夏が来る。蝉が鳴く。私は–––

 擬音語の使い方が素晴らしく、青く、暑い夏のはずなのにどこが涼しさと懐かしさを兼ね備えた作品になっています。

 空白のスペースが多く、かき氷や耳鳴りの表現がひんやりとした冷たさを表現しているように思えます。

 何も起きない夏の1日をたった数分で体感してみませんか?ぜひご覧ください。