第12話 人気者の理由
やる気が無いならここへ来ない筈だと、言おうとしたが荻野原に肩を叩かれ正気に戻った。
「失礼しちゃうわよ全く。」文句を言ったものの声は小さく、頬が紅潮していたのを誰もが見逃していた。
理学療法士の何たるかを説きたかったが、「今それをやるべきではない! と、荻野原 に制止されて、前後の見境無しに訓戒をしようとした事について後悔していた。
荻野原科長と僕との差か・・・。
「はよう歩きや兄ちゃん!」誰?
振り向くとニコニコ笑った高齢者達が車椅子に座っているではないか!
「
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