おまけ
登場人物紹介(ネタばれ注意)
主な登場人物紹介
◆セシア・ヴァル・ドワーズ
……本作のヒロイン。22歳。栗色の髪の毛に紫色の瞳。両親と祖母を早くに亡くし、祖父と領地の屋敷で暮らしている侯爵令嬢。結婚する気がないので、王都での婚活はやる気がない。年齢が年齢なので、祖父のドワーズ侯爵からさっさと結婚しろと言われている。
◆ルイ・トレヴァー/クロード
……本作のヒーロー。27歳。黒髪に青い瞳をしている。国軍少尉。背が高い。コードネームは黒。セシアの初恋の人なんですが、こんなにムッツリになるとは思わなかった……。
◆モーリス・ラング・ドワーズ
……セシアの祖父。70歳を過ぎている。たった一人の孫娘であるセシアには早く結婚してほしい。強欲な次男に悩まされている。
もともとは故人だったのに、書き直したら生きて登場となりました。
◆ジョスラン・イル・ドワーズ
……セシアの叔父。王都のタウンハウスで悠々自適に暮らしている。40代半ばくらい。この作品で最も輝いたキャラの一人。
◆ノーマン・イヴェール/アレン・デイ・クレーメル
……ルイの上官で国軍少佐。黒髪に赤い目をしている。顔が整い過ぎてセシアには「人形」と例えられるが、人間です。
セシアにはずっとカエルで脅され続けると思う。この作品で最も輝いたキャラの一人。
◆青/スコット
……アレンの部下、ルイの上司。すごく苦労してる人。青もスコットもコードネームで本名は別にありますが、秘密です。
◆マルセル・フランク
……アレンの部下、ルイの部下。陽気な赤毛その2(その1はサイラス)
コードネームは赤だったかな。青や黒と同じく、フランクは本名ではありません。
彼のうっかりはわざとだと思うんですよね。
◆カロリーナ
……ジョスランの奥方。よその国の国外追放になった大公の孫娘という、地位があるのかないのかわからない立場の人。旦那様は頭がおかしいのですが、奥様は非常に優しくて気が小さく、まともな人物です。ちなみに子どもはいません。
◆レイモンド/レイチェル
……男装の麗人。セシアの友達。本名はレイチェルだが、事故で療養中の双子の兄に成り代わり、「レイモンド」として振る舞っている。最近は貴公子としての振るまいも板についてきた模様。「誰にも言わないで」というレイの言葉をセシアは律儀に守っている。
◆アレクシア
……ルイのお母さん。首飾りは一応父親の形見として息子に渡したのですが、父親との関係は明かせないので最後まで言わなかった。ちなみに、その恋はとっくに終わっています。
◆国王
……名前も出てきませんが、アレンとルイのお父さん。
◆ジェラール
……第一王子。アレンとルイの一番上のお兄さん。
◆ジャン・フェルトン
……変なしゃべり方をする科学者。あやしげな菌からやばげな薬を作り出し、これを完成させたいと思っている。人の痛みには無頓着らしいが、自分が痛めつけられるのは本当に嫌い。
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