最終話

「まて」をされたからめを閉じてランさまのにおいをかいでたら、かちゃかちゃとぼくの首輪になにかつけられてる。


「よし」といわれたとき、くびがひっぱられてすこしくるしかった。


めをあけると、かがみのまえのぼくはランさまのつけてくれた首輪にリードをつけられてて、ふくはおんなのひとが着るえっちなすけすけしたやつにかえられてた。


「いいねぇ、ベビードール似合うじゃん。カワイイカワイイ。」


かわいいってランさまにいわれるだけでおちんちんがきゅんきゅんしちゃうけど、さわるのも、きもちよくなるのも「まて」されてるからまだがまん。


「じゃあ、イヤホンとアイマスクつけるから。俺の指示聞くんだから外しちゃダメだかんねー?」


みみをさわられるだけでぞくぞくしちゃうけど、がまん、がまん。


「じゃあ、また後でね。ルアくん。」


「わんっ。」


______


アルアは、部屋の中で1人焦れていた。


指定されたラブホテルについた時に待っていたのは自分よりもはるかに体の大きなピットブルの若い男で、何とか態度には出さず「弟を返せ」と言ったのだが、男は準備が整うまで部屋で待ってろと言ってかれこれ1時間以上待たされている。


「どんだけかかんだ、クソ…」


やはりそういう施設だからか、耳を済ませていると部屋の壁の奥からはかすかに先程から女の喘ぎ声のようなものが聞こえてくる。


自分のなんだかんだと弟を心配する気持ちが逆撫でされているようで、不愉快だった。


しばらく待っていると部屋のドアが開き、これまた背の大きい長髪のウルフドッグがヘラヘラ笑いながら入り込んできた。


「やー、アルアくんだっけ?飲み物も出さずに長いこと待たせてごめんねー?コーラ好きでしょ。飲んで飲んで。」


「んなこたどうでもいいんだ。弟早く渡せってんだよ!」


「あー、ごめんごめん。いや、ルアくんならトラブってた人達と手打ちして今は仲良くやってるとこだからさ。その前にお兄ちゃんとちょーっと大人の…まぁカネの話をさせてもらおうかなと思って。」


俺の怒鳴り声が何も響いていないのか、男はヘラヘラとした笑みを崩さない。


「ルアくんのやったことなんだけど、端的に言えば痴漢冤罪からのオヤジ狩りだね。余罪はあるだろうけどとりあえず今日ここに来てるだけでも被害は7人かな。財布の中取るだけならまだしも、嫌がらせで会社に電話かけたのは良くなかったね~。」


…?オヤジ狩りって…。不良との揉め事とかそんなんじゃなかったか?


「それは、俺が聞いてた話と…」


「まぁ違うよね、別にそこは重要じゃないし」


「は?」


「とりあえずオジサンたちは皆会社での立場とか家族の関係とかめちゃくちゃにされたみたいでさ、補償金もいるじゃん?とりあえず1人あたり200万は欲しいとこだよね~。」


っていうと、合計で1400万!?


「それを君たち突然払えって言われたって困るでしょ?…まぁ、その辺の話は歩きながらしよっか。とりあえずルアくんに会わせたげる。」


促され、恐る恐る男の後ろを付いていく。


そんな大金、払えるわけがない。


なんとしてもルアに話を聞かなければいけない。


扉を出てエレベーターに乗り、降りた先で薄暗い通路を少し歩いた部屋にまた入ると、その瞬間とてつもなく媚びた喘ぎ声が耳に入った。


は!?何考えてんだコイツ!?


