第6話 防犯カメラの映像

 K警察の方で、現場検証が行われたのが、それから三日してのことだった。被害者であり、生き残りはしたが、記憶を失っているということで、本来は現場検証に立ち会わせるのは難しいところなのだろうが、被害者の敏子自身が、

「現場検証をすることで少しでも思い出せることがあるとすれば、協力したいと思います。でも、いつ頭が痛くなるか分かりませんので、その時はすみませんが、私抜きで続けてもらえるということがお約束できるのであれば、協力させていただきたいと思います」

 というので、この現場検証が成立したのだった。

 担当医も一緒に待機しているということで、ドクターストップという事態も起こりうるということであった。

 さすがに部屋の中には元々あったシンナーの臭いを充満させるわけにはいかないので、シンナーの臭いは封印していた。

 そして、少しずつ記憶を取り戻しながら、調書とを比較して、その時の様子を再現していく。

 まず、この部屋、つまり、廃墟に近い埃が充満しているようなこんなところであったが、なぜか中央に長机が二つ置かれていた。

「これがあるのに、どうして、犯人はここで簡単に刺殺さなかったのだろう?」

 という思いがあったが、その後の状況を見て、

「犯人は、被害者を磔のようにして公開処刑を行ったのではないか?」

 という考えから、この長机が殺害に利用されなかったわけが分かった気がしたのだ。

 そして、もう一つ疑問だったのが、この部屋には、防犯カメラが一つだけ設置されていた。

 管理人に聞けば、

「この場所は、廃墟ではあるが、これから改装予定が入っているので、何かあってはいけないということで、防犯カメラを一台だけ残しておいたんですよ」

 ということだった。

 防犯カメラの映像も見てみたが、犯行が行われた場所は死角になっていて、写っていない。元々ここには、四台の防犯カメラが設置してあって、四台も本当はいらないのだが、途中途中で被って写っている場所があり、

「角度によって見え方が違うので、窃盗や損壊などの被害にあった時、犯人を特定するのに役立つだろうと思って、設置しています」

 と言っていたが、それだけの意識があれば、この場所を再度作り替えてマンションにしても、防犯に関しては問題ないだろうと、柏木刑事は感じていた。

 防犯カメラを見ていると、最初は、途中、どうやら目隠しをされていたようで、それが見えるようになると、そこには敏子が仰向けになって眠っていた。そして、その時は麻酔を嗅がされて眠っているようだった。

 どうやら、目隠しをしていたということは、防犯カメラの存在には気づいていて壊さなかったということは、途中から写る光景を、わざと残して、我々に見せつけようという魂胆なのに違いない。

 その横の長机には、誰もおらず。そこには、スマホが一つ放置されていた。

 それを見た桜井刑事が、

「あれ? あんなところにスマホなんかあったかな?」

 と呟いて、死体発見当時のことを思い出していたが、

――確か、スマホがあったのは、気を失っている女性の頭の上にあったんじゃなかっただろうか?

 ということであった。

 そのスマホは、今ここに置かれているが、スマホの解析では、誰のスマホなのか分からず、発着信履歴を見ると、ちょうど、防犯カメラが回り始めてから少しして、スマホに着信があったことになっている。

 何も知らずに気を失っている敏子だったが、音声を拾っていない防犯カメラには、何も動いていない静止画でしかなかったのだ。

 そのあとしばらくは、早送りで済ませていた。実際に何も起こっておらず、敏子はずっと眠っていた。もうその時は目隠しはしていなかった。縛られてるわけでもなく。ただ気を失った、そこに眠っているだけだった。

 それからどれくらいがたったのだろうか? スマホに着信があったと思われる時間から、十五分くらい経ってからだっただろうか。敏子が目を覚ましていた。ただ、麻酔薬による眠りだっただけに、目が覚めた時は自然な目覚めではなく。頭を押さえているのが分かる。よく見ると、顔をしかめているようだ。

 その様子は、失った記憶を取り戻そうとして襲ってくる頭痛の時とは明らかに違っている。とにかく、映像は頭を抑え込んで。完全に微動だにしない。どちらの方が苦しいのか、見ている方は想像もつかないが、音声がない分、却って苦しそうに見えるのは、無理もないことであろうか。

 またしばらくかがみこんでいたが、少し楽になったのか、前を見て、まわりを今度は気にし始めた。自分がどうしてこんなところにいるのか分からないと言った様子である。

 そして、スマホに気づいたのか画面上部の方が気になるようで、スマホを手に取って、何やらしているようだ。

 さすがに、スマホの画面まで見えるわけもなく。

「これ、後で拡大して、見てみることにしよう」

 と言って、指示をしたが、よく様子を見ていると、今度は、まわりを一度見渡して、もう一度スマホを捜査し、そして、今度は電話をかけているのか、耳に充てた。

 相手が出たのか、話し始めたが、その様子は怪しむ風ではなく。時々笑みもこぼれている。

 この状況で、自分に何が起こったのかも分かっていない状況で、笑みをこぼせるというのは、それだけ今まで緊張していて、電話に出たのが安心できる相手だったということなのか、それとも、人の声を聴けただけで、一気に緊張がほぐれるおどに、精神的に固まってしまっていたのか、それを思うと、そのスマホが消えていたのが気になるところだった。

 彼女は、しばらく話をしていたが、今度は起きようとしたようだ。するとバランスを崩してしまったのか、まるで生まれたての小鹿のように、足が思うように動かず、踏ん張ることができないようだ。

 そのまま身体が硬直し、足に力が入らず。そのままテーブルから、横に落ちてしまった。

 そのまま動かなくなってしまったのだが、

「それで見つかった時、床に転がっていたのか」

 と桜井刑事が言った。

 ただ、彼女が起きていたと言っても、完全に意識は朦朧としていたようだ。ラリっていたと言ってもいいくらいだろう。

 彼女が記憶を失ったのを、

「何か怖いものを見た衝動で、忘れようという意識が働いたからだ」

 と思ったが、実際にそうなのだろうか?

 この場で意識が朦朧としていて、足に力が入らず、バランスを崩して床に落ちてしまった時に、打ち所が悪かったからだという解釈もできないわけでもない。

 音声がないので、ショックをあまり感じないが、

「もしその場にいたら、床と身体の骨とが当たった時の、何ともいえない鈍い音がしたのではないだろうか?」

 と思えてならなかった。

「やはり、この時のショックかも知れませんね」

 と、隅田刑事が言ったが、

「何ともいえないな。もっと先の映像がないと」

 と言って、また少し早送りをするのだった。

 かなりの時間が経ったところで、そこに現れたのは、桜井刑事だった。それまで、被害者と、敏子以外が映像に出てきたということはない。

 ということは、映像が始まった時には、すでに被害者は死んでいたということになる。その映像を隠すために、防犯カメラに目隠しをしたのだろう。

――それなのに、敏子がいるところでは、別に隠そうとはしていない。ということは、ここから先は見せてもいいということなのか、逆に見てもらいたいという意図が犯人にあったということなのか――

 と、桜井刑事は感じていた。

 防犯カメラの映像はどうしてもブレていたり、見えすぎてしまって、判断に困ることもあるが、今のところ、手がかりらしいものはほとんどない状態なので、少しでも情報が集まるのはありがたい。ただ、それを吟味するのは、大切ではあるが……。

 敏子がどこに電話していたのかというのも気になる。それは着信履歴には残っていないからだ。

 となると、電話を掛けようとした行動自体はフェイクのように思えて仕方がない。すぐにまた気を失ってしまったようだが、それから桜井刑事に起こされるまで、確かに意識を取り戻せなかったのは事実のようだ。

 彼女が記憶を失ってしまったのだとすれば、いつだったのだろうか?

 そこにスマホがあり、誰かに電話を掛けようとしたのだが、考えてみれば、そこにあるのは、自分のスマホなのかどうか分からない。

 発見された時、彼女はスマホを持っていなかった。記憶が半分なくなっていたので、自分のスマホがどうなったのか分からない。彼女の記憶は半分なくなっているということだったが、基本的に、あの事件の間の記憶は皆無というものだ。

「半分」

 という表現は、記憶を百とすれば、半分前後覚えているということだが、記憶のほとんどは、あの場所に行く前のことであり、あの場所での記憶は皆無だと言ってもいいだろう。

 彼女は自分の名前も自分の仕事などのことも記憶はしている。ただ、今の状態で聞き取りは難しいという病院の話でもあるので、彼女の回復を待つしかなかったのだが、捜査に関しては、そんなことは言っていられない。警察で調べられることは調べておくしかないのだ。

 現場検証を行うために見た防犯カメラであったが、その内容は、今まで調べたことに対して、思ったよりも意外なものを見せてくれた。少なくとも、あの場所にスマホがあったなど想像もしていなかった。あのスマホは、敏子が持っていたのだが、彼女自身も、

「これって、私のスマホではないような気がする」

 と言っている。

 連絡先のデータもなく、メールボックスにも何も残っていない。さらには、着信履歴は犯行が行われた日の分しか残っていない。

「誰かが過去の履歴をリセットしたんじゃないのかな?」

 と思ったが、それを調べるには、本人の許可と令状がいるのではないだろうか。

 スマホが、本人のものではないという以上、本人の許可を得るのは難しい。そうなると、この事件を少しでも解明していった、その状況を元に、令状を取るしかないだろう。

 とにかく、防犯カメラに写っている内容などをみると、犯行がどのように行われたのかまでは分からないが、犯行現場での重要な役割を果たしていたのではないかという想像ができるのであった。

 防犯カメラに映った内容から、新たなことは発見できなかった。

 分かったことといえば、


・誰かが、故意に最初の方はシートをかぶせる形で、目隠しをしていた。

・その後明らかになった映像では、すでに被害者となった山岸は殺されているようだ。

・被害者の隣に横たわっていた、敏子は、一度意識を取り戻し、頭上にスマホがあるのに気付いて、どこかに電話したような素振りをしているが、おそらくどこにもかけていないだろう。着信履歴は残っていない。

・その着信履歴を見てみると、その前にどこからか着信があり、麻酔剤で眠らされていた敏子は気が付かず、着信はスルーされたようだ。

・そして、そこに置かれていたスマホは彼女のものではないし、スマホの履歴等は、リセットされているようだった。

・敏子は、それからもう一度眠りに就いた。その後は、桜井刑事に起こされるまで眠り続けていて、長机の上からひっくり返っても、目が覚めることもなく、台の下で眠っていた。

・その間の記憶はほとんどが失われていて、最後は睡眠というよりも、昏睡状態だったと言ってもいいだろう。


 というのが、大体のものだろう。

 防犯カメラという音声のないものなので、無音のままから想像していることなので、それをすべて正しいとして認識することは危険であった。

 したがって、その場で起こったと思われること、そして防犯カメラに残っている状況、どこまでをどう解釈していいのか、却って理解できないところもあるようで、何をどう解釈していいのか、難しいところであった。

 そんな状況を考えてみると、やはり、敏子の意識が回復して、彼女の供述を得ることは必須ではないかと思えた。

 どこまで意識できていたのかも、怪しいとは思う。何しろ一度は記憶を喪失しているのだから、もし、記憶が戻ったとしても、どこまで正しくその状況を理解できているのかが問題だった。

「それにしても、犯人はどうして彼女を利用したのだろう?」

 本来であれば、被害者である人物が一人で殺されていれば済むのに、なぜその場所に彼女が放置されたのか?

 普通に考えれば、一人が殺されていて、すぐそばに別人がいれば、その人が犯人ではないかという思いに至るのが普通なのだろうが、彼女は記憶喪失になっていて、その証言に信憑性は今のところない。

 防犯カメラに気づかなかったなどということはありえない。何しろ、シートを掛けて、細工を施している以上、犯人は明らかに防犯カメラの存在を知っていた。

 しかも、知っていて利用しようとしているという意味で確信犯である。一体我々に何を見せようというのだろうか?

 さらに、この犯行には、共犯者がいたのではないかということも十分に考えられることであった。

 となると、敏子が犯人のうちのどちらかではないかということも考えられる

 そして一番の発想は、彼女が主犯ではなく、共犯の方ではないかということであった。彼女もある意味、共犯だったとしても、

「主犯に利用されただけ」

 という共犯である。

 もし、彼女が共犯だったとして、そこに脅迫があったのか、それとも、彼女の意志で、共犯に甘んじたのかは分からない。

 しかも、彼女が共犯に及んだとして、犯人とはどういう関係だったのか、共犯となりうる何かの理由があるとするならば、

「お互いの利害関係が一致している」

 ということであろう。

 犯行を行う上で。しかも殺人事件ともなると、共犯との利害関係の一致というのは、どういうことになるのだろう?

 金銭的に人が死ぬことで、お互いに利益を得るという考え、あるいは、共通の恨みを持っていて、それを果たすために、共犯となったという考え。

 少なくとも共犯者を作るということは、一長一短あるに違いない。

「共犯者がいなければ、いくら恨みを持っていたり、金銭欲があったとしても、一人では精神的にも、行動を起こして、捕まらないようにしようという意識があったとしても、さすがに躊躇するだろうが、誰かと一緒であれば、勇気が急に湧いてくるということもあるだろう」

 と思うのだった。

 そういう意味で、事件の犯人を、共犯者(共犯者から見れば主犯)に対して、

「あわやくば、自分が危なくなったら、この共犯にすべての罪を擦り付けて、自分だけは助かろう」

 という思いを抱いているやつもいるかも知れない。

 犯行を思いついて、犯行計画を練っている時が一番犯行に対して前のめりなのではないだろうか。実際の犯行時に一番後悔の念というものは襲ってくるというもので、その後悔の念は、次第に時間が経過するにつれて、薄れていくものではないだろうか。

