♡:｡.孤独だった私に手を差し伸べてくれた人がいた｡―― それぞれの思い出を抱えて私は生きてゆく ――｡:♡『アイノカタチ』はいろいろ♡

第6話 『アイノカタチ』・・はいろいろ

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　だけど、食事が終わり連れだって学食を後にし、

それぞれの講義に向かう時になって別れ際、芽衣が言った。

　「さっきの声の大きかった人（真理子）、めっちゃ奇麗な人だね」

　「・・そうかなぁ」

　「そうだよ」

　芽衣のほうが奇麗だよって言いたかったけど、正式に交際しているわけでもないのに、それは不味い気がして口にしなかった。