「ほら見て、この部屋面白いっしょ。向こうからは見えないんだけどこっちのデカい窓から向こうのセックスしてるとこ全部見えんだよねぇ。」


窓の向こうでは男が複数人、露出の多い下着やランジェリーを着た小柄な獣人たちが相手をさせられて、彼女たちは皆男たちからの乱暴な責めに気持ちよさそうな絶叫を上げている。


「だから、弟に、ルアに会わせろよ!こんなもん見て別に楽しか___」


「いや、だからあそこで仲良くやってんじゃん。」


動悸が激しくなる。


まさか。まさか。まさか。


見覚えのある俺と同じ青い体毛。


生意気な憎まれ口を叩いていた口元はだらしなく緩んで舌が垂れ下がり、視界に入った男のペニスを躊躇なく口に含む。


少し痩せ気味だった身体つきがいつの間にか女のような丸みを帯びて、男の上半身の上で媚びるように腰をくねらせている。


「君のことは騙したみたいで悪いけど、まぁそういうことだからさ。」


瞬間、体をものすごい力で拘束されると同時に、首にチクリとした痛みが走った。


______


マイクロバスをしばし走らせた後、我々はどこかの施設の地下駐車場へと入っていった。


エレベーターで上ると、薄暗い通路を歩かされ広い部屋に案内されるも、内装はどこからどう見てもラブホテルの一室だった。


少し遅れて入ってきた“被害者の会”を名乗るライオンの男は、我々に封筒を1つずつ手渡していく。


「これは…?」


「皆様の受けた心の傷や失墜した名誉に比べれば少ない額ですが…1人あたり200万円入っています。どうぞお確かめください。」


その場にいた7人の全員が顔を見合わせて、恐る恐る確かめていく。


現金でこれほどの量のお札は見た事がない。


それでも1枚1枚丁寧に数えていくと、確かに200枚あった。


「封筒の中にはグループの子たちに書いていただいた貴方がたの潔白を証明する書類などが入っています。」


どうして、なぜこんなことができたのか。


一体あなたたちは何者なのか。


抱いた疑問は、現金の束を見て飲み込んでしまう。


「それでは、彼等からの謝罪がありますので。隣の部屋へ皆さんどうぞ。」



大きな窓ガラスで仕切られた広い部屋だった。


もしかしてアダルトビデオの撮影で実際に使ったりするのだろうか。


何よりも気にかかるのは、家内と行為に及んだ時にする、部屋を満遍なく漂う誘うよに濃厚な“女”の香り。


部屋にいたのは…忘れようもない、自分たちを殴り、嘲笑した3人の少年たち。


少女はいなかった。


明らかに違った点は、何が起きてこうなったのか彼らは3人とも女物の下着を着けてアイマスクで目を塞がれ、首輪にリード付きというペットかなにかのような出で立ちをしており、ベッドに座っていた。


「ここで起きることに誰も口を挟む者はいませんので、それでは皆さんごゆっくり。」


「………」


あまりにも突飛な展開に全員頭が混乱して、その場から誰も動けないでいる。


謝罪とはつまり“そういう”ことだろうか?想像もしなかった展開にその場にいた被害者たちは冷水をかけられたような気分になった。


「いや、私は…そんなここまでは…」


1人がそう言って部屋から出ようとするも案内人は既に部屋から出てしまっており、帰ろうにも帰れず不安の波紋が広がり始めたその時だった。


「ランさまっ、きもちいいのは、まだですかっ。」


アイマスクをつけられた少年___身体つきは変わってしまっているがあのリーダー格の子だろうか?


