第4話 犯罪者の会社

 桜庭が眞島と主従関係にあったということは、警察も掴んでいない。柏木刑事と隅田刑事の聞き込みでは、そこまで入り込んだ話を聞くことはできなかった。中には、会社の中でも、二人の主従関係に気づいていた人もいたかも知れないが、被害者が眞島ということなので、二人の関係と殺人は関係ないと思ったのだ。

 もし、殺されたのが桜庭であれば、従者の方の不満が爆発したとも言えるだろうが、被害者が眞島であれば、話は違ってくる。眞島がもし死ぬことになったとしても、それは、薬物による死だということはありえないと思った。

 何かのプレイで事故が起こって過って殺してしまうということであれば、仕方のないことではないかと思えたのだ。

 倫理上はまずいかも知れないが、殺人というところまではいかないだろうと思うのは無理もないことで、その場合、毒を使うことはありえず、眞島の死というものに関して、二人の関係性はあまりないと思ったのだろう。

 根拠のないことを話して、それが後でバレたことで、桜庭から何かされるのが怖いとも思ったのだから、警察に言えるはずもなかった。

 桜井刑事は、現場での聞き込みに一段落がついて、それを本部で報告したが、

「少し調べてみたいことがあるんですが、そちらを回っていいですか?」

 というので、清水警部補から、

「ほう、どういうことなんだい?」

 と聞かれた桜井刑事は、

「今回の毒物が青酸カリだったということで、青酸カリの出所を探ってみたいのですが」

 ということであった。

「なるほど、確かにそっちからの捜査も必要だとは思っていた。だけど、今の段階の捜査で出てくるかも知れないと思っていたが、今のところは分からない。やはり、ついでというよりも、まず、毒の出所という視点からの捜査が必要だということだな。じゃあ、桜井君。お願いしておこう」

 と言われ、桜井刑事は毒の出所というところでの捜査に当たることになった。まず、青酸カリを入手できるツールを探ってみることにした。

 とにかく青酸カリというのは、毒物としては一般的で一番有名なものであるだkえに、保有しているとしても、その管理は、かなり厳重なものだ。鍵のかかる場所に置かれ、逐一報告の義務も存在する。簡単に盗み出すことは難しいだろう。

 とは言っても、いつもいつも見張っているわけでもないので、なくなってから分かるまでに少々の時間はかかるだろう。何か重大な目的があって持ち出すのだから、当然、相当な覚悟の上だ。何しろ殺害に使われるわけなので、犯人も、最初からある程度までは警察が調べるということまでは計算に入れているに違いない。

 したがって、最初から、難しいと考えると、却って分からなくなる。そう考えると、

「柔軟な捜査」

 が必要だということだ。

 つまり、最初から、

「どうすれば、盗み出すことができるか?」

 ということから考えるのではなく、最初は、

「盗み出すことができるとすれば、誰なのか?」

 ということから進めるというのが、常道ではないかと思ったのだ。

 まずは、被害者の会社に行ってみた。会社はソフト開発の会社で、被害者はオペレーション業務だというが、会社において、直接業務上、青酸カリが身近にあるとは思えなかった。

 では、同僚の中に、家族の中などに、青酸カリを入手できる可能性のある人がいるかどうか、それを調べてみることにした。

 もっとも、これらの捜査は、今のところ、裏からやらなければいけない。表では、柏木刑事と、隅田刑事が動いているからだ。

 いくら別の視点から見ての捜査だとはいえ、同僚とのニアミスは、今後の捜査において、お互いに気を遣って、お見合いをしてしまうことで、犯人を取り逃がしてしまうということもないとも限らない。

 それを思うと、桜井刑事は微妙な気持ちになっていた。

「それにしても、毒殺というのは、ある程度の恨みがないとできないことのように思う」

 と感じていた。

「何よりも、入手が一番困難なのが毒薬だろう」

 と思うからだ。

 だが、毒の中には、簡単に手に入る毒もあったりする。その場所にあるだけで、毒だというものもあり、スズランのように、コンパラトキシンという有毒物質を含んだものもある。

 生けている水を飲んだだけでも中毒を起こしてしまうというほどの毒性で、十分に殺傷能力のあるもので、実際にミステリーなどでは使われることもあるくらいである。

 それらは、普通に咲いているものを、飲ませればいいだけだが青酸カリはそうはいかない。

 確かに青酸カリというと、多様に使用されているものである。病院が所蔵しているのじゃもちろんのこと、メッキ加工や、塗装においても使われることで、ミステリーなどでも、メッキ工場が出所だという話hよく聞かれる。

 街のメッキ工場、自動車修理工場など、様々な町工場で入手可能となると、捜査も難しいが、逆に、被害者の身辺に、家族や実家が病院関係者や、町工場関係者であれば、絞り出すことはできる。

