリーダーのだけを食べる。


 ファルスもたらふく食って落ち着いたか、淡々と『剣狩り』についてや、自分の事、一族の事も話してくれた。その後、自分も『召喚勇者』『勇者』の部分は省いて、女魔術師に経験値を得ることが出来なくなる呪いをかけられ、捨てられた様な感じで話す。


 『剣狩り』の強さは剣技・力・体格も上、敏捷性だけがファルスの方が上、『剣狩り』は物理ダメージの効きが悪く、再生能力も高い。『剣狩り』の肉体は英霊を奪うときに殺されたオーガの勇者の肉体らしく、そこに英霊ロワナが流し込まれて作られ、勇者に宿った英霊ロワナに何人ものオーガが倒されたらしい。


 こんなことができる魔術師がこの世界には居て、悪事をしている。怖いな〜。魔法の剣でもあれば勝機はあるかも知れないが、一族に魔術師は居なく、魔法の剣も手に入れられなかった様だ。


 里の近くに人族の里があって、そこには魔法使いはいた様だけど、自分の里と同じく被害を受けていたので、助力を得るのを躊躇ったらしい。


 今回の元凶の魔術師は、どこぞの勇者御一行様に討伐された様だが、『剣狩り』は開放されなかった様で、一族の猛者が何人も討伐に来て返り討ちにあった様だった。

今回、ファルスがやられると、もっと若い世代が討伐に向かう事になり、おそらく失敗するだろうと言った。


 先祖の勇者の解放を諦めると言う選択肢はないらしい。そう言う民族らしい。


 切羽詰まっていたのだな。しかし、勝てるか?まず、ファルスの大剣を聖属性にしても、剣技が上の相手に有効打を入れられるのだろうか。


 高所から援護射撃でサポートか、しかし、乱戦時、邪魔になる可能性もある。使い所が重要だな。他に何か相手を弱体化させる手段があれば、聖水とかそう言うのが・・・。


 う〜ん、決定打がない。


 100%勝てる戦いしかしたくない。だが、現状は無理、せめて勝率を上げる策がいる。ああ、そんなのわからんわ。


 軍師でもなければ策士でもない、ただのエンジニア崩れのゲーマーでグダグダの中年だった私がそんなのできる訳が無い。ゲームだってめちゃめちゃレベル上げてから行くタイプだし。


 だが、時間かけても自分の強さを上げる手段は無い。魔石での習得できる魔法も前提条件が無いものしか習得できないので、強い魔法は習得できない様だし。


 悩んでいると、視界にあった物体に気づく。『ソウルリーフ』。魔除けにもなり、死体から養分を吸収する。しかし、弱いモンスターって書いていたな。


「ファルス、このソウルリーフを周りにばら撒いたら少しは「剣狩り」の動きを鈍らせることは可能か!?」


「・・・、可能、かも知れない。」


 よし、だがまだ足りない。決定打ではない。他に無いか!ソウルリーフの幹を触りながら考える。ソウルリーフは伐採後、すぐに光を失っていく、効力もすぐに減っていくだろう。


 でも根ごと持っていけば行けるか。マジックボックスなら持っていける。絞り汁とかを浴びせれば効果高そうな感じがするが、絞っている間に効力は飛んでしまうだろう・・・。入れ物もないし。ファルスに絞りながら戦わせるとか絶対無理だろうし・・・。


 決定打ではないがソウルリーフを戦場にばら撒く作戦で行く事に決定した。だが、どれだけ持っていくかだ。ここはこれのおかげで、寝ている間にスライムに襲われずに済んでいる。だが、少量だと効果がないかも知れない。


 背水の陣で全て刈り取って持っていくか、それならば戦闘エリアに多くのソウルリーフをばらまける。ただ、負けて生き延びても、もうこの拠点は使えない。


 ファルスも差し違いの覚悟だろう、逃げ延びることは考えていないだろう。一人でソウルリーフ無しで睡眠を取れるだろうか、取れるかも知れないが、危険度はとても高くなるか。


「ファルス、ここのソウルリーフを全て引っこ抜く、根っこごとだ。」


 背水の陣を決め、覚悟を決め、ファルスに手伝う様に促す。ファルスもルシアが覚悟を決めたことを感じ取り、次々と無言でソウルリーフを抜きまくる。膝たちの体勢だが、軽々と抜いていく。ルシアは抜くのにとても苦戦していた。


