Σ1:保管情報<about terminology>
[用語解説]
蹟フォルミーカ学堂:明治に存在した孤児院が、市民の暴動によって焼き討ちになったのを皮切りに生まれた、国家非公認の傭兵組織。
・男女混合の指導員と、孤児や身売り子出身の女子たちのよって構成される。
・裏社会で紛うことなきトップに訓練しており、仮にここを落とせば、実質的に国に対して唯一対等な権利を有することが出来る。
・組織の拠点は全て地下に収納されており、真上の地上にはカモフラージュの為の、国内でも指折りの名門私立学校『聖エラルメリア学院』がある。子どもをここに通わせる著名人や各界の重役には、学堂のスポンサーが少なからず存在する。
学徒:イヅモや入陽など、堰フォルミーカ学堂に所属する女子たちの総称。10歳以下の孤児出身を誘拐し、漏れなく国立大学以上の教養を与えられながら、あらゆる戦闘訓練を受けている。
その戦力は戦争に使えば世界征服の夢を誰も見れなくなる程と言われており、全員が大魔女によって拾われた。
指導員:講座を担当する講師、また学徒達に業務の指示やその概要を伝えるパイプ役を担っている職員のこと。
学徒2人に対して指導員が1人就くようになっており、その者は担当指導員とされる。運営に関する人員は他にもいるが、指導員と呼ばれるのは、これら学徒に関わる者のみである。
業務:任務と同意であり、要人が集まる会合でのスナイパーの処理、テロ防止、国家傾倒の阻止など、裏の仕事を基本とする。今回のような学院、学堂の防衛は非常にまれである。
講座:授業と同義。学堂では国立大学レベルの教養の他に、あらゆる場面を想定した戦闘訓練。銃火器の扱いの他、医療の技術までを叩きこまれる。
大魔女:フォルミーカ学堂を統べる長。魔女という呼ばれ方が始まったのは、焼き討ちを受けた後、孤児院の二代目の長からであり、現在は3代目となっている。
上層部の中でも一部の者しか接触することが出来ず、学徒がその姿を眼にするのは、拾われたその時のみである。
初等級:読み方は『シード』10~12歳まで
中等級:読み方は『セミクラス』13~15歳まで
高等部:読み方は『ビヨンド』16~18歳まで
デバイス:業務の際、担当指導員から支給される腕時計型の機械。バイタルチェックの他、学徒が唯一見れる時計であり、入陽の情報によると、このデバイスによって業務に出る者を把握し、地上行きのエレベーターを動かしているらしい。
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