 まずは、入手可能な人間を絞り出すことが先決だった。

 殺人事件の捜査ということで、桜井刑事は、門倉警部にお願いして、令状を取った。そこで、柏木刑事とは別の路線ということで、従業員の家族構成などを調べることにしたが、その中に一人、気になる人物が浮かんできた。

 名前を、朝倉隼人という人物であるが、彼の実家が、田舎でメッキ工場をしているという。ただ、彼は被害者の眞島とは直接的に関係はない。会社でもほとんど口を利くことはなかったというし、仲がいいという話も、悪いという話も聞かない。接点がないというところであろうか。

 とりあえず、入手可能な人物ということで調べていたが、結局可能性のあると思われるのは、朝倉だけだった。

 だが、入手するにしても、わざわざ田舎迄戻ってこなければならず、彼の行動歴を見ても、会社を無断欠勤した事実もなく、田舎迄の往復を考えると、なかなか日帰りでは難しいと思えるほどの、田舎だったのだ。

 まったく無理だということもないだろうが、それにしても、朝倉が眞島をそこまでして殺そうという動機が見つからない。

「そこまでして殺すというだけの動機がないと、調べるにしても、根拠のないことは

をひたすら追いかけるようで、そこまでするメンタルもないかも知れない」

 と桜井刑事は考えていた。

 一応、捜査本部に、

「青酸カリ入手可能な、入手できる可能性のある人間」

 として、報告し、自分も頭の片隅においておくことにした。

 桜井刑事がそこまで調査してきたところで、眞島の身辺捜査を行っていた柏木刑事と、隅田刑事が帰ってきた。

「お疲れ様です。どうでしたか? そちらの捜査は」

 と桜井刑事が労うように訊くと、

「そうですね。いろいろ調べてみましたけど、彼はまわりに本当に表面上のことしか見せていないようですね。と言って、それはやつが、意識して隠そうとしているわけではないような気がするんですよ。ちなみに、隠そうとすればするほど、秘密というものは簡単に露呈するもので、それに彼にそこまで世渡り上手でもないようなんですよね」

 という柏木刑事に、

「じゃあ、どういうことだと思うんですか?」

 と桜井刑事に聞くと、

「やつは、隠そうともしなければ、自分を表に出そうともしない。その感覚がちょうどうまく釣り合っているところで、きっと気配のようなものを消せるんじゃないでしょうか? 仕事上のことは分かりませんが、彼の人間性というものを、そのつり合いが取れているというところで、気配を消してしまう。それが彼の特徴であり、彼が生きてこれた秘訣なのかも知れないと思いますね」

 という桜井刑事に。

「桜井刑事は、気配を消すには。隠そうとすることと、自分を表に出そうとしない感覚が釣り合っていると、気配が消えると思っているんですか?」

 と柏木刑事が聞くと、

「これは刑事としての勘のようなものなので、断言はできないですが、私はそう思っているんですよ」

 というのだった。

「一つ気になったのが、桜庭という男なんですが、この男、どうも取引先に取り入ることがうまいようで、それが会社にバレて、開発からオペレーション部に転属させられたんだそうです」

 と、隅田刑事が報告すると、

「それは、眞島と同じ時期なのかな?」

 と桜井刑事が聞いた。

「ええ、そうです。もっとも眞島の場合は、同じ仕事という理由であったんですが、桜庭のような要領がいい男のやり口ではなくて、会社の方針に従えないという一種の不器用な男ということでの転属でした。ちなみに、彼の前科については。会社の方では知らないようです」

 と、柏木刑事がいうと、

「それは知っているけど、タブーになっているからなのでは?」

 と聞かれると、

「それはないと思います。相手が警察に対してですし、本人は死んでいて、その捜査で来ている刑事なんだから、知っていればそのことに触れない方がおかしいですよね。警察だって、彼の前歴くらいは当然調べるのは分かっているんだし、下手に隠す必要など、これっぽっちもないでしょう?」

 と柏木刑事は答えた。

「そうだね。前科と言っても、刑事罰とううわけではなく、条例違反というものなので、実際のモラルや行動ではなく、あくまでも量刑という意味での話であれば、彼の犯罪は公務員でもない限り、懲戒解雇になるものではないからね。とはいえ、一度ではないところが問題なんだがね」

 と、桜井刑事は言った。

「そういう意味で、眞島という男は、人間としては最低なところもありますが、今のところ、誰かに恨まれるというような話は聞こえてきませんね。会社では、皆から、不器用なやつという言われ方をしているだけですからね。人によっては、同情的な立場の人もいるんじゃないかな?」

 と、いうのが柏木刑事の見解だった。

「それは私も感じていたんだ。調べている中で、どうしても、彼が殺されるだけの動機を持った人がいるという話は聞こえてこなかったんじゃないかい? 彼が行きつけの店の店主に聞いても、そんなに悪い人という印象ではないということだったけどね」

