第9話 自己紹介①

<スノードロップの広場……食堂かな?>

<ワタクシは、藤田です……>

<久しぶりに‥全員近いくらいにスノードロップの子達が揃いました!>

<そう!龍くんと叶ちゃんを紹介するために集めました>

<うちの根津さん、ミラちゃん、日菜ちゃん、叶ちゃん、優斗くん、優香ちゃん…ワタクシは、揃うところを見て!感激をしています!>

「それでは、新しい友達を紹介します!最川 叶ちゃんです」

「最川 叶です!よろしくお願いします!」

みんな拍手をする。

「叶ちゃん!よろしくね〜」

「うん!」

「それでは、何と今回の方は、凄い人です……そう言えば龍くんは、どこにいるのかな?」

「そう言えば、ゴンちゃんいないね!」

「ゴンちゃん?そう言えば!朝からどこか行っちゃっててどこもいないよ」

「何ですって?」



河川敷でねっ転がり空を眺める菱水 龍。

「ブァーア!」

<雲は、ぷかぷか〜〜自由にマイペースでいいよね〜〜>

<て言うかあの施設どこかで見た事あるような?ないような?……まぁどうでもいいか>



「龍くん!あれほど言っていたのに……どこ行っているのですか!?」

「あたし!行きたいところあるから行くね!あと叶ちゃん仲良くしてね!」

「俺も姉貴とは、場所は、違うけど、自主練するから行くね!あと!叶ちゃんよろしくね!」

「あ!ちょっと待ってください!……やっぱり思春期の子達は、難しいですね〜」

「私行きたいところあるのひとみちゃん!一緒に行こう」

「日菜ちゃん!お金は、使わない遊びなら一緒に行っても良いよ」

「チェェ!わかった」

「叶ちゃん!NICE to me you! I am ミラ!遊ぼう!」

「うん!遊ぼう!」

根津と日菜も外に出る。

ミラと叶は、庭で遊ぶ。

<龍くん!そろそろ経営者としての自覚を持って欲しいです>



河川敷では、龍は、寝ている。

するとそこに野球ボールが飛んできて、龍の頭に当たる。

「あ!痛ー!」

「すみません!大丈夫ですか?」

優斗が現れる。

「まぁ!痛かったが…大丈夫だ…ってか!でか⁉️」

「あ!僕ですか?……身長184センチあります」

「ほう……凄いな!まぁ俺もここで寝ているのも悪かったから何処かに行くわ」

「あの〜良かったら一緒にキャッチボールやりませんか?」

「はぁ?やらね〜よ!あったばかりなのにコミュ力高いなぁ〜」

「そうですか?だってお兄さん優しそうだしやってくれるかな〜って思い…なんかすみません」

「お兄さん?……歳いくつ?」

「14です」

「にしては、デカくて凄いな〜」

2人は、キャッチボールをする。

<って言うかこの流れで何で俺キャッチボールしてんだ?>

「いや〜お兄さんって左利きなんですね」

「お!おう!」

「お兄さんって名前聞いても良いですか?僕は、菅原 優斗って言います」

「ひ……いや斎藤だ!」

「じゃあ!斎藤さんってどこの高校ですか?」

「高校?……俺行ってないぞ」

「そうなんですか!?」

「高校行く目的なんてないからな!」

「そうなんですね!じゃあ今は、何をされているのですか?」

<こいつ……いったいなんなんだ?>

「今は、世界中の旅をしてる」

「旅人ですか!?」

<やばい!?>

「あぁ〜そうだ!」

<何を言ってるの?俺⁉️>

「すげーー!?僕アメリカ行きたいんですけど!行ったことありますか?」

「あ〜〜これからだ」

「自分メジャーに行きたくて!」

「そうか……がんばれよ…じゃあそろそろ行くわ!」

「あ!そうなんですね……また会ったら旅の話し聞かせてくださいね〜」

「お!おう!」

<めんどくさい!人と関わりたくない>

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