「みなさんが?まんぞくしてかえったらですね!」


イヤホンからなにか指令を受けているのか、甘えた声で話をしているが彼の中の意識は部屋に入ってきた私たちではなく、明らかにその者に向けられている。


「あの、みなさまっ。このたびは、ほんとうに、もうしわけ、ありませんでした。」


「もうしわけありませんでしたっ。」


青毛の少年が謝罪の言葉をたどたどしく述べると、隣に座っていた見覚えのある少年たちも口々に謝り始める。


私はその様子に、…並々ならぬ怒りを覚えていた。


現金で下がりそうになった溜飲は留まり、見渡すとふつふつと怒りを思い出し、拳を握り始める者がほとんどだった。


精一杯真面目に生きて手にした生活が、こんな連中にあっけなく崩された上に出た謝罪は気持ちから出たものではなく、明らかに指示されて言わされたものであったのだから。


1人がベッドに歩み寄り、少年のアイマスクを強引に剥ぎ取って頬を張ると少年は「キャンッ″!ッ♡」という鳴き声を上げてびくびくと体を震わせる。


フリフリとした水着を着せられた犬の少年は暴力を受けて絶頂したのか、その後も惜しげも無く腹を見せて媚びた目をしながら腰をくねらせて誘う。


それが気に障ったのかもう一度顔を叩くと艶やかな悲鳴を上げて悶えたあと、少年は起き上がり男のズボンのチャックの部分へと頬擦りをはじめる。


少年の絶頂した身体と吐く息から肉欲をそそられるような匂いが部屋に立ち込め始めていた。


「あぁそうかよ、」


そう呟いて先程の男は顔をもう一度叩くとズボンのチャックを下ろして少年に跨り始める。


「ぼくもいますっ。」「こっちにもですっ!」


「させてくださいっ!」「ごほうしできます♡」


アイマスクをまだ外されていない少年2人も餌をねだるような声で鳴き始め、やがて1人、また1人と被害者の男たちはベッドへと歩み寄る。


そうだ。俺達はあんな目に遭わされたんだから。


これは誠意で、対価で、謝罪で______。


_______


「とまぁ、自分たちの行いの贖罪くらいはしないといけないよねってことで今被害者のオジサン達にはサカってもらってるってわけ。」


首に何かを注射されてからというもの、心臓がドクドクと暴れて止まらない。


何より、弟たちは女の格好をさせられて犯されているのにも関わらずそれを悦んで受け入れ、自分からペニスを迎えている異常な光景なのに…


“目が離せない”自分がいる。


カチャリと音がして少し首が窮屈になった。


「あー、見入っちゃってて気づかなかったよねえ?それ、アルア君用の首輪だから。兄弟揃って今からメス奴隷になるんだし、色は揃えとくね~♡」


「はぁ!?…一体…なんれそんな…それにテメェ、ひゃんの薬を…」


うまく呂律が回らないまま言いかけたところで後ろから伸びてきた手がアルアのズボンの膨らみを乱暴に撫でる。


「えっ…うゎ…ッ、イッ♡ァッ″!」


急激に訪れた頭が弾けるような刺激と快楽にアルアのペニスはズボンの中で脈打ち、どくどくと精液で染みを作っていく。


「これはねぇ、君の可愛い弟をあんな風に女の子に変えちゃった薬でぇ、君をこれから可愛くしてくれる薬でもある。」


「イッッ、くっ♡ひゃめっ……///イぐっ!」


ランはアルアのズボンのチャックを下ろしてパンツの中に強引に手をねじ込み、アルアの亀頭を撫で回して刷り込むように快楽を発生させ続ける。


「弟のセックスで散々勃起させといて止めても何もないでしょ~?心臓もちんちんも脈打ちまくりじゃん?弟に負けず劣らずスケベだねぇ。」


ランがアルアに打ち込んだのはルアを常に発情するメス犬へと変えた“リキッド”と筋弛緩剤をブレンドした即効性の媚薬で、抵抗すらできないアルアは弟の痴態を見ながらガクガクと身体を震わせて絶頂を繰り返すことしかできない。


『おじ様ッ″♡ルアのお尻っ気持ちいいですか♡おちんちんっ″気持ちよくできてましゅかっ♡』


『こんなもんで満足するかよっ!テメェら一生肉メス奴隷だ!喋ってねぇでこっちも使って満足させろろや!』


窓ガラスの向こうの部屋では冴えない見た目の中年犬がルアの尻尾を引っ張りながら激しくバックで責め立て、もう1人が口にペニスを突き入れてはルアの淫らな奉仕でうねる舌と腰があっという間に射精を促す。


