合法ショタと呼ばれる俺が生身でVtuberをすることになったんだが

第6話 「ﾍｯｸｼｭ！うーん？噂されてるのか？」

「山下くんには女装して配信してほしいんだ！てへっ！」

「ハッ？」

ハッ？

あっいやこれあれか男性禁制だから女性のアバターでやれってことｋ

「だからつまり生身でVtuberしてほしいんだ！」

「はぁいいいいいぃぃぃぃ！？」

「きゃ〜！やめて許して打たないでぇ〜！」

「っ‥‥‥あの‥少し聞きたいんですが」

「うん、なんだい！」

「‥‥生身で配信しろってことは配信を生身でするということですか（？）」

「うん、そうだね！」

「‥つまり最初の配信で顔バレしろと‥？」

「‥うーん、そうだね！」

「いきます！！！！」

「いやぁぁぁぁ！打たれるなら顔にビンタがいいぃぃぃぃいい！！」

「だめだよ美桜くん。抜け駆けはなしって決めたじゃないか」

「でも真由！こんな合法ショタにビンタされる機会なんてそうありませんよ！？」

「合法ショタじゃｎ」

「よく考えてみてくれ美桜くん‥ショタくんがハローライブに入ってくれれば私の権力下に入るということだ‥つまり‥？」

「だからショタじゃｎ」

「つまりいつでも合法的に合法ショタからビンタされる権利ができると！！？」

拝啓お母さんお父さんお元気にしていますでしょうか？

あなた達の息子は今人権を迫害されているようです。

入る会社を間違えたかもしれません。

およそしばらく実家には帰れませんがお元気でいてください。

あと以前送ったツナマヨの動画はいかがだったでしょうか？

新しいドックフードにとても喜んで食べているのがすんっっごく可愛かったので送らせていただきました。喜んでくれると幸いです。

二人が大好きな山下響より

「…だからショタなんですね〜」「あぁ。」

「いい加減に戻ってきてください！」

「おっと‥すまない‥つい話に夢中になってしまったよ。」

「あの‥説明してくれませんか？女装して生身で配信って‥」

「あ〜‥、いや本来は響くんにはロリアバターでやってもらおうとしていたんだけどね？実は制作が間に合わなくてぇ‥でも4期生初配信の日時をもう決めちゃったので後戻りできなくて‥‥だから‥ね？」

「あーそういうことなんですね〜（？）」（状態異常：混乱）

「そうなんだよぉ（？）、だから生身で配信してほしいんだよね〜」（状態異常：なし）

「私も社長として情けないよ‥今から大事な社員となりうる子にいきなりこんな事を頼むなんてね‥」　　そう言って水谷さんも俺に頭を下げる

「あ、あぁぁ！そんな！水谷さん、頭を下げないでください！」

「いや‥頭を下げさせてほしい.. とはいえ、何も考えなしで言っているわけではないんだよ」

「そ、そうなんですか？」

「あぁ‥今ハローライブは流行に乗っている。流行り病でみんなが自粛していたこともあって、日が立つごとにうちのライバーたちから同接数が上がって嬉しいと話を聞くことが増えてね‥。しかしそれは私の会社だけではなく他の事務所でも起こっていることだ。そこで‥私はこの会社に新しい風を吹かそうと思ったんだ。敢えて二次元をやめる‥つまり「三次元系Vtuber」をつくろう！と‥」

「‥なるほど‥‥？」

「それに山下くんにはポテンシャルが有ると思うんだ！男の子にしかデキないことが有ると思うんだ」

「男の子にしかできないこと‥！！」

「そう！男の子だからこそわかる女の子の振りまい方、客観的に女の子を見てきた山下くんだからこそできることが有る！」

「俺にしかできないこと‥！！」

「それに今ハローライブは男手がいないからね‥そこに頼れるような男の子が入ってくれたらとても助かるんだけどねぇ‥？しかも山下くんはうちの光くんが好きなんだって？うちに入ればいくらでも合法的に交流ができるしオフでもたくさん会えるかもねぇ‥？」

「あっ‥あっっ‥‥アッ‥あっ‥‥‥‥‥‥‥」

「それでどうするんだい？うちの会社に入っｔ」

「入ります！！！！！！」

「よし！！ではこの書類にサインしてくれ！」

「はい！！」

ｶｷｶｷ‥

「書き終わりました！」

「よし！では君のマネージャーはこの子だからよろしく！」

「えっこの子って？‥私達以外に人は見られませんかが‥」

「だーかーら〜私が君のマネージャーだよ！」

審査員さんがそういった

「えっ！？」

この人がマネージャーかー‥

「この人がマネージャーかー‥みたいな顔しないでよ」

「えっいや！そ、そんな事考えてませんよ！」

「山下くんの気持ちもわかるよ‥でもこんな奴だが優秀なやつなんだよ」

「こんなやつってなんですかぁ〜‥」

「物事に柔軟に対応できる人を山下くんのマネージャーに採用しようと思っていたが、やはり真理が一番あっていると思うしね‥それに私の秘書でも有るから保証はできるよ‥？」

「真由さんの秘書さんだったんですか‥！？」

「ふっふっふ‥‥実はそうなのだよぉ！」

‥思ったより審査員さんってすごい人だったんだなぁ

「‥まぁこんなところかな‥‥さっき書類にもサインしてくれたけど改めて山下くんのくちから聞かせてくれ‥‥‥うちの会社の四期生として入ってくれるかい‥？」

「‥‥はい！改めてお願いします！」

「やったぁぁ！癒ｙ、響くんが入ってくれてよかったぁ‥」

「うん‥じゃぁ‥明日の朝9時にまた来てくれるかい？もう今日は遅いからね。その時にまた色々配信について話すからね‥」

「はい！わかりました！」

「では‥今日の会議を終わります」

「「ありがとうございました」」「ありがとう」

そうして俺はそのまま会社をあとにした

明日緊張するけど‥すこし楽しみになってきたなぁ

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「‥響くんを採用した理由絶対違いますよねしゃ・ちょ・う・さ・ん？」

「‥まぁね‥‥」

「‥楽しみにしてるよ‥？山下くん？」

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まよつなです〜今日からタイトルの最初に一日での自己ベストをつけることにしました〜

今の自己ベストは一日420pvです。また更新したらタイトルの最初を変えていきますね〜！

これからも満足できる小説を書いていきますので、☆、♡、フォローとかしてくれると作者がサルのように喜びます。

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では(^^)/