第11話 自己紹介③
龍は、菅原姉弟と出会い…いろいろ疲れた状態でいる。
「ハァーークション!……うぇーークション‼️………花粉が酷いな〜どこか買いに行くか」
龍は、お店を探し……たどり着いたのは、ショッピングモールである。
<最悪だ!…こんな人混みが多いお店しかないとか……とにかく花粉の薬を買いに行きすぐ出るか!>
ショッピングモールを入り、急ぎめにドラッグストアを探す。
<どこだ〜⁉️>
探すと途中迷子らしきの小学生が現れた。
「お兄ちゃん!お兄ちゃん!」
「はぁ?…何?俺は、忙しいの?」
「ひとみちゃん知らない?」
「誰だよそれ⁉️……知らね〜よ」
<あれ?…ひとみ?嫌な感じする!>
「よし!迷子センターへ行くか!」
「うち、迷子じゃないから、行かない」
<あぁ〜こう言うのいるんだよな〜大人気取りの子供…まあいっか!俺もまだ子供だしな>
「じゃあ!見つかるまで遊ぶか?」
<めんどくさいけど!>
「うん!遊ぶ!」
ゲームセンターコーナー(メダルゲーム)で遊ぶ。
<まあ!ショッピングモールにしては、定番だな!>
「よし!やっぱりメダルだな!」
「なにこれ!うち、やった事ない!クワクワするん‼️」
「クワクワ?…ワクワクか?」
「そう!クワクワの方がかわいく聞こえない!」
「全然!」
「そうなの?お兄さん!ノリ悪い!」
「はいはい!どうもすみませんでした…って言うか、メダルゲーム遊ぶの?」
「遊ぶ〜!あ!忘れてた!うち、上沼 日菜っていいます!よろしくお願いします」
「ご丁寧にどうも」
<は、はぁ〜ん…俺、今日で何人と初対面に対して自己紹介されているんだ?……最近の人達コミュ力高すぎない?…俺の基準がおかしいのか?……それとも時代?>
「じゃあ…俺は、…た、た、髙橋です…よろしくお願いします」
「髙橋兄ちゃん緊張してるの?」
「んあーしてるしてる…口から心臓出そうなくらいに緊張してる」
「ははは、髙橋兄ちゃん…面白い!」
「メダルゲームやるぞ!」
日菜は、メダルを遊ぶ。
「ねぇ!ねぇ!これつまんなぁ〜い」
「バーカ!こう言う遊びじゃ!ないんだよ…だいたい!メダルを無駄に減ってるじゃん!……貸してみ」
龍は、メダルゲームを遊び、メダル1枚を入れ、5枚返ってくる。
「凄い!…高橋兄ちゃんこれどうなっているの?」
「これは、タイミングだ…」
「タイミング?」
「いいかぁ〜?…日菜は、狙っているところは、まず駄目だ!メダルの上にのせたってうまくは、いかない……そう!そこの何もない場所に当てれば、メダルが出てくる」
日菜は、メダルをやり、どんどんハマり…メダルが増えていく。
「すごーい!これ面白いよ!…高橋兄ちゃん!」
根津 瞳が現れる。
「コラ!日菜ちゃん!どこ行ってたの⁉️」
「あ!ヒトミン!今ね!高橋兄ちゃんとメダルをあそん……あれ?高橋兄ちゃんは?」
「高橋お兄ちゃん?……って言うかどこからお金出てきたの?…あと!知らない人についてっちゃ駄目でしょ!」
「ヒトミン怖い〜〜」
「あのね〜まぁいいわ…お説教は、帰ってからにしましょ」
龍は、ショッピングモールから出る。
<あ〜もう疲れた〜人とは、もう関わりたくない>
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