『ンくっ♡ごくっ♡濃いぃの、すき…″♡』


射精こそしないものの脳で絶頂を続けるルアの尻を交代した男が力強く叩き…再度尻を浮かせてかわるがわる犯していく。


『気持ちいいッ″ちんぽしゃまっ好きですッ″♡もっど乱暴にっ!ルアのっ、おッ″♡しりッ″使ってぇ″くださいっ″♡////!』


弟の、ルアの声が脳に響く。


イカされ続けて姿勢を保てなくなったと思ったらこの男に乳首をつままれて強制的に立ち上がらされ、またしごかれて快楽を反復させられ続ける。


イッてイッてイキ続けているのにそれでも絶長とカウパーの分泌は止まらず、にちゃにちゃと出続ける液体がズボンを濡らし続ける。


“もう、…やめっ…”


「んー、なぁにアルア君?ちゃんと喋ってくれなきゃお兄さんわかんないからチンチンいじるのやめないよー?」


亀頭を撫で回される感覚に膝をがくがくと震わせながら、何とか言葉を吐き出す。


「あなたのいうこと、聞きますから、も、もうっ…きもちいいのやめてくださいっ…///!クッ…」


「あ、そう?まぁ、別にもうそろそろ止めるつもりだったけどね。かわいいから楽しかったけど。」


最後に訪れた絶頂の予感があったのにも関わらず、男は自分のペニスをあっさりと手放してしまい、結果として寸止めになってしまった。


脳がやけるような時間が終わった安堵感とは別に、“名残惜しさ”を感じていたというメス化の進行をアルアはまだ分かっていない。


「向こうも終わったみたいだしね。ブンちゃん!もうオジサンたち疲れたでしょ!映像も充分溜まったしもういいよ!」


どこかに向かってそう告げると何人かの男が入ってきて、大人たちを誘導して行く。


そして、快楽に打ちひしがれて甘い震えを繰り返すルア以外の少年たちも担がれ運ばれて行った。


「所でアルア君、へばってるとこ申し訳ないけど、君のお役目はこれからなんだよねぇ。」


______



おじさまたちが、ルアのおくちもおしりもつかっていっぱい、おちんちんきもちよくしてくれました///


でも、ランさまのいいつけどおりあたまだけきもちよかったけど、おちんちんはイきませんでしたっ。


おじさまたちは、おにいさんたちにつれていかれてどこかへいきました。


さいごにもういっかいずつ、みんなのおちんちんきもちよくしてあげたかったけど、ばいばいなのかなぁ。


「お疲れ様、ルアくん。今まで酷いことしてきたおじさん達にちゃんと御奉仕できて偉いねぇ。」


「わんっ!じょうずに、できてましたか?」


「約束通り、おちんちんで気持ちよくなっちゃうのは我慢できてたみたいだしね。」


ランさまがあたまをなでなでしてくれて、それだけでおちんちんがむずむずしちゃう。


でも、まだ“よしじゃないから”。


でも…


「ランさまっ、ぼく、もう…///」


「うん。ルアくんは今からすっごく気持ちよくイけるからねぇ?」


ランが一旦引っ込むと服を脱がして全裸になったアルアをベッドの上に放り投げる。、


「あ″ぅ″♡」


投げられたタイミングでペニスが布団に擦れたのか、アルアは絶頂でびくびくと体を震わせた。


「…おにい、ちゃん?なんで?」


「…さすがに家族くらいは思い出せるかぁ~。アルアお兄ちゃんはね、ルアくんとおちんちん気持ちよくなりたいんだってさ。だからこれからも1人じゃないんだよ♡」


「そうなんですねっ。うれしいですっ!」


快楽と薬で脳が蕩けたルアはもはや状況の異常さには気づかない。


「でもお兄ちゃんまだルアくんより女の子じゃないからさ、おちんちんの気持ちよさ、教えてあげないといけないよね?」


ランは薬瓶の中の“リキッド”を自分の右手に振りかけると、アルアの尻やペニスを乱暴に撫で回す。


「血管とか筋肉に注射するだけじゃなくて、粘膜でも吸収してくれるから便利なんだよね、このクスリ。そ、し、て~ルア君のおちんちんにも付けてあげようね~♡」


ランはルアのペニスにこれでもかと薬液を塗りたくる。


「まだ“待て”だからねぇ~」


「あうぅ″♡ランしゃまっ、!これっ、だめぇ♡」


いきたいっ!いきたいっ!いきたいっ!