「我が、やる。」


 言葉少なく、ルシアを下がらせて、ソウルリーフを次々に抜いている。ある程度抜いた後、吹き抜けの下のソウルリーフだけになった。


 今後、誰かが捨てられた時のために置いておこうとは思ったが、この分で負けてしまったら目も当てられないので、全て抜く様にファルスにお願いした。何本か抜いた時、ファルスの手が止まる。


「どうした、ファルス。」


 どうやら、根元の白骨したいを見ている様だ。大きさからすると同じオーガ族の白骨死体らしい。


「この、骨は、我の、父、だ・・・。」


 白骨死体の右手首に金属製の腕輪があった。ファルスはその腕輪を握りしめ、自分の手首にはめる。


「――――、―――――!」


 おそらくオーガ族語で勝利を誓っているのだろう。


 そうか、私はファルスの父親に命を救われていたのかも知れない。そして、ファルスを救い、『剣狩り』討伐にいく。なんだ、これは、偶然すぎるだろ!


 最悪、負けそうになったら、ファルスを捨てて逃げ出すことも選択肢に入れていたのだが。


 逃げは無しだ!絶対勝つ、何がなんでも!前世では成功経験が殆ど無いので、最悪の状況も考えて、いつも逃げ腰だった。今も、なんとかして逃げ出したい。だが、逃げられない。


 ファルスに貸しはあると思っていたが、借りもあったのだ。絶対逃げない、見捨てない!ファルスの父の亡骸に私も誓いを立てる。


 準備は整った。いくつかのソウルリーフを入り口付近に並べ、スライムの進入を阻み、明日の決行まで身体を休める事にした。拠点のソウルリーフも刈り取り、ずいぶんすっきりしてしまった。寝転がったファルスと目があってしまった。


「ルシア、出口、教えとく、最悪、逃げろ。逃げる、時間、稼ぐ。」


 ファルスは私の心の奥底を感じ取っていたのかも知れない。だが、それはファルスの父が見つかるまでの事、今は違う。いや、逃げ出せるのならその話に乗っかりたいとは思う。


 でも・・・。でも、もう出来ない。誓ってしまったから。前世では、こんな気持ちになることはなかった。今の自分に酔っていて、正常な判断が出来ていないのかも知れない。でも、今の感情・気持ちは失いたく無い。そう、なぜか思う。


「出口は、倒してから一緒に行く。一人だけで脱出はない!」


 ありがたく聞いておけばよかったかも・・・・。ちょっと後悔していたが、


「わかった、ルシアの、覚悟、我も、絶対、勝つ!」


 何か熱いものが込み上げて寝れる気がしない・・・。


 ・・・・・ぐっすり寝れました。


「ルシア、行くのか。」


「行こう!」


ノコノコ、ノコノコ。


 「行こう!」と気合を入れたが、ファルスの肩車された状態で、『剣狩り』のところに向かう。


 遠目には子供思いのお父さん状態で温存しながら進む。かっこつかないな〜。私らしいといえば私らしいが・・・。


 温存のため、スライムも蝙蝠も避けて通る。いや、ファルスといると基本スライムは避けていくし、蝙蝠は私を避けていく。温存したまま進めそうだ。



 流石、ファルスはでかいだけあって、私が徒歩で進むより遥かに早く進む。あと、いつもは慎重に警戒して進んでいるので、さらに早い。警戒はしているが、行軍速度はファルスに任しているので、警戒に集中できて、とても効率が良い。


 そろそろ、ファルスがズタボロにされた場所につく。あたりにはいなさそうだ。

この先にいつも陣取っており、その先を進むと出口にたどり着くそうだ。ただ、一本道ではない様なので、出口までは道案内が必要そうだった。



「作戦って程ではないが、手札はこれしかない。あとは全力を尽くすのみだ!」


 ファルスもうなづく。方針はこうだ。まず、ファルスの大剣に「聖属性付与」をかける。あと、5つほどの石に「聖属性付与(2消費)」をかける。持続時間が1/5になるが効果は変わらない。


 戦闘が始まったら戦闘エリアにソウルリーフをばら撒いて回る。ターゲットにされたら、急いで高所に登る。あとは、魔法で援護する。乱戦なので、精密射撃が重要になってくる。間違ってもファルスに当ててしまっては意味がない。


 あとは・・・・、総力戦だ。


 息を飲む。まるで、魔王に戦いを挑む勇者だな・・・。やっぱ、私には似合わないな。


「ルシア、来たぞ!」


 ファルスの叫びでのあと、凄まじい速さで飛びかかってきた。なんつう、敏捷性!これでアンデッドかよ!


