34話 プロフェッサー篠山政界へ!

但し政党の所属議員が5人を割れば解党となる。

長年科学者として身を削って来たが、しらたま開発の時の思いはピュアだった。

 回り道をして櫻守りをやったが、自然の木に触れてみて大自然の生業が掴めた。

かと思われたが、終わりではなく、自身の功績に断崖をされているような面持ちにもなる。 篠山が手掛けた愛のしらたまがハイブリッド化をされ手の届かない製剤としてコロナワクチンに為ろうとしている!

 理由は基礎の基礎!血液の凝固反応がそれだ!

灯台元暗しとは良く云ったものだ。

 日本学術会議のメンバーとして、国の決定に従わなければなるまい。

役員には、会長として物理学の小野寺隆(おのでらたかし)、以下4名、薬学の如月八代、(きさらぎやしろ)、機械工学の猫多学一(ねこたがくいち)。

 環境学の神村貴子(かむらたかこ)達が副会長として在籍しているが、理学博士の篠山静夫は政治の素人。

 勅使下向内閣総理大臣に反発して新党を結成しても争点がぶれている故の脆弱な政党として、比例代表選に惨敗するであろうと予測は着く。

 そして事態は刻々と変わっていた。

変異種コロナウイルス感染の疑いのあるインド、パキスタン、ネパールからの入国拒否が制定された。

 それは篠山だけでなく、勅使下向内閣総理大臣も日本国への熱い想いは持っている。

「学術会議推薦名簿を見ていない。」政府を俯瞰している。

 君が代斉唱拒否等

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