しっ尾7本目 変身の意味ないじゃん
「ペルソナが? なぜ……。 その
おばあちゃん、
「わたしよ! おばあちゃん」
バレちゃった。というか、自分で言うしかなかったけど……
「ペルソナと〝
おばあちゃんも
「お…お久しぶり…でございますわ。
えええ、わたしの口から
「あのね、あのねおばあちゃん。
わたしの声だ。でも
「落ち着いて
「とにかくコレを
「わたしの
「〝結界〟よ。あなたの
「さすが
また
「あら? ちょっと遅かったようね。周りを囲まれてるわ」
おばあちゃん……。
[くれ]
[クレ]
[くれぇ]
[[[[ペルソナくれ〜]]]]
「「ヒェっっえええ」」
「えい!」
「
「先ほど、
言われなくても。
「えいえいえいえいえい。えい!」
ダメだ…消えてくれない……ドどうしよう。
「
「そう言われましても! ムリムリムリ無理! ムリこわい!」
「わたしの
「だから落ち着きなさい。それにしても
パシッ パシッ
この音。
「結界が
おばあちゃんの結界ってすごい。こんなこともできるんだ。それなら
「おばあちゃん。わたしが先に行くから、ついてきて」
って。あれ? 重い…大っきな岩を押してる見たい。
「動けない!」
「おかしいですわ? ワタクシの
「数が多すぎるのね、多分。……上へ逃げるしかないわ」
「おばあちゃん。上って、どうやって?」
「
「おまかせください」
「
ええと。
「えいっ!」
「「やだキモい。ムリこわい!」」
また
「あらあ。これじゃ動けないはずだわ」
「それにしても
ハハ。わたしも10
「もっと長生きしてね、おばあちゃん。もっと大きくなってわたし、
「それは楽しみだわ」
「あのう……
ホントだ。空を高く飛べるのもいるんだ。
「急ぎなさい
「「はい」ですわ」
でもこの姿…〝変身〟っていうの? テレビとかなら、強くなって相手をやっつけるのに、ケモ耳娘になって
「〝変身〟の意味ないじゃーーーん!!」
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