 と桜井刑事がいうと、

「会社でも確かに、彼に恨みを持っている人はいなかった。でも、人間というのは、いつ何時、人から恨まれるか、あるいは、恨みを買うようなことをしているのに、そのことに気づいていないかということを分かっていない。それが恐ろしいことなんだと思うんですけどね」

 と、柏木刑事は言った。

 それはまるで桜井刑事に挑戦しているかのような様子で、桜井刑事も正面から、柏木刑事を見つめていた。

「それは確かにそうだね。だから、逆にそれを見逃さないようにしようと思って、一点に集中して見てしまうと、本来見なければいけないことがおろそかにもなるかも知れないじゃないか。私はそっちの方が怖い気がするんだけどね」

 という桜井刑事も挑発的になっていた。

 一触即発のこのような緊張した場面は、実は珍しいことではなかった。別に喧嘩をしているわけではなく、意見を戦わせることで、切磋琢磨しているかのような様子は、お互いだけではなく、まわりを鼓舞することにもなり、捜査会議を活性化させるという意味で、必要なことだというのが、まわりの暗黙の了解になっていた。

 だから、誰も止める人はいない。黙って聞きながら、他の人たちは頭を働かせて考えていた。

 喧嘩に見えるこの会話の中に、事件の本質を捉えたような会話が、意外と思っていたりする。それを聞き逃さないようにするのが、まわりにいる人たちの役目であり、実際に事件を途中で一度立ち止まって検証することが往々にしてあるのだが、その時に必ず問題になることである。

「忘れていたでは済まされない」

 と言ってもいいだろう。

 捜査会議は白熱し、まだ、ほとんど情報が出てきたわけでもないのに、ここまで盛り上がるというのは、K警察の名物でもあるのだった。

「ところで、眞島の素行については、会社の方では、どうなんだろう? 把握しているというのだろうか?」

 ということを、清水警部補が聞いたが、

「それがですね」

 と、恐れ多いとでもいうように、隅田刑事が、話し始めた。

「ん? 隅田君が調べてきたのかな?」

 と、清水警部補も少しビックリしていたが、一緒に行った柏木刑事も?然としている。何も知らなかったのだろうか?

「調べてきたというよりもですね、あの会社、実は以前から怪しいという話がでていたんですよ」

 と隅田刑事がいう。

「それはどういうことだい?」

 と、桜井刑事も聞いてきたので、

「これは、生活安全課の方でちょっと聞きこんできたんですが、どうも、あの会社、ブラックなところがあるらしいんです。会社の規則などもそうなんですが、どうも、社員というのが、一癖も二癖もある連中らしく、眞島と同じくらいの犯罪をしているやつは、結構いるらしいんですよ。社員同士は知らないらしいんですが、上の方ではそのあたりを把握しているらしく、社員に横のつながりがないのをいいことに、社員の過去の素行の悪さを許して雇用を続けるかわりに、ブラックを社員に強制するという感じですね」

 と、隅田は言った。

「なるほど、皆脛に傷を持つ連中ばかりなので、同僚はまわりにいうわけにもいかない。だから、うまく会社に利用されるというわけか」

 と桜井刑事がいうと、

「ええ、そうなんです。眞島のようなやつは、特に何度もやっているので、扱いやすいんではないかということです。それに、仕事もこれと言ってできるわけでもないのに、そのくせ、自己主張をしたがるので、会社も手を焼いているというふりをすれば、いいだけなので、異動に関しても何も言わなかったのは、言えなかったというのが正しい解釈ではないでしょうか?」

 と、隅田刑事は言った。

「じゃあ、桜庭という男も、同じ穴の狢ということなのかな?」

 と桜井刑事に聞かれて、

「そうですね、彼の場合は、眞島のような性犯罪ではなく、会社に勤めながらできるという甘い汁と吸っていたんですね」

 と隅田刑事がいうと、

「会社もよく黙っていたな」

 と桜井刑事がいうので、

「これは僕の想像なんですが、あの桜庭という男は、会社の事情も、まわりにロクなやつがいないことを分かっているんじゃないでしょうか? だから、少々のことをしても、会社が大目に見てくれるという感覚だったのかも知れないですね」

 と、隅田刑事がいう。

「でも、そんな危険な橋を渡るだけの度胸が桜庭という男にはあるのかね?」

 と桜井刑事に聞かれて、

「それはあるんじゃないですか? ただ、あくまでも、問題にならない程度に抑えているので、もし桜庭のことが問題になると、会社やまわりの連中にも火の粉が降りかかってただではすまないということは分かっているんじゃないですかね? それだけ、桜庭というのは、頭がキレるのではないかとも思ったんです」

