第2話ある村のお話
あるところに女の子がいました。女の子は、お父さんとお母さんの3人で村に暮らしていました。
女の子が生まれ育てた村は地図の端っこにあるような小さな村でした。
ある日、流行病が村にやってきました。流行病は広がって、大人は仕事をすることもできず、子どもは学校に行けなくなりました。
村にある小さな病院には、病人でいっぱいになりました。
ついにお母さんが倒れてしまいました。お父さんはお母さんを助けるために村の博物館に行きました。女の子はこっそりお父さんの後をついていきました。博物館には『心の絵本』という願いを叶えるという魔法の絵本がありました。お父さんは絵本に願い事をしました。女の子はずっと柱の影からその姿をみてました。すると絵本が光り出して、お父さんは光に包まれて、消えてしまいました。
すると、村に流行病がなくなりました。お母さんも元気になりました。みんな元気になりました。だけど、そこにお父さんの姿はありませんでした。
女の子はお父さんがいないことをお母さんに言いました。お母さんはお父さんは昔に病気で亡くなったといいました。村人にもお父さんのことを聞きました。誰もお父さんのことを知りませんでした。女の子は博物館の絵本を見に行きました。でも、博物館には絵本はありませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます