第3話 妄想

「あのぉ~。風邪薬ください。。。ケホッケホッ。。」


 名演技で風邪薬を頼んだ。ついでに肉体疲労時の栄養補給剤まで購入。

 転んでもただでは起きない銀太郎。栄養剤は何かの役に立つだろう。


 薬屋の可愛い彼女から「お大事に・・」の言葉と、薬の入った袋を受け取り、ひとまず退散。

 「それにしても、良い女だったなぁ~」

 「あの爺さんをお爺ちゃんと呼んでたってことは、あの爺さんの孫かぁ。ということは・・・・」

 銀太郎は、純白の白衣から妄想を膨らませながら車に向かった。。。。

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