第25話 エピローグ
「
「うわぁ~立派なお芋ですね」
蘭丸がいつもの様に
果実については、どこでいつ採れるのか、味はどうかなどが描かれている。かなり本格的に描かれているから、ちょっとした書物の様になっている。
「お芋は、焼いてみましょう!」
「いいですね!」
「それは美味しいの~?」
「何だか騒がしいな」
「あ、
あの日から
「今、お芋を焼いてみましょうという話をしていたところです。秋は食材が美味しい季節ですもの。出来上がりを楽しみにしていてくださいね」
「あぁ。楽しみだな」
「そういえば
「そうなのです。この前、
遠くで蘭丸たちが落ち葉に火をつけようとして四苦八苦している。微笑ましい光景だ。けれどなかなか上手にできない姿を見て、慌てて蘭丸たちの元に戻ろうとする
「
「えっ?」
「
「よろしいのですか?」
「あぁ。俺も真剣に人間の希望を聞くことにするさ」
「
「はっ。
いつの間にか
「
「あ…、
そんなぁ~。といつものやり取りが始まると、
「
「あぁ。みなの分も用意してくれるか?」
「かしこまりました」
「私…
「どうした? そんなことはないと思うがな。最近一緒に飲む機会が減ったから、拗ねてるのかもしれないな」
そんなのどかな空気を破った者がいた。
「
「な、なんだ。騒がしい」
姿を現したのは
「
「な、なにっ!!!」
「お、俺はいないぞ。
「そ、そう…言われましても…」
珍しく
「
その名前を聞いた全ての者の時間が止まったような気がした。
一難さってまた一難。
Season1
~嫁入り先は神の国!?ウソでしょ?~
END
雲外蒼天~嫁入り先は神の国!?ウソでしょ?~ 桔梗 浬 @hareruya0126
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