第4話 可能性のカーボンニュートラル
刹那、篠山の声が聴こえた! 確かに、聴こえた!
「太陽光パネル兼人工光合成パネルが植物の葉に見立てて、実は家屋の基礎が根っ子なんです。 地中の水分を吸い上げ、大気に拡散させる。
酸素と水素が散りばめられる。」
「これで日本には酸素が充満し、政府の公約通りカーボンニュートラルは実現出来ますよ。」
「京都議定書について、人類はその沿革ばかりを舐めて来ました。
ナンセンスです!
カーボンを減少させるには国内の自動車を減らせばいいと、誰が考えたんですか?
ナンセンスです!これでは人類の発展は無い!」
「人類が、発展するには、新たなる開発を試み大量にカーボンを排出したって構わない!
それがポジティブ!
ネガティブでは人類の発展は無く、フェイドアウトして行く末路なのです。」
篠山のロジックは学術会議で、承認され日本学術会議の副会長に抜擢された。
相応しい仕事とは、それなりの学問、研究の研鑽を重ねた結果の不動の実績は揺るぎ無い篠山の礎となっていた。
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