第8話 4人で水族館っ!
俺は教室に戻ったら、健含めたクラスメイトが来て、高木先輩と何を話していたのか聞かれた。
「いや、普通に世間話くらいだったよ」俺はつい誤魔化して答えた。
そうしたらクラスメイトの
半坡はクラスの男女に睨まら、半坡は冷や汗をかきながら笑顔を作りハハと言いながら逃げて行った。
少し時間が経つとこの質問攻めも終わり、クラスメイトが他に行ったときに吉原さんと健と由紀が来て、明日の水族館をどうするか話し合った。そして話がとんとん拍子に進み
明日の8時30分に駅前集合で話はまとまった。
俺と健は学校が終わり、帰りにモックに寄る事にした。前にお願いを聞いて貰った時のお返しだ。俺たちはモックまでの歩いている時に明日の事について話す事にした。
「明日さ、俺らが吉原さんとかと水族館に行くのが広まってるらしいし、話しやすい人がおった方がいいし明日一応吉原さんの友達の寺川さんを連れてきて良いかって言われたんだけど、斗也は良いよな?」
「もちろん。良いよ。話しやすい人がおった方が吉原さんからすると安心していれるしね。」
「良かった。ありがとな、吉原さんには連絡しておく。」
そんな事を話していたらモックに着いて、席を取り注文をしに行った。
俺は今嫌だった警戒してた事が起きた。
それが何かって話なんだけど、
健がモックで1人で注文した量が値段にすると3000円をゆうに超えたのだ。
モックで3000円超えるってどんだけ頼むんだよ…。財布が痛い。痛過ぎる。ちなみに俺は800円くらいだ。
俺たちは頼んだものが来たので、席に戻り
俺は先ほどあった高木先輩とのことを相談した。
「ん〜。吉原さんとの関係性を聞かれて、明確に狙ってる事を言われたのか…。」
「あぁ。」
「斗也には聞きたい事があるんだけど、
斗也は吉原さんの事が好きなのか?それともただの友達でいたいのか?」
俺は予想していたが、いざ聞かれるとなんと答えたら良いのかわからずとりあえず今の気持ちをそのまま伝えることにした。
「俺は吉原さんとは出来れば友達としていたいけど、高木先輩とかに取られると思うと嫌だな。」
(あの。絶対引かれたよなぁ…)
「斗也それが人を好きになるって事だぞ。
あと斗也って独占欲高いな…。」
あー!独占欲高い奴判定されたー!
「そうか。ありがとな。」
「おう。相談したい事が出来たらまた相談するしてきてもいいぞ。モック付きでな笑」
「あぁ。モックツキデナ(震」
その後10分くらいしたら俺たちはモックから出て、帰路についた。
吉原視点
私は学校が終わり途中で来る事になりそうな緋夏と帰りにソターバックス通称ソタバに寄った。これは緋夏がソタバが好きだからだ。私は未だにソタバの呪文の様な商品名を噛まずに言うことは出来ない笑。(緋夏はもちろん見ずにでも噛む事なく基本は言える。)
私たちは席取りをした後に注文をしに行った。私は今日こそこのソタバの呪文の様な商品名を噛まずに言うために、並んでいる時点で気合いが入っていた。
「紀良〜。どうしたのそんな気合が入ってて笑」と当然ながら聞かれた。
「今日こそソタバの呪文の様な商品名を噛まずに言うために気合いを入れてるだけだよ。」
「え〜笑笑」
私たちは注文をし終え、商品も受け取り先に戻った。そこで通知が鳴ったのでみてみたら、高森君で緋夏も来れると来たので、緋夏はめちゃくちゃ喜んでいた。
あと、注文は噛みまくり、緋夏に言ってもらいました笑。
私は本題に入るために、緋夏に話しかけた。
「緋夏に聞きたいことあるんだけどね、
ある男の子がいて、相手は自分の事が好きなのかはわからない。自分自身も好きなのかわからない。だけどその子とは一緒にいたいし、2人で遊びたい。これって両思いっていうか、そもそも恋に入る?もちろん私の話じゃないよ!それは信じてっ!!!」
私は今の状況をあくまで自分の話じゃないような言い方で聞いた。私自身自分で言うのは何だけど、良い誤魔化しだと思う。
緋夏はパーっと明るく笑顔でこちらを見ながら、「んとね。それは恋じゃないよ。」と笑いながら答えてくれた。
私はそうなのかと納得しながら
ん〜と真剣に悩んでいた。
それを見ていた緋夏は笑いながら、謝った。
「ごめんって!それは私からしても恋だと思うよ紀良!」
え?これって恋になるの?
「え?本当に?」
「うん。本当だよ!」
「そっか!ありがとね!」
「うん。がんばってね〜。」
私は本題の相談が解決?したので
そこからは緋夏と明日の事とか、最近あったこととか、世間話をして、30分くらいしたらソタバから出て、帰路についた。
緋夏とは分かれ、1人で歩いていると、
小波くんと会った。
「あ、小波くん偶然だね。」
「あ〜そうだな。てか明日楽しみだな。」
「そうだね。」
「ちょっと話したいことあるし俺の家寄ってくる?」
「え?あ…あああぁぁぁぁぁぁ!!!」
え?俺の家寄ってく?もしかして私小波くんの家に誘われた?え?私は顔が赤くなったのが自分でもわかった。事態を察知したのが冷静に考えたら小波くんは自分の発言の重大さに気づき焦った口調で「本当ごめん。でも他意はないっ!」と言い切った。
「それはわかってるから!小波くんの家にお邪魔しようかな!」
「…うん。じゃあ行こうか、紀良!」
小波くんは焦っていたせいで私のことを下の名前呼びしてしまい、また焦り出した。
もちろん私もそんなこと言われたら
もう心臓がもたない。ずっとドキドキしている。それから私たちはほとんど無言で小波くんの家に向かった。
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斗也勢いで紀良を家に誘ってしまった。
斗也の家でどんな事が起きるのかっ!
前回くらいからいけたら毎日から3日に1本投稿していきます。
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