第21話 メドベッド臨床実験
「ときに野際さんメドベッドの購入と臨床試験が決まったんだそうですね?春は色々とポジティブな動きが始まります。間も無く大原君も歓喜の声を上げて両腕をしばたかれるでしょうね?」大きめのルーペを片手に持ち、カッパン病診断書及び櫻査定書の挟んだ書類ボードを首から下げた篠山はイヤに黒い綴じ紐が篠山の白く細い首に映えていた。
そして臨床試験の当日、午前零時にはあと30分を切っていた。
尻沢エリカ、大原輝、荻野原、篠山口、端野、金田一医局部長、篠山静夫らが揃っていたメドベッドのスタートは、金田一がオンボタンを押す。
各自メドベッドに横になる。
仰向け、横向け、うつ伏せ、各々リラックスが出来る態勢を選んでもらった結果がこうなった。 カプセルが自動的にシャットアウトした所で、金田一がオンスイッチを手に掛けた瞬間、臨床試験室のドアが開いた!
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