37話 ゲームの帝王
「卯欄(ウラン)、ママに手を合わせてね?」礼子の位牌に手を合わせ眼を瞑った。
掃除をしない、整理整頓が出来ない、食卓はモノ置き場と化す。冷蔵庫の用途は食品庫だと思ってる?人間よりもペットの犬を大切にするケジメが付けられない、境界が曖昧!
人を怒らせるのが得意!これがオリンピックだったら金メダルだろう。
勉強は出来たのに・・・。
勉強?ガリベン、ガリ勉女! 好きじゃなかったのに・・・。
高校生の時、こんな歌を作った。
「もしかしてダメかも・・・。」って
チョコっと笑うキミは
密かにガリ勉した成果が手応え有るんじゃないの?
あざとい性格変えた方がいいかもね。
勉強が出来る子って可愛くないと僕は想う。
それは勉強出来ない妬みかそれとも、
僻み嫉み?
今の僕は悪魔の様にプロトコルに逆らうそれが信条
勉強しない僕が悪い気が散る僕が悪い!
ゲームにゃ集中100%ゲームの帝王!
焦る焦る焦る!
礼子はあざとかった。
ガシャーン!ラグビー部部室の鉄扉を力任せに閉めた音に驚いて振り向いた輝が観たモノは! 体育祭のカーニバル用のサンバの衣装を着た礼子が扉を塞ぐように立ちはだかっていた。
透き通るような白い肌の臍と腰周りが露になって桃のような甘い果実を含んだ礼子のフトモモは何も言わなくても言いたい事が分かったので輝は甘い香りに自然と群がる昆虫のようについ、フラフラと歩み寄りしゃがみこんだ輝の位置は礼子の中心部からフェロモンが発散されている身体の秘部の前だった。
礼子と結婚する前はゲイバーの経営者。
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