第7話 闇側と光側
ひぼこ(いったい、僕らの知らない処で何が起きている・・・?
神々の計画とは。
光側だけじゃないわけか。。。
闇側にも問題があると・・・
光側に問題があるのは知っている。
だが、闇側もだと・・・
陰陽双方問題があるのは、理屈からわからなくもないが・・・)
ひぼこ様はアレフ様に闇側へと案内される間様々に考えを巡らせていた。
アレフ「まぁ、そんなに考えなくても
君なら会えば一瞬で、詳細を見抜けるだろう。」
ひぼこ「な!?、、?
なぜ、僕の読みがわかる?」
アレフ「ひぼこ様。 君は僕を見て、
自分と共通すると感じなかったかい?」
ひぼこ「ならば、、貴方様もか?」
アレフ様は、ニコニコと笑いながら
「あぁ、直にわかったよ。
同類だろうなって。
僕もだが、表と裏があってね。
裏に真。
表には・・・偽りとは言わないけど、、、何ていうか・・照れ隠しみたいなものかな。
君も同じなのかなと。」
正に同類。ひぼこ様も同感な様子。
ひぼこ「ならば、僕とアレフ様。
何やら、共通の役目が巡りそうだね。
繋がっていくと言うわけだね。」
アレフ「ハハハ。
それは、表・・ではなく、裏の真の部分かな。。。」
ひぼこ様は、至って冷静だった。。。
二人が闇側の世界へと入る。
ひぼこ「久しぶりに闇側の地を踏むよ。」
アレフ「そうかい。
ただ、大昔とは違う。
ここからは、こちらを着るんだ。」
アレフ様は、そう言うと真っ黒な布地をひぼこ様にも渡し、自身を纏った。
渡された物を見て、それが何かを悟る、
ひぼこ様。
アレフ様同様に真っ黒な布地を身に纏う。
アレフ「では、行こうか。」
そう言うと、闇の世界へと足を踏み入れるお二方様だった・・・。。。
・・・・・・・・・・
闇側に鎮座する神々様のうち、
セト神様と国常立尊様が二人の到着を待っていた。
セト神「これから光側とも繋がるでの。 とは言うものの、陰陽混じりながらではあるの。」
国常立尊「我が子達を育てていくのだ。 子供達の代がこの世と、あちらの世を
正していくのだ。
我々が後ろから道標を作らねばならぬ。。。
全ては人々、地球に携わる者の為ぞ。」
セト神「そなたの理想は、聞き飽きておる。。。じゃが、理想どおりとはいかずとも、近づける術はあると言うもの。。。
誕生した我が子達の成長が楽しみじゃわい。。。」
国常立尊「それは、闇側の子供を指すのか・・・それとも、光側か。」
セト神様は、顔を歪め
「全く、そなたは・・・
双方に決まっておるぞ。。。
そのうちに光側の息子、娘にも関わる事にもなり、教育者の子供達共にじゃ。」
国常立尊「わかっておる。
光側の者・・・
だが、鍵を握るのは、我々闇側である。。
とは、、やめておくか。
またそなたには、グダグダと言われるであろうからな。。。」
こちらのお二方様の元へと
アレフ様とひぼこ様が到着される。
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