もう、むり!はやくきもちよくなりたいっ!


「じゃあ、たくさん頑張ったルアくんにはご褒美!お兄ちゃんのお尻使って、いっぱい気持ちよくなっていいよ!」


ルアのペニスは“リキッドのせいで”ガチガチに膨れ、先端からヌルヌルした液体がとめどなく溢れでてくるいる。


視線は兄、アルアの形のいい尻に向けられ、目を離さない。


「ルアっ、そんなっ、や、やめっ…」


兄の息もたえだえにした懇願も耳には届かない。


「ほらルアくん、いっぱいきもちいいミルク出したかったよねぇ?お兄ちゃんと一緒に気持ちよくなれて、おちんちんの良さもわかって貰えて、いいことだよねぇ?」


ランがアルアの尻を引き寄せ、パシリと軽く叩いてやると先程注射した“リキッド”が本格的に回り始めたのか、それだけでアルアは射精した。


はあっ、はあっ、はあっ、はあっ!


こんなにおくすりつけてもらって、


きもちよくなったらどうなるんだろう?


ルアがアルアの尻を掴み、ペニスを宛てがいカウパーを擦り付けるとアナルに触れたペニスがにゅちにゅちと卑猥な音を立てる。


「筋弛緩剤打ってるから、あんまりほぐさなくてもちゃんと入るからね。ルアくん、“よし”。」


あ、おにいちゃんにはいって、おちんちん…


「ほら、イけ、イッちゃえ♡」


「わ″んっ...///♡~~~″″ッッッ!♡?」


せいえきっ、でるっ!


びゅくっ!びゅく!びくびくびく…!


「ルアぁぁ″♡止っ、ア″っイッくっ……ッッッ″」


「おにいちゃっ″きも″ちぃのっ止まんにゃい♡」


アルアがルアのペニスを締め付けることで2人の敏感な部分に“リキッド”がより絡みつき、快楽を増幅させる。


こしっとまんないっ!♡イッてるからうごきたくないのにぃ″っ♡おちんちんこすれるのきもちいい♡おにいちゃんきもちいいっ♡むり!むりぃ″♡


「ルアっこれヤダっ!♡突くのが頭響いて!やだ!またイグっ!♡////」


目にハートマークが浮かんだかのように怪しく光るルアの目はもはや誰にも目をくれず腰を打ち付けて離した時に糸を引く自分のカウパー精液と、兄の体液に釘付けになっており、射精の虜と化している。


アルアは自分の体の中で蠢く弟のペニスが動く度に“リキッド”が体に染み込んでくるせいで一突きされる度に快楽が増幅され、もはや抵抗できない肉人形と化している。


「おにいぢゃっ♡きもちいいっ″//?」


「ぎっ、″ア″っ♡イッてるっ、から、ルア、止まってよぅっ!イクッ″///」


「じゃ、あとは兄弟水入らずってことで。水持ってまた迎えに来るね~♡」



______



「いやぁブンちゃん、兄弟揃って素質あるってのはいいね。″″ジジイたち″″に元々提示されてたのが1人あたり500でしょ?あの二人なら倍ふっかけてもイケるんじゃない?」


「………」


「まぁまぁ金と時間かかっちゃったけど調教の時と被害者ガイシャのオッサン達に輪姦まわしてもらったのと、今兄弟でサカってるのも撮影してるから裏で売れば3000万くらいは___」


「………ランちゃん…」


「とりあえず考えたのは『1○歳青毛ヤンキーワンコ 、ルア君。オスの矜恃全部奪ってメスにしちゃいました』だけど兄弟増えたからインピオ近親が強調されるやつの方が____」


