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目次
練習してると何度もメモに同じ様な歌が出来る
メモみたいなもんです
（揚げ物だけ詰めた弁当を独り占め
する反抗期である）秋
足つかぬプールに飛び込みゆく
君は幼子の様な瞳しており
初恋の君が他人として
預けし子にバタ足を教えており
ありふれた愛をひとつまみする
如くレジ横のクーポンもらいます
もろこしより2センチ高き
君の転んでも転んでも笑う様
初恋の君から預かりし子が
わたわたとバタ足を覚えて帰る
末端の神経が
さびしんぼに求めている 君を
おわるな夏
口付けをかつて嫌いし君が子の
下着脱がしおり夏は巡る
巡れ夏かつて口付け嫌いし君が
子の下着丁寧に畳むように
「僕 以外すべていきますように」と
絵馬書いた奴の出家への旅路
放置した飲み物みたいな
雑菌まみれの恋嫌いですか
チェスすれば追い詰めし時に
振り飛車の対策し出す癖がある
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