第14-1回「新たなる戦地へ」


 ホーホックの森を、敵から奪還だっかんした次の日。

入れ替わるようにやって来た整備班や、防衛の役目をになう兵隊の到着を確認してから、ホックヤードのとりでへと、引き返す事になった。

今日の空は、どんよりとくもっている。

向こうに見える山の方は、濃く集まった雲のかたまりで、もうもうとめられており、不穏ふおんな印象をただよわせていた。



 今にも、雨が降り出しそうだな・・・・・・。



そんな事を、胸の中でポツリとつぶやきながら、視線を前に戻してみた。

オッドマン副部隊長やモーリーさんが、堂々とした足取りで、真っ直ぐに、砦だけを見据みすえて、歩き続けている。

ふと後ろを見てみると、トミーさんにリリス、それに自分達以外の班が続いて歩いていた。



 リリスや、班の皆は大丈夫そうなのだが・・・・・・。



その周りに目を向けてみると、疲労ですっかり参ったような表情を浮かべている人や、うつろろな目で歩いている者もいる。

担架たんかに乗せられている人も、ちらりと列の中から見え、その中には、くすんだ色の体になった、ピクリともせずに、横たわったまま者もいた。


「し、死んだのかな・・・・・・」

「やめとけよ。あんまり見てやるな」


 つい漏れ出てしまった言葉を、トミーさんにたしなめられる。


「す、すいません」



 あの動かない彼にも、仲の良かった人や、家族が居るんだ。

 気安く、死んだ、なんて言うべきじゃなかった。



迂闊うかつな事を口走った自分を、いましめるように目線を下に向ける。


「大丈夫、そのうち慣れるさ。こればっかりは、どうしてもけらんねえからな」


 トミーさんは、そう呟いてから、再び前を見据え直した。



 この光景に、・・・・・・。



そう、胸の中で呟きながら、後ろを振り返ってみると、エディさんもリリスも、えて列の方に目を向けないように、歩いていた。

その後ろを歩いているディアナさんは───。

なんだか物憂ものうげな目で、冷たくなったを見つめてから、また前を見据えて、スタスタと歩いていた。



 俺も、よく考えたら・・・・・・。

 無心とはいえ、敵をってしまったんだよな・・・・・・。

 彼らにも、身内や家族が、居たりするのかな・・・・・・。



うれいた彼女の視線が、頭の向こうでずんと、重くちらついてくる。

そのたびに───。



 自分のしてきた事は、正しかったのか。



という言葉が、頭の中に浮かんできた。


「開けてくれ!オッドマンの部隊だ!」


 ハッと意識を戻し、声のした方へ顔を上げると、モーリーさん達は立ち止まって、砦と対面していた。

門番の合図で、鈍い音を立てながら、少しずつ開いていく大扉。

開かれたその向こうには、昨日と変わらない光景が広がっていた。

完全に開かれるのを待たずに、彼らは中へと足を進めていく。

俺も、ゆっくりと進む、人の波に乗って、流されるように中へと足を踏み入れた。


「おお。みんな、よくやってくれた」


 俺達の到着を待ちかねていたように、そう話しながら、こちらに歩み寄ってくる砦の部隊長、エンブル。

その側に居た人の姿に、アッと口が、開きそうになる。

スタックス支部長が、そこに立っていたのだ。


「良かった。みんな、無事だったんだな。いやあ、良かった・・・・・・」


 俺達が、ここまで帰って来られた事に、心から安堵あんどするような表情を浮かべて、彼が笑いかけてくれている。

あまりにも意外な出会いと、安らぎをたたえたその笑顔に───。

釣られるように、笑い返してしまった。


「どうした。何か、大事な話でもあるのか?」


 彼の笑いをつように、間髪かんぱつれず口を開くモーリーさん。


「ああ・・・・・・。その、これからの仕事について、ちょっと」

