第20話 新商品の開発①

私は、真田 憲武 48歳。

パティシエ兼経営者、私は、緊急辞退!新商品の開発がなかなか思いつかない。

こう言うのスランプかしら!?

こう見えて!SNSを使ったおかげで、ケーキの商品がバカ売れ!私は、カリスマなパティシエになって13年。

どうしましょう〜〜⁉️。

そこは、兄妹なのかな?

「いらっしゃいませ!」

「うわ〜!ゴンちゃん!凄いよ!ケーキがいっぱい!」

「バカ!お前!4日で食べたばかりだろ!」

4日⁉️今!4日って言ったよね?この兄妹貧しいの⁉️

「あのなぁ!日菜…なんでも買えると思うなよ!……見てみなさい!あのお兄さん!良い顔してないでしょ?」

何それ⁉️ディスってるの⁉️…悪いけど!少年よ!ほとんど!悪口だから!。

「あ!おじさん!テレビ!出てたでしょ?」

「あはん!お嬢ちゃん!知ってくれてるの?ありがとう!……お嬢ちゃんは、どんなケーキが好きかな?」

「うーんとね!桜餅!」

いや!ないから‼️しかも和菓子‼️私ケーキって言ったよね?。

「日菜見たらわかるだろ!ここは、ケーキ屋なんだ!」

そうそう!。

「せめて!お家にある、豚餅にしなさい!」

「いや!そこじゃないから‼️」

しまった!……つい声を出してしまった!。

「まぁ!お兄ちゃん達!ここは、ケーキ屋だから!和菓子は、置いてないんだよ!」

「まぁ!そりゃあそうだな!…いいか?日菜見たら分かるだろ?ここは、ケーキ屋なんだ!和菓子は、置いていない‼️」

ちょっと〜この餓鬼!何エバっているの⁉️随分と可愛くない‼️。

「じゃあ!ゴンちゃん!和菓子のところに行こよ!」

何なの⁉️この餓鬼も!渋すぎない⁉️最近の子供って和菓子が好きなの⁉️。

「おい!日菜待てよ!そもそも和菓子と洋菓子分けているんだ?……そもそも!店も分けているよな?あれは、何でだ?」

普通、分けるだろ‼️……いや待てよ!この少年が言った通りに分ける必要ないのかな?…私のシェアが狭いのかな?

「おじさん?どうしたの?」

「日菜!どうするんだよ!…ケーキを買うのか?」

「いや!お嬢ちゃん達……今回は、お金は、いらない!」

「はぁ⁉️おっさん!何を言ってるんだ?お金払わないとお店の意味が」

「いや!……ひらめいた!お嬢ちゃん達のおかげで新商品が開発出来そう!」

「お!凄いね!」

「だから!そのお礼に好きなケーキをあげる……ちなみにお嬢ちゃん達お名前は?」

「うちは、日菜!」

「おい日菜!名乗るな!」

「いや!兄ちゃん!日菜って最初っから呼んでいるだろうが!」

「確かに!」

「はは、お兄ちゃんは、面白いね!名前は?」

「名前?…何しようかな〜〜」

「いや!そういうサービスいらないから!」

「菱水 龍」

「龍ちゃんね!」

「違うよ!…ゴンちゃんだよ!」

「ゴンちゃん?」

「日菜!そういうの良いから!」

「待ってなさい!日菜ちゃんとゴンちゃんのおかげで新商品ひらめいたから!」

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