 と、隅田刑事が言った。

「なるほど、今の話を聞いていて。納得できる部分は結構あるな。だが、決めつけはいけないので、桜庭に関しては、引き続き、隅田君に捜査の方をお願いしようと思っているんだけどね」

 と、清水警部補が言った。

「分かりました。私の方でできる限り捜査を進めていきたいと思います」

 と、最後は、大きな声で隅田刑事は答えた。

「それにしても、あの会社がそういうところだったとは、ビックリですね」

 と柏木刑事がいうと、

「この話は、あの会社に限らずあるようですよ。特に、バックにヤクザが絡んでいる零細企業などや、やくざの隠れ蓑になっている会社なども、まだ少しはあるんじゃないかな?」

 と桜井刑事がいうと、

「詳しくは分からないけど、今でもブラックと言われる企業が山ほどあるんだから、それも当然なんじゃないかな?」

 と、清水警部補が言った。

 この時の捜査会議で消えられた捜査方針としては、まず、現状の捜査の継続が第一であり、そして次に、桜庭という男の個人的なことの調査。これを隅田刑事を中心に行う。

そして、残りで、彼らの会社についての捜査を行うということであった。

 彼らの会社は、

「Kエンタープライズ」

 という会社で、実はネットで調べれば、ツイッターなどの評判は最悪であった。

「あの会社はブラックだ」

 あるいは、

「犯罪者だらけの会社である」

 などと言った誹謗中傷が多く、中には、

「私はやつらの被害者だ」

 と言っている人もいる。

 ただ、ネットにおいてでは、会社ぐるみの犯罪というわけではなく、あくまでも集まった社員が犯罪者が多いというだけで、会社自体が犯罪企業というわけではないという。もちろん、だからと言って、会社にまったく責任がないのかというと、そんなバカなことはない。

「どうしてそんなバカな連中を雇っているんだ?」

 あるいは、

「会社側がちゃんと調査して、そんな連中を懲戒解雇すべきではないか。それ以上に警察に告発するくらいしないと、許されないだろう」

 というくらいにまで言われている。

 そういうウワサが立っていることを踏まえたうえで、捜査本部は、捜査をするようにしいていた。

 もちろん、その犯罪者の個人名がネットで晒されるわけもなく、そうなると、会社に対しての誹謗中傷ということで、それはそれで問題になっているべきなのだろうが、捜査をしてみても、Kエンタープライズ側からの、誹謗中傷に対してのいわゆる、

「法的措置」

 なるものは、公言されていない。

 それは、実際に公言していないだけで、水面下で調査を進めているのかも知れない。まさか、ソフト開発の会社が、自分たちをエゴサーチしないなど、普通で考えればないだろう。

 実際に犯罪者が会社内にいるところも分かっているはずなので、会社の信用を考えると普通はするだろう。もししないのだとすれば、よほど、世間の声が気にならない会社なのか、それとも、表に見られるような平穏な会社ではなく、それどころではないほど、火の車になっているかのどちらかではないだろうか。

 そうなると、まわりにも分かるというもので、

「Kエンタープライズという会社は危ない」

 というウワサも出てくるだろう。

 ネットではそんな話題はなく、さらにネット以外でも、そのような話が出てくることはなく、実際に捜査を行っていく中で、Kエンタープライズに対しての悪評は聞こえてこない。

 もっとも、ネット以外での捜査に関しては、聞き取りというのは、Kエンタープライズに関係する取引会社や、利害関係にある会社、さらには同業他社ということになるので、彼らとすれば、下手なことも言えないだろう。

 捜査陣も、それくらいのことは分かっているので、質問にも気を遣う。余計なことも言えずに、だんまりを決め込む会社もあった。

「うちでは、そんな質問にはお答えできません」

 というところもあった。

 こういう場合に、

「あの会社は問題ない」

 と言えない場合は、何か具体的なことを言わなくても、さらには、だんまりであっても、態度としては、

「あの会社は危ない」

 と言っているようなものだった。

 それが真っ黒であるか、グレーなのかという違いだけである。

 警察とすれば、真っ黒だというよりも、グレーの方が問題がある。真っ黒であれば、表に出てきていることがすべてだということになるが、グレーであれば、何が飛び出してくるか分からない。

 表に出てきていることがすべて悪いことにひっくり返るのか、それとも、表に出てきていることは少しずつひっくり返ってきて、どこまで見ればいいのか分からず、結局、目が離せないということになるのかが問題だった。

 取引先とすれば、少しでも怪しいところが出てくれば、最後まで見るなどという生易しい態度を取ることは、時間と労力の無駄である。

 つまりは、カネの無駄ということに結び付いてしまうことで、結局、取引停止などという最後通牒を突きつけることになるだろう。

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