「分かった。俺は事後じご報告ほうこくがあるから、また後で聞くよ」


 彼の問いかけに、少し表情が暗くなる支部長。

ふくみを持たせたような返事に、モーリーさんは特に気にする素振りも見せず、そう言って部隊長の方へと歩み寄っていった。



 分かっている、また面倒な用件なんだろ・・・・・・。



とでも言うよな、表情を浮かべながら。


「それにしても、支部長が居るとは珍しいな。でも、どうしてここに居るんだ?」


 うっすらと漂う、暗い雰囲気を振り払うように、声をかけるトミーさん。


「久しぶりの大仕事だからね、つい心配で、来てみたんだよ」


 彼の問いかけに答えるスタックスさん。

トミーさんも、それに笑い返そうとするが、後ろから聞き馴染なじみのある声が、ふと割り込んでくる。


「それと。また何か、面倒な仕事の打ち合わせもあって……。そういう事なんだろ?」


 ディアナさんが、彼にそう問いかけている。

彼女もまた、支部長のを、理解している様子だった。


「・・・・・・まあね。なんでもお見通しだな、参ったよ。ははは・・・・・・」


 そう言いながら、乾いた笑いを浮かべて、小さく頭をかかえる支部長。



 疲れて帰って来たところに、こんな話を持って来て、申し訳ない。



とでも、言うように。


「で、支部長。その新しい仕事、っていうのは・・・・・・」


 苦笑いの落ち着きを見はからったように、リリスが尋ねている。

彼は、うん・・・・・・、と呟いてから、気まずそうに口をゆがませて、答えた。


「その・・・・・・。『ヘクト11のとりで』の見張りとして、人を回してくれないか、という話がきてね。みんなの意見を、聞こうと思ったんだ」



 ───。



その言葉を聞いた瞬間、ディアナさんのほほが、一気に引きつる。



 彼女ですら萎縮いしゅくしてしまう、ヘクト11、という砦。

 そこは、それだけ恐ろしい場所、という事なんだろうか・・・・・・。



わずかに緩んでいた体の筋が、キュッとまりそうになる。


「えっと、その・・・・・・。どういう所なんですか?って所は」


 聞いてみたい、という気持ちに押されて、つい口走ってしまう。


「・・・・・・そうだね。アール君には説明していなかったな」

「うん。せっかくだ、教えておかないとな。の事も」



 激戦地───。



支部長の後に続いたディアナさんの言葉に、固唾かたずを飲んでから。

彼らの口から、その砦について、現在の戦局について、教えてもらう事にした。




 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




 大きな川をはさんだ向こうに、かつて存在していた北方への中継都市、ヘクト。

そのヘクトを囲むように、10のとりでが築かれ、都市を守っていたのだが───。

魔物の猛攻もうこうによって、町も、砦も徹底的に破壊され、奪われてしまい───。

今では『ヘクト10』の補助として建てられていた、小さなやぐらを改良した砦『ヘクト11』のみを残して、なんとかえている状態なのだという。



 ヘクト11を奪われると、最前線最後の防衛都市『アウターバン』の町は、またたく間に、敵の手中に落ちる。

 なんとしてでも、この砦だけは、守り抜かなければならない。



そういった事情もあり、ヘクト11では、毎日のように偵察ていさつと、り合いの繰り返しが、敵味方入り交じるように行なわれており───。

その苛烈かれつさは、ここでの見張りからもう一段厳しく、ツラいものなのだという。


「そこに、俺達が・・・・・・」

「ああ。ヘクト10を奪還だっかんする為に、と偵察を出したら、損害が出たらしくてね。急ぎでどうにか、人を回してくれないか、とジュロマン公と将軍が、要請ようせいしてきたんだ」


