第5話初めての戦闘
ドアが開き老婆が姿を見せた。
似てる私の知ってる魔法使いのおばあさんに。
でもよく見ると違う。
良いがげん言いなさいよ。
魔法使いが鏡の男の子に向い言った。
誰が言うか。悪い事に使うつもりだろ!
男の子が怒って言った。
早く外に出たいでしょ?
言う気になるまで待つよ。と彼女が言った。
あ〜お腹空いた。私は魔法の国に来てから、まだ何も食べてない。
私のお腹が鳴った。はぁ疲れたなぁ。魔法でご飯出そう。そう思っていた。
なんの音!
と魔法使いが言って辺りを見回すしてた。
誰よ、誰かいるの。そこから音が鳴ったわよ。
悪い魔法使いに見つかってしまった。
こんにちは。気まずいながらも私は、挨拶した。
あの鏡に閉じ込められた人を出して欲しいんです。
お願いします。
出すわけないでしょ。さてはあいつらの手先ね。これでもくらいなこの炎で燃やしてやる。
魔法使いは、手から炎を出した。
うわーあんなのぶつけられたら死んじゃうよ〜。
何か消すもの。そうだ学校にあったらアレを使おう。
私はそれをイメージして魔法で消化器を出した。
くらいな。と言い魔法使いは炎を投げかけた。
えいっ私は消化器を噴射した。その白い噴射が彼女と炎に見事に浴びせられた。
ぎゃーなんだいそれは。目が痛い。
どうだ〜参ったか! と私は言った。
そんなもの私に向けて使うな。と魔法使いは言った。
そんな危ない炎私に向けちゃだめだよ。と私は言い返した。
魔法使いは足を踏み上げ、拳を振り上げ悔しさを体で表現していた。
くっそーならこれならどうだ?
魔法使いは手から氷の刃を出した。
これで串刺しだ。
私は氷の刃を防げる物を考えた。
そうだあれなら防げる。それをイメージした。
私は自分より巨大な盾を出した。
盾に氷の刃がぶつかる。見事にそれを防いだ。
なんだとー。そんな私の魔法が効かないなんて。
私はその盾を魔法使い目掛けて飛ばした。
その盾は宙を舞い、魔法使いに直撃した。
うわーやられた。
どうだ〜参ったかー。私は両手を腰に当てて言った。それは相手より強く見せるためだった。
参った。降参だ。お前強いねー。
じゃああの人鏡から出してくれる?
ああこのままじゃあ戦ってたら身がもたないからね。出してやるよ。
やったー
なんていうと思うかい?
ははは、今度は毒だ。
くらえ〜
魔法使いは、手から毒を出した。
毒だって言わなかったら、やられてた。と一瞬思った。
すぐに私は防護マスクと防護服を、着ているイメージで出した。
すぐに着るのは無理そうだったからだ。これで大丈夫。
なんだそれは。でもそんなもの、溶かしてやる。
魔法使いは、手から出す毒を更に勢いをつけた。
ええ溶かしちゃうの?
私は怖さで震えた。
しかし、魔法使いの様子が変だった。
まずい、毒を出しすぎた。このままだと自分もやられる。
しかし私には、解毒剤がある。と魔法使いは良い、解毒剤なる物をポケットから出した。
目いたっ。と魔法使いが言い、その解毒剤を地面に落とした。
パリーンとガラスの割れた音が鳴り響いた。
やばい、さっきの白いガスみたいなので、目がまた痛くなって、落としてしまった。と魔法使いが言った。
苦しい。ああ、たす…けて…
そこにいる女の子たすけ…て
私は魔法使いの表情を見た。
罠ではなくてほんとに顔が青ざめて苦しそう。
大丈夫?
私は魔法使いを心配した。
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