「ランちゃん、卸先の連中、捕まったっぽい…」


「…………マジで?」


______


「おにいぢゃっ″///!おにいちゃっ♡ルアのちんちんっきもちいっ!?」


ルアがおれをバックの姿勢から犬が負けを認めたみたいにあお向けにしながらおおいかぶさってたくさん突いてくる。


「やだあっ!ルアっ♡″ィッてるからっ、止まっ″てよおっ″♡」


体のなかをルアのちんちんが動きまわって、ルアの出したヤツがぬめぬめちゅぷちゅぷいいながらたくさん入ってくる。


「きもちいっ!?きもちいっ!?」


もうずっとイッてるのが止まらない。おれのちんちんから出た精えきがルアのおなかの毛とたくさんこすれて、にちゃにちゃとすごくエッチな音を出している。


「ルアっ、兄だいなのにっ、きもちいけどっ!ダメだからぁ″ッ♡」


ルアがおれの乳首をぎゅう、とつねると腰がゾワゾワして浮いちゃって、ルアがさらに奥までちんちんを入れて、また出した。


「あっまたちんちんイグっ″♡にいちゃんもイケっ!イッてぇ♡」


「あ″~ッ″♡ア″~っ″出されてッ、ィグッ!♡」


「まだきもちいいの、できるからっ!おしえられたからねっ♡」


ルアがイッたばかりのおれの敏感なちんちんを激しく撫でまわす。


「や″♡やだそれ″っ!ルアっ″なんか出るからァっ″♡やめでぇっ″♡」


ビクビク脳がふるえてイカされ過ぎておかしくなってきもちよくてだめなやつできもちよくてきもちよくてきもちよくて…


弟から与えられる焼けるような快楽に悲鳴のような嬌声を上げて、アルアは絶頂と失禁を繰り返してだらしないアヘ顔を晒していた。


そ男としても兄としても威厳をなくしたその顔に、ルアは愛おしそうに頬擦りをして唇を重ね、舌を絡める。


「おにいちゃ、ちゅ、んっ…♡んっ...///」


アルアの口の中にはルアが口に含んだ“リキッドの原液”が流し込まれる。


…その効果は動くだけで脳が絶頂を迎えるという形ですぐ訪れた。


「~~~~″″″″~~~~″″!!!!♡♡♡♡♡」


「おちんちんのめすに、なれた?ぼくもね、ランさまにおんなにされたんだよ…♡おしりも、きもちいいんだよ?…♡」


ルアはペニスを引き抜き、今度はアルアに馬乗りになる。


アルアの尻からは絶頂による緊張と脱力を繰り返してこぽ、こぽと大量の精液が流れ始めた。


「こっちでも、きもちよくしたげるね…♡」


騎乗位の姿勢からルアの中へとアルアのペニスが入っていき、やわらかく、それでいてうねうねと蠢き締め付ける。


ランによって丁寧に仕込まれたルアのそれに入れただけで、アルアはまた絶頂した。


「やだっ…///♡にいちゃんの、かったぁい///」


兄のペニスの形をゆっくり味わう様に、自分の中が兄の形に馴染むまで腰をじっと止めてながらルアは自分のペニスを兄に握らせ、撫でさせる。


薬による急激な絶頂で意識が飛んだのか、アルアはされるがままだった。


「にいちゃんのて、すき♡なでてっ、あっ♡」


触れただけで簡単に射精し、飛び散った精液がぱたぱたとアルアの顔にかかる。


そのみだらな香りでアルアもまた目覚めた。


「あっ!♡おにいちゃんもっとかたくなった♡」


「ルアっ…///ルアぁっ♡気持ちいいのにっ、もっとイけて、やばいから、早く…♡」


「わんっ♡うごくねっ♡いっぱいごほうしするからっ♡♡」



ルアが腰を前後にグラインドさせてペニスを刺激し、射精をうながす。


「あっ″…♡あっ!♡″またイッ、ぐぅっ″!♡」


ルアの尻から漏れ出た精液が2人の体の隙間に溜まり、またにちゃにちゃといやらしい音を立てて擦れ合い、部屋には獣欲を誘う香りが充満していく。


「ルアっ!♡イッたけどっ″♡またイけるからっ″″♡激しく動いてぇっ!♡」