 俺の言葉に、支部長は返事をしながら、うなずきを挟みつつ、周りの皆にも目を向けている。


「えっと・・・・・・。全員来てくれ・・・・・・って事なんですか?」


 不安そうな表情で尋ねるエディさんに、彼は首を横に振った。


「いや、そうじゃない。2人、腕の立つ者を頼めないか、という話だよ。だから、まあ・・・・・・。行ける人は、限られてくるのだが」


 険しい表情を浮かべながらも、そう答える支部長。

腕の立つ───と言われて、2人の顔が、頭の中に浮かんできた。


「支部長、いくらだ」


 彼の真横で、モーリーさんが尋ねていた。


「うおっ・・・・・・!も、もう終わったんですか」

「ああ。それで、いくらだ」


 間をけずに尋ねる彼に押されながらも、少しうなり声を上げてから、スタックスさんは返事をする。


「この砦の仕事と、同じ日数。5日で金貨6枚、6ルーツって話だ」

「倍だな・・・・・・。じゃあ俺は引き受けた」


 顔色一つ変えずに、激戦地での仕事を即決そっけつするモーリーさん。

彼の言葉には、何かしんの通った信念のようなものが、込められているような気がした。

ふと、そのひとみに目を向けてみると。



 自分の為ではない。

 自分の待ってくれている、その人の為に、かせがないと。



そんな、覚悟のようなものが、奥でギラリと、光っているような気がした。


「で、みんなはどうする。ことわるなら断った方がいい。俺も断るよ」


 その後に続いた、モーリーさんの言葉に、思わず頭の中が、疑問ぎもんで満たされた。

即決しておいてすぐ、今度は断るという言葉を、彼は自分から、口にしたのだ。

えっ、と言うような表情を浮かべて、スタックスさんも目を丸くしている。


「モ、モーリーさん?」

「要請、なんだろ?みんなが辞めておくというなら、断れるはずだ。向こうも、無理に頼んできた訳じゃないんだろ?」


 彼の言葉に、ああ、と声を漏らしながら、スタックスさんは頷き返していた。


「うん。モーリーさんの言う通り、断ったら他に話が回るだけだな。まあ多分、ダンフォード商会あいつらの所に、もう一度いくだけだと思うけれど・・・・・・」

「で、どうする。今なら断れるが」


 彼の問いかけに、皆うつむいて、考え込んでいた。


「俺は、うーーん・・・・・・。別の奴から、あそこの話聞いているからな。正直・・・・・・」


 苦笑いを浮かべながら、トミーさんがつぶやくように、声を発した。

ディアナさんも珍しく、俯いたまま、まゆをひそめて考え込んでいる。

エディさんは気まずそうに俯いたまま。

リリスは───なぜか俺の方に目を向けていた。



 アール君は、どうするの?