 ファルスが大剣を構えて、自分はマジックボックスからソウルリーフを取り出し、ばら撒き始める、敏捷性はファルスの方が上で攻撃をかわしながら、ソウルリーフをばら撒いた場所に誘導する。


 そのすきに、戦闘エリア全体にばら撒き始める。撫で斬り1発で死ねるので、二人の間合いを見極めながらの行動になり、息継ぎを忘れるぐらい気を張って行動する。


 全てのソウルリーフを撒いた時に、ファルスが叫ぶ。


「いけるぞ!再生しない!」


 どうやら、『剣狩り』の再生能力を封じる事に成功した様だ。あと、聖属性大剣の効果も効いているらしく、互角の戦いを繰り広げている。


「やった、勝てる!今度こそ脱出だ!」


 と言っても互角ならアンデッドに体力負けしたら意味がない。敏捷なスライムの核を狙い続けて習得した『精密射撃』で援護する。


 聖属性の弾丸は『火矢』ほど習熟していないので、ここぞで使う事にして、何千何百と打ち込んできた『火矢』で援護射撃だ。


 ダメージは望まず、敵に気を適度に引いて、思考に負荷をかける戦法だ。バトル漫画の知識であるが、効果的だと思う。


 ファルスと挟み込むように、高所からの狙撃。弾速を上げさらに命中率を高め、武器を持った腕、踏ん張る足の関節などを狙う。


 大したダメージは出せないにしても、当たると敵の動きが鈍り、そこにファルスが大きな攻撃を叩き込む。


 初めての共闘なのに、お互いに良い連携をしているのではないか。いや、ファルスの戦闘技術が高いのだろう。私は、ファルスの戦いの邪魔にならない程度に、敵の隙を作る攻撃に集中する。


 戦いもこちらが優勢だが、相手も考えて動いているようで、挟み撃ち状態を崩してくる。うまく立ち回り、私の狙撃にファルスを盾にするように回り込んでくる。敵も私の攻撃を無視出来なくなったのだろう。


 だが、私の『精密射撃』からは逃れられないよ。体の小さい私の射線なら、ファルスの後ろから股下や脇からでも十分狙撃が可能だ。それにファルスの後ろなら下に降りても大丈夫だろうと降りる。


 優勢で敵に自分の攻撃が有効と認知されたことで、完全に浮かれていたのかも知れない。高所からの攻撃は防御の観点からも有利だったのに、それを捨ててしまったのだ。


 完全に油断していた。もう、勝った気でいたのだ。


 『剣狩り』は歴戦のオーガーの体を使用し、オーガたちの英霊を降ろして作られた戦闘のプロなのだ。私のような素人が戦術で勝てるわけないのだ。


 釣られた。(訳ではなく、勝手に自分が釣られに行ったとしか思えないが)


 一瞬、『剣狩り』とファルスの間合いが開いたと思うと、『剣狩り』の顔が、こちらを向く。『剣狩り』が体に突き刺している剣を抜き、自分に向かって投げつける。

しまっ、死んだ!


 目を瞑り、痛みが襲うのを待った。・・・・、痛みなく死んだのか!?おずおずと目を開けると、ファルスが仁王立ちになって守ってくれていた。


 ファルスの神速で私を庇ったのだ。


「ファルス!!!!」


 私の位置からして、剣が刺さった位置は太腿、ファルスの武器の敏捷性が失われる。そして、ファルスに向かって『剣狩り』が襲う。


「ルシア、逃げろ!」


 そう言って、私を蹴飛ばす。


「う・・・。」


 少し離れた所で、ファルスが『剣狩り』の猛攻を剣で受けているが、このままではすぐにやられてしまうだろう。


「ファルス!!」


 私のせいだ!私のせいだ!私のせいだ!私のせいだ!自分のせいで人が死ぬ!知り合いが死ぬ!友が死ぬ!絶望と恐怖で体が動かない。


『剣狩り』はファルスが粘るので、ターゲットを私に移す。ファルスはもう移動できない。ファルスは、『剣狩り』の背中から腕を回し、腹の前で腕をくみ、羽交じめにする。


「ルシア、逃げろ!」


 『剣狩り』がファルスを無視して歩き出す。『剣狩り』を貫通している剣たちがファルスにダメージを与えている。それでも、ファルスは離さない。


「ファルス!」


 私なんかのために!!私なんかのために!!


