3話
待ちに待った週末。
今日は朝早くに起きれたぞ。
起き抜けに郵便ポストを確認。
相変わらずたくさんのDMが入っている。
彼女からの手紙もその中にあった。
さあ、どんなことが書いているんだろうか。
コーヒーを飲みながら封を開ける。
いつみても本当に綺麗な字だ。
今週は仕事が忙しかったそうだ。
そういえば彼女は何の仕事をしているのだろうか。
機会があれば聞いてみるか。
家の近くにおしゃれなカフェが出来たそう。
早速行ったみたいだ。
欧風な感じで若者心を掴まれた様子。
これからも通うことが確定したんだと。
コーヒーなら僕が淹れるコーヒーが一番おいしいと思うよ。
いつか飲ませてあげたいなあ。
まあ彼女がカフェでコーヒーを飲んでいるとは限らないか。
キャラメルなんちゃらとかを好んで飲んでいるのかもしれないしな。
もしかしたらメロンソーダとかかも。
まあそんなことはどうでも良い。
手紙を読み進める。
また仕事の話。
夜勤が多くキツかったみたいだ。
そう、彼女の仕事は夜勤があったりする。
色々考えるんだが正解が分からない。
でもこの仕事が好きだから辞める気はないんだって。
頑張ってほしいよ。
仕事が好きだなんて本当に尊敬する。
僕なんて生きるために仕事してるだけだしさ。
本当にしっかりした女性だな。
好意しかないよね。
その後もスラスラと彼女からの手紙を読み続ける。
ん?
聞いてもらいたいことがある?
僕なら信じてくれそうだから?
なんだろうか。
便箋をめくる。
え、
なんだこれ?
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