とでも、言うように。

彼女の視線で、ふと、ある疑問が浮かんでくる。


「えっと・・・・・・。もし断ったら、支部長はどうなるんですか?」


 答えを先延ばしにするつもりじゃないが、その事が気になり、スタックスさんにそう、尋ねてみる。


「うん?あ、そうだね・・・・・・。将軍に嫌な顔されるだけだよ。気にしないで」


 彼はそう言いながら、笑い返してくれた。

だが、その目は明らかに笑っていない。



 参った事になるな・・・・・・。



と、今にも呟きそうな表情で、乾いた笑いを浮かべている。

険しい表情を浮かべたままのモーリーさんと、目線をらして考え込む皆。

その様子を見つめながら、俺も胸の中で、もう一度考え直してみた。



 皆の様子と話で───。

 ヘクト11の役目が、とても厳しい事だというのが、痛いほど分かる。


 取って取られて、って斬られて───。

 双方にらみ合いの中で、明日を迎える保証も無いまま。

 激戦にまれて、まれそうになる日々。



 行かなくてむなら、それに越した事は無い。

 でも───その気持ちを持っているのは、自分達だけじゃない。


 他の兵隊さんや、ダンフォード商会の人達も、同じように、持っているんだろう。

 普段の仕事よりも、高い報酬ほうしゅうが見返りであるとしても。

 つい、尻込みしてしまうほどに、それはツラいものなんだ。



 誰もが、その役目を嫌がっているんだ。

 断っても、スタックスさんが矢面やおもてに立たされる。

 矢面に立たされて、ツラい状況を突きつけられる。



 受けてしまえば・・・・・・。

 モーリーさんは、やると言ってくれているんだ。



 あと1人───。

 受ければ、スタックスさんの気持ちが───。

 お世話になったお礼を、少しでも返せるかもしれない。



 それなら、やってみよう。

 自分に今ある力で、それが出来るかどうかは分からないけれど───。



 少しずつ場数も踏んで、出来る事が増えてきたんだ。

 少しでも、やれる事があればやってみたい。



「俺、やりますよ。俺でいいなら、行きます」


 思いを込めて、スタックスさんに、モーリーさんに、皆に、返事をした。


「・・・・・・本当に、いいのか?」


 重い口を開いて、モーリーさんが尋ねてきている。

俺は真っ直ぐに、その目を見つめながら、頷き返してみせた。


「アール君、本当に行くの?」

「おい・・・・・・。別に無理しなくていいぞ?断っても、おめえが怒られるわけじゃねえんだし」


 リリスも、トミーさんも不安そうな表情で声をかけてくれている。


「うん・・・・・・。私も、アール君を向かわせる事は、正直不安だね。まだ入って間もないんだし、何かしてあげたいという気持ちは、充分理解しているつもりなのだが。その・・・・・・」


 2人の言葉に頷くように、スタックス支部長も言葉をかけてくれている。



 そうだ───まだ入って、ひと月も経っていないんだ。

 心配されるのも当然だ。



「アール、無理して行くつもりなのか?それとも・・・・・・」



 行きたいから、行くのか?



と言うように、尋ねるディアナさん。

彼女の目を見つめ返してから、いいえ、と首を横に振る。


「俺、少しでも、何かしてみたいんです。お世話になった分、力になりたいんです」


 彼女は、何も言わずに、俺の言葉に頷き返してくれた。

その気持ち、確かに受け取った、と言うように。


「もしも、アールが来てくれるのなら、その腕前は俺が保証するよ。支部長の思っているより、彼は勇敢ゆうかんだ。突っ走る傾向もあるっちゃあるが・・・・・・。それもまだ、今は許容きょよう範囲はんいだ。彼は出来るよ。いや、思っているよりも、やってくれるよ」


