第65話 水着①
「本当に来てくれたのね、あなた」
「まぁね、久しく海で泳ぐなんてしてなかったし、元から1回ぐらいは泳ぎたいなって思ってたからね」
バイトのシフトではない午前中、僕たちは海で泳ぐために、水着を来て、海岸に来ていた。
「それじゃあ、もういいかしら」
「え? 何が?」
真珠が羽織っていた服を脱ぐと、その下に真珠は黒いビキニを来ていた。
「どう? 似合っているかしら?」
「……………」
「あなた?」
「あ、あぁ、すごく似合ってるよ」
「言葉も出ないくらい似合っていたのね、嬉しいわ、あなたがそう思ってくれるなんて」
確かに言葉も出ないくらいに、似合っているとは思ったけど、それよりも、中身を知らなければ、真珠はとても顔立ちが整っており、とても可愛い部類だ。そんな人が際どい黒のビキニなんてものを着ていたら、ナンパが凄いんじゃないのだろうか。
「真珠…」
「何? あなた? もしかして、見惚れすぎて私と結婚でもしたくなっちゃったのかしら?」
「………」
「あら、違うのね。じゃあ、何かしら?」
「真珠はその…か、可愛いからさ、その…そんな水着を着てたら、ナンパとか大変そうだなって思って…」
「えっ……、そ、それって、心配してくれてるの?」
「まぁ…ね、ナンパも大変だろうし…」
***
「真珠はその…か、可愛いからさ、その…そんな水着を着てたら、ナンパとか大変そうだなって思って…」
まさか彼が素直に褒めてくれるとは思っていなかった…
嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょ、彼が私のことを褒めてくれた…? 嘘! 夢じゃないよね!? 現実だよね!? 痛い! ちょっと手の甲をつねって見たけど本当の痛い! 本当に!? 本当に褒めてくれた!? 気合い入れて水着を選んだ甲斐があった! 絶対脈ある! みんなには悪いけど、私が彼と結婚するの確定でしょ!? もう、間違いないわ、絶対に彼と結婚できる! 嬉しい〜〜〜〜〜〜!!!!!! 大好き大好き大好き大好き〜〜〜〜〜!!!!!
「真珠?」
「ん! んん! んんん!」
嬉しすぎるあまり、いつもの口調がどこかへ行ってしまった。
危ない、危ない、彼におかしい人だと思われてしまう。
真珠の水着のイラストです!
よければ見てください!
今日の話はちょっと深夜テンションで書いたので何かおかしいと思った人は正常ですので、ご安心ください。
https://kakuyomu.jp/users/makimaki0318/news/16817330664735402940
https://kakuyomu.jp/users/makimaki0318/news/16817330664739946324
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