「うんっ♡ぼくも、いく″からっ♡″おく、にいちゃんのぜんぶ、ルアのおくにだしてぇっ!″♡」


ルアがグラインドの動きから上下のピストン運動に移行し、アルアのペニスをやわらかく締め上げながら激しく動く。


ばちゅっ!ばちゅっ!ばちゅっ!と音を立てながら体と精液がぶつかり合い、弾けて、2人の身体を白く濡らしてゆく。


「ルアっイグっ♡イクッ♡イッグ″♡ぅっ″!♡♡」


「だしてぇっ!♡おにいちゃんだしてっ!″♡だせっ♡ィってぇっ″♡イケッ!いけっ″♡」


どくっ!どくっ!どくっ!と音を出して、今までで最も大きな快楽が2人に訪れる。


「♡″″″♡イッ″~~~♡″♡~~ぁ″♡~~″♡」


「イッ″″″″♡♡へ…ぁ♡」


同時に絶頂した2人はあまりの快楽に白目を向きながらガクガクと震え、そのまま気絶してしまった。



______


それから1日後のことだった。


匿名の通報が入り、とある町中のラブホテルにて監禁されていたルアとアルア、ほか数名の少年は警察によって保護された。


踏み込んだ警察が見たものは、汗や尿ではなく“精液”の染み付いてぐっしょりと濡れたベッドと、部屋に入ってなおセックスを止めない2人の兄弟の犬獣人だった。


警察が引き剥がそうとした2人はそれでも発情しており、男性警官のズボンのチャックに愛おしそうに頬を擦り付けて媚びた。


2人に用いられた違法な薬品は全て押収され、付近の監視カメラも全て調べあげられたが映像は数年分のものまで含めて破壊されており、ランとブンという背の高い犬の獣人、そして自分たちをかわるがわる犯した男性たちを見た者もおらず、指紋、体毛に至るまで全て形跡はなかった。


アルアと、ルアのグループの少年たちはそれぞれ別の施設で治療を受け、薬も抜けてやがて退院した。


連絡は取っていないが、風の噂では全員社会復帰して学校に通ったり、真面目に働いているそうだ。



「22時なので上がります、お疲れ様でした!」


「ルア君いつもフルタイムでありがとうねぇ~。15分くらいしたら店閉め終わるから、ラーメンでも連れていこうか?」


「あー、ごめんなさい店長、今日ちょっと外せない用事が…」


店長と呼ばれた恰幅のいい男性がからかうように小指をピッとたてる。


「えへへ、まぁそんなところです。」


「青春だねぇ。じゃ、また今度ね。気をつけて帰ってね!」


「おつかれさまでしたー!」



年月が経てば、身体の傷は癒えていく。


「ハッ、ハッ、ハッ、遅刻しちゃうかなぁ~!」


心の傷だって、忘れていく。


「ごめんなさい!バ先でちょっと呼び止められちゃって…」


「ううん、全然気にしなくていいんだよ。へぇ…ルアくん、写真で見るよりずっと可愛いねぇ。」


「えぇ?そんなっ、恥ずかしいですよぅ~♡」


「じゃあ、ご飯とか行く?それとも早速…」


「はいっ!ホテルの方で!」




ただ、体と心に刻みつけられた快楽の記憶は、なかなか取れるものじゃない。



とある町で語り草になった、マゾでセックス好きのかわいい少年。


5000万以上売り上げた詳細不明の伝説の裏ビデオに出ていた少年によく似ていると噂されたが、やがて忘れられていった。


少年は今____


「ごほうしさせてください♡ごしゅじんさまっ♡」

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KSH_023 1○歳青毛ヤンキーワンコ 、ルア君。オスの矜恃全部奪ってメスにしちゃいました(笑) 智bet @Festy

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