きつい出来事でありながらその感情に飲まれず、いのちの電話というシステムや背景にまで考えを及ばせ、端的に事実を述べておられます。私にはここまで胸を打つ形で発信できない。きっと、そのまま静かに居なくなった人達も沢山いる。だからこそ、ありがとうと言いたい。そういう身勝手な星3レビューでした。
これが、いのちの電話の実態だと知り、心が張り詰めて苦しくなりました……。知らない方は一度読んでみたほうが良いと思う作品です。
死にたいと思う方によく、命の電話に電話してくださいなんて言われているけれど。実際は酷いもので、悲しくなりました。これを読まないと知らなかった自分も恥ずかしいです。皆様も知っておくべきだと思います。
自殺の名所に必ずある「いのちの電話」の大きな看板。「いのちの電話」は果たして、絶望のがけっぷちに追いやられたいのちたちを救えるのか?実際にかけた方の、なまなましい体験の記録。