前途多難

あの神。ほんとに転生させたな。やばいぞ。


なんてことはいま、すごく関係ない……気がする。


「あたし、セナ!あなたの名前は?」


「えー、えー。茜です……」


「おけー。アカネねっ」


「ここはどこ———」


「いきなりごめんね?うーん、いやでもねぇ。家の前に死にかけてたんだもんね。しょうがないよね?……誘拐だって言わないでね?———いや、誘拐?誘拐しちゃったのあたし⁉ごめんなさいごめんなさい。許してぇ~」


……むっちゃ喋んな。この人。見かけによらずギャップ凄い。


ていうか死にかけてたの?


神様、設定が強引では?



・余談ですが、天使は弱いけれど、いろんな世界のことを知っています。この世界のことも知ってますし。なので、この世界の勉強についてのシーンはなしでお願いします。


アカネより。

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