 考えろ!こんなゴミ屑の私を命がけで逃がそうとしているファルスを救う方法、『剣狩り』を倒す方法を!!少ない脳味噌をフル回転させる。鼻血も出てきた。アドレナリンが体をめぐる!


 これしか無い、これにかけるしか無い!


 そして、方針が決まり、『剣狩り』に向かって走り出す!無我夢中に、そして『剣狩り』の間合いに入り、剣が振り下ろされる。それでも、スピードは落とさない。


 ファルスが最後の力を振り絞って『剣狩り』の体勢を崩す。剣はズレたが、少し掠った。それでも止まらず、そしてジャンプし、『剣狩り』に抱きついた。


「うぉぉぉぉー!」


 体に張り付き魔法を発動させる「聖属性付与(10消費)」を3つ、「剣狩り」の体に刺さった大剣と片手剣と短剣にかける。

すると、『剣狩り』の体が聖なる光で燃え上がる。


「っがぁぁぁぁぁぁーーーー!!!」


『剣狩り』が暴れ出す!


 私も簡単に跳ね飛ばされる。


 そして、聖属性のかかった大剣を引き抜こうとする。


「うぉぉぉーーーー!」


 ファルスが片足立ちのまま近づいて、足元にあったソウルリーフの根本を手刀で斜めに切り落とし、ルシアを狙った剣が刺さっていた傷口に突き立てた!


 突き立てられたソウルリーフが輝き、急速に成長するし、見る見る『剣狩り』から力を吸い取って行く。散乱した多くのソウルリーフも足に根を絡ませ始めて、吸い取り始める。気がつくと、『剣狩り』から太く成長したソウルリーフがたくさん生えていた。


 『剣狩り』はもう身動き一つしない。


「ふふふふふ。」


「ふはははは。」


「ワッハッハッハー。」


 ファルスもルシアも寝たまま、笑い出す。そしてお互いを視認せずに、天井に向かって拳を上げる。


「やったぞ!ファルス!」


「ルシア!勝ったぞ!」


「イタタタ、痛いけど笑えてくる!」


「はあはあ、ルシア、治療頼む・・・。」


「待ってろ、ファルス。」


 『剣狩り』の振り下ろしをちょぴっと受けた肩を押さえて、ファルスのところに近づく。残りの魔法力で「小治療」を発動して、ファルスを癒す。出血で死ぬことは無いだろうが、魔法力が心許ない。


 マジックボックスからアシッドゼリーを取り出したべる。ファルスには蝙蝠の丸焼き(リーダー)を二つ渡す。背中合わせで二人とも無言でたべる。


 少し回復したのかファルスが立ち上がり、『剣狩り』の所へ行き、突き刺さっていた大剣を引き抜く。あと、片手剣と短剣も引き抜く。


「・・・・・・。」


 晴れ晴れとした表情で、ルシアの元に戻ってくる。


「この、大剣は、父、のもの。この、剣と、短剣、は、兄の、もの。父、と兄を、一族、の元に、届ける。」


 そうか、ここを出られたらもうお別れか、ファルスは一族を守るために、里を離れられないだろうし・・・。


「ルシア、一緒、に来ないか?お礼、したい。」


マジか?涙出そうだ。


「ああ、ついでに色々教えてくれ、この世界のこと!」



 少し休んでから、ダンジョンを脱出する。日の光を望んでいたが、出る頃には夜になっていた。日の光は明日にお預けだ。だが、空気が美味い。


「たどり着いた、生き抜いた、やった!やったーーーー!」


 本当は日の光を浴びて叫びたかったが、もうなんでもいい!ファルスもつられてガッツポーズしている(笑)父と兄の仇を取り、ご先祖の苦しみを解放したのだ。ファルスも何か込み上げるものがあったのだろう。

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