 俺の決意に背中を押すように、モーリーさんは、支部長に言葉をえてくれた。

けわしい表情を浮かべていた彼も、こくこくと頷き返し───。

少しだけ、目を閉じてから、ゆっくりと口を開く。


「・・・・・・分かった。じゃあ2人とも、頼んだよ」

「ああ」


 モーリーさんの頷きに続くように、俺も頷き返す。


「アール君、絶対に無理をしたらいけないからね。必ず、生きて帰ってくるんだよ」

「大丈夫です、ありがとうございます」


 念を押すように、声をかけてくるスタックス支部長。

俺も、彼の言葉に笑顔を返す。

彼は、何も言わずに、不安げな表情をまとわせながらも、笑みを返してくれた。


「おーい。支部長、そろそろ食事にしようよ」


 ふと、聞き馴染みのある声がしてきたので、目を向けるてみると、ほろ馬車隊のマンソンさんが、手を振って呼んでくれていた。

彼の側では、副料理長のホーラーさんが、にこにこと笑っている。


「支部長、あれっていったい・・・・・・」


 不思議そうに尋ねるトミーさん。

その言葉に彼は。



 やっと、言いたい事が言えた。



と言わんばかりの笑顔を浮かべて、答えてくれた。


「いや、聞いたよ!一番手柄てがらを取ったってね。だから、私の自腹で、2人にも協力してもらって。今日はパーッと、お祝いしようと思っていたんだ!」


 そう言ってから、向けられる視線の先。

釣られるように俺も目を向けてみると、机の上に並べられていたのは、いつもの雑穀粥が待つ、光景では無かった。



 皿に盛られたソーセージの山に、籠に詰め込まれたパン。



ほかほかと、甘い湯気を立たせている鍋が、そこに並べられていたのだ。


「いいんですか!」

「ああ、よく頑張ってくれたからな!存分に食べてくれ!」


 エディさんも、頬を緩ませて、向こうで待っているご馳走ちそうに喜んでいる。


「よーし、なら行こうぜ!俺もう腹減って仕方ねえよ!」


 居ても立っても居られない、と言うように、机に向かって駆けていくトミーさん。

彼を追うように、皆もスタスタと、その後ろに続いていく。

一瞬で明るくなった、場の空気。

ここまでの頑張りを、労うように。

激地へおもむくその姿を、鼓舞するように。

待っているご馳走と、それに喜ぶ皆の雰囲気に、思わず頬が、緩みそうになった。



 ・・・・・・俺も、頑張ろう!



そう思い、彼らの向かった、その場へ足を運ぼうとした───。






その時。

後ろからの視線に、ハッと気づく。

リリスが俯いたまま、動こうとせずに。

ジッと、そこに立っていたのだ。


「リッちゃん?どうしたの?」


 彼女は、とても暗い表情を浮かべたまま、下を向いている。

ふと感触がしたので目を向けてみると。

そのやわららかな手で、軽く、引きめるようにして、俺の左腕をにぎっていた。


「無理だけは、絶対にしないでね・・・・・・」

「えっ」


 思わず尋ね返した言葉に、ハッと我に返った彼女は、その握っていた手をあわてて離して、さらに後ろへと退しりぞく。



 ただならぬ、暗い雰囲気。

 何か怖い光景でも、頭の中に浮かんだのだろうか。



彼女は、いつになく不安げなおも持ちで、俺の目を見つめてくる。


「ご、ごめん。つい、変な事考えちゃって」

「変な事、と、いうと・・・・・・?」


 ポツリと呟いた彼女の、その言葉が、雰囲気が気になったあまり───。

思わず、そう尋ね返してしまう。

彼女はつばを飲んでから、意を決したように、ゆっくりと口を開いた。


「なんだか・・・・・・。今日でもう、アール君と、会えなくなるかもって。そう思ったら、つい・・・・・・」



 ま、まさか。



と、出そうになった言葉を、慌ててふさいで腹の中に押し込める。



 そうだ。

 次に自分が向かう場所は、誰もが尻込む激戦地なんだ。


 彼女の心配は、もっともだ・・・・・・。

 

 これまでの感覚で行ったら、この首を、落とされるかもしれない。

 その心配を、ここで、一笑いっしょうしてはいけないんだ。



「分かった。ちゃんと生きて帰ってくるから。無理なんかしないよ」


 その暗い表情を、少しでもぬぐえるように。

大丈夫だよ、と思いを込めて、笑みをかける。


「・・・・・・絶対、無理しないでね」


 そう言ったリリスの頬が、少しだけ緩んだ。

安らぎを取り戻した、その面持ちに、俺もついホッと胸をで下ろす。


「2人ともどうした?」


 突然かけられた声の方に目を向けてみると、モーリーさんが立っていた。

その後ろでは、早く食べようと言うような視線を、席についた皆が、こちらに向けてきている。


「ご、ごめんなさい。行こっか」


 モーリーさんに返事をしたリリスは、そう言って俺に目を向けている。



 分かった、行こう。



と、俺も頷き返して、皆が囲んでいる食卓へと足を向け直した。

いつもと違う、砦に作られたうたげの場は。

すぐそこまで近づいている、真っ暗なこれからを照らすように。

明るく、俺達を、はげましてくれているのだった。




 -続-

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