「いけー！アカネーーっ」

「いくぞー……」

砂で覆われたフィールドで、激しく風が吹いているのにもかかわらず、いろんな場所で炎が消ええることなく煌めいている。

ここはモンスターの平均ランクCで、火タイプのモンスターしかいない、火の森。

前回潜ったのは何のタイプでもいて、モンスターの平均ランクAのダンジョンのような普通の森。

あー。これ死ぬわ。なんか３６０度から殺気を感じる。

まあ今回、念のためってパーティのみんな（リオくん以外）はついてきてくれてるんだけど。

「ッッ」

その時、背中に、わずかな強い殺気を感じた。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい