第5話結婚秘話

僕は、結婚して14年目。まだまだ、周りのカクヨム作家さんのレベルに達していない。

お孫さんもいる方がいらっしゃる。僕んちは後、10年以上経たないと結婚しないだろうし、孫の顔を見られるかどうか分からない。

まだ、子供は中学生。

色んな所で書いているが、結婚秘話とまでは行かないが、嫁さんとの出会いから話そう。

あれは、16年前で僕が28歳の時。

いつもの居酒屋さんで飲んでる先輩から電話があった。残業して20時頃まで会社で仕事中。

先輩曰く、

「新しい、若いねぇちゃんが今日からバイトしてるから、お前も来い」と。

僕は、

「まだ、仕事中なんですが」

「そんなの、明日の朝に回せ。すぐ来い!」

と、僕はあおなみ線に乗り名駅地下の居酒屋に向かった。

僕はカウンター席に座り、先輩が駆け付け3杯と言ってビールを僕に飲ます。

お姉さんがいない。その時、若いお姉さんは洗い物をしていた。

そして、焼き鳥を注文して、運んで来たのだ。若いお姉さんが。

年齢を聞くと23歳だと言う。

会社の連中の中で僕が一番若かったので、お姉さんはずっと僕と喋っていた。

帰りぎわ、携帯電話の番号とメールアドレスを交換して帰宅した。先輩は、

「おっ、仕事がはぇーな」

と、言ってニヤニヤしていた。彼らは既婚者。

その時のお互いの知り合った記念の書いた割り箸の袋はアルバムに挟んである。


それから、毎日、居酒屋に通う様になる。

給料が良かったから、出来る技。しかも、酒は先輩のボトルキープの酒を片っ端から飲んでいたので、2000円程度にした。

そうしていると、お姉さんは僕の隣りで、まかないを食べる様になった。

お姉さんは、昼間は会社員で夕方、出会いを求めて居酒屋でバイトを始めたらしい。

お姉さんは、僕の話しで大笑いしていた。半年後僕らは付き合うようになった。

そのお姉さんは、2年後僕のお嫁さんになった。まさか、あのかわいい清楚なお姉さんが、鬼嫁になるとは。

ケンカはしたことが少ない。ケンカしても疲れるだけなので、30代ちょっとで何かあっても、僕が先に謝るようにしている。

妊娠が発覚した時は嬉しかったなぁ。

妊婦は運気が上がるから、よく宝くじを買わせたり、パチンコを打たせた。

当たらなかったけど。

途中、僕が精神病になり会社を辞めた時も、嫁さんは一緒に病気を治して行こう!と、ホントはとっても優しい嫁さんなのだ。

故あって、僕たちは別居している。だから、ケンカなんて10年くらいしていない。

別居していたから、地元の母親を名古屋に呼び一緒に暮らせるのだ。

部屋番号は違うが。

来年の結婚記念日は、ちょっとフレンチに誘おうかな?と、思っているが倹約家の嫁さんはきっと、いつものホルモン焼き肉屋を所望するだろう。

以上が、軽い結婚秘話でした。

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