ロイシュネリアの婚活

登場人物紹介（ネタばれ注意）

◆ロイシュネリア…本作のヒロイン。長い黒髪に新緑の瞳を持つ「先視姫」。20歳。冬生まれ。突発的に未来を視ることもあるが、視たい時に視るには自分の血を水盤に落とさなければならないため、左腕は傷だらけ。月の女神シアの血を引いている、女神の愛し子。月の光のもとでは髪の毛が金色に輝く。愛称は「ネリ」

女神官というよりは巫女のほうが近いかもと思いましたが、この物語の世界観には合わないかな？　と思い女神官としました。大変複雑な過去を持っています。

◆ルクレシウス…琥珀色の髪と目を持つエランジェ王国の若き国王。16歳。中性的な美形だが、策士で腹黒い一面も。数年後には大帝国から王女を妃に迎える予定。本作ではゲスの首謀者。ネリを確保したのは先視の力を他の人に利用されないためで、自分自身で使おうという気は持っていない。

◆リフェウス…本作のヒーロー。27歳。銀色の髪の毛に淡い青色の目を持ち、冷静に判断を下すことからルクレシウス流転時代は「氷の軍師」、即位後は「氷の宰相」と呼ばれている。細身の美形。文官に見えるが、実は剣の腕前も相当。先視姫ネリを確保し自分たちの役に立てようと思ったが、先視の代償がネリの血だと知り考えが変わる。設定負けしてるキャラです。はい。

◆クレオメデス…燃えるような赤い髪の毛に金色の目を持つ「炎の将軍」。27歳。ネリとは仲がいい。大柄で人懐っこい性格をしており、ルクレシウスの指示を大変よく聞く。本作ではルクレシウスの片棒を担いだ。

登場人物の名前は月の地名からとりました。

そのせいで全員がローマ風になってしまったという経緯があります。

この作品では宰相をヒーローにしたかったのですが、20代の人間が宰相を務めてもおかしくない設定ってなんだろう？　と考えていったら、ハイファンタジーになりました。