 実際に犯行に成功してしまうと、人情として、

「このまま捕まりたくない」

 という思いが芽生えてくるだろう。

 最初は目的完遂のために邁進していたので、

「俺なんか、どうなってもいい」

 と思っていたが、実際に目的を達成してしまうと、今度はさらに先の目的を失ってしまう。

 何と言っても、目的を果たしてしまったということは、

「自分は犯罪者になってしまったのだ」

 という思いを強く抱き、そこでやっと我に返ることができたのだろうが、そう思うと、

「取り返しのつかないことをしてしまった」

 としか考えられなくなってしまう。

 すると、それまで考えたこともなかった。

「助かりたい」

 という思いが芽生えてくるだろう。

 最初に前のめりになって組み立ててきた犯行計画は、犯行後のことは考えていない。目的である相手への恨みを晴らすことを犯行計画のすべてにおいていたので、自分が助かろうなどという思いは一ミリもなかったかも知れない。

「そんなことを考えていれば、そもそも目的を達成することなどできず、中途半端な形で最悪な場合、自分だけが何かの罪に問われることで終わってしまうということも考えられるだろう」

 とも言えるのだ。

 そうなると、自分が助かるという思いを抱かないということは、

「非情になれる」

 ということを意味していた。

 犯行において難しいところは、

「犯行計画を立てたとしても、達成までの間に最初のモチベーションを持ち続けることができるのか?」

 ということであった。

 いくら相手に恨みがあったとしても、モチベーションが少しでも下がれば、我に返ってしまう可能性は高いだろう。一度我に返ってしまうと、犯行計画が頭の中から飛んでしまう可能性がある。自分では、

「絶対に忘れることはない」

 と思っているのは当たり前のことで、我に返るなど思ってもいないので、忘れてしまうことは最初から計算にはない。

 当然、感情をメモに残すようなこともないだろう。

 もし、感情をメモに残していたとしても、そのメモを見て、自分のその時の感情がよみがえってくるかが分からないので、そうなると、メモの内容も分かるはずもなかった。

 何しろ残したメモには、箇条書きで何かの暗号のような形になっているからだろう。

 誰かに見られると困るという意識もあれば、考えたことをすぐに忘れてしまうという感情もあるようで、何をどう解釈すればいいのか、分からなくなるからだろう。

「彼女は一体どっちなのだろう?」

 と考えた。

 共犯だと考えると、彼女はどうして、こんな計画に加担することになったのか?

 何か脅迫を受けて協力する羽目になったのだとすると、あの時に彼女をなぜ殺さなかったのか? 殺しもせずにあそこに放置しておいたとはいえ、彼女が記憶を失っているということまで、犯行計画の中にあったなどということはありえない。

 だとすると、なぜ殺さなかったのか。意識を朦朧とさせたのであれば、それに乗じて、彼女をどこかに連れ去って、そこで人知れずに始末することもできただろう。

 そして自殺に見せかけ、彼女にすべての罪をなすりつけることもできたかも知れない。

 犯行計画をそれなりに練っているのであれば、彼女を共犯に使ったのであれば、そっちの方がしっくりくる。

「最初はそのつもりだったが、何かのアクシデントがあったりして、計画がとん挫してしまった?」

 とも考えられたが、それも無理があるような気がする。

 もしそうであるならば、さっきの防犯カメラに映ったあれはなんだったのだろう?

 ただ、あの場面でスマホに連絡があったようだ。着信履歴を見てかけなおしたが、欲見ると、公衆電話からだったので、かけなおすことができなかったというのが、真相だったのかも知れない。

 意識が朦朧としている彼女とすれば、それも無理もないことだろう。

 だが、あの防犯カメラを回し続けたのは、ひょっとすると彼女を犯人に仕立てあげようという計画があったのかも知れない。

 元々、自分が助かるところまでは計算に入れていなかったということであれば、犯行後の計画というのは、かなり甘いところで構成されているのかも知れない。

「本来の目的は自分が助かることではなく、犯行を想像通りに達成することができるかどうかである」

 と思っていたからであろう。

 犯人が誰であれ、桜井刑事の頭の中には、ほとんどの確率で、

「これは、恨みを晴らすための復讐なのではないか?」

 と思っていたようだ。

 柏木刑事は、最初からそれ以外のことはほとんど信憑性がないだろうと思っていたようだ。

 隅田刑事もそうであるが、勧善懲悪の考えを持つ柏木刑事ほどではないと思っていたが、実際に意識として強かったのは、むしろ、隅田刑事の方だったのだ。

 担当刑事三人がいろいろと思い浮かべた事件の思いであるが、動機が恨みではないかという思いと同じで、三人が共通で感じているのが、

「この事件には共犯がいて、その共犯が敏子ではないか?」

 という思いであった。

 だが、彼女の方が主犯ではないかという思いを低い可能性だと思いながらも抱いているのは、桜井刑事だけだった。

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