第9話

ヤミナ視点


 手紙を読むとビックリするえせ幼馴染さんの悪さが露見してくれる。まず、私のことを禁止にして、アニメを禁止にし、集団のスポーツを禁止にしたりと、メンヘラが強すぎるみたいだ。


 この調子でいけばきっと別れる。


 いやもうその時は近いみたいだ。


 何度も何度も手紙を読んできた、会ったのはだいぶ前だけど、彼がどのように考え変化するかは知っている。


 

 それにこれはきっと彼女の方から



ーーーーーーーーー


 「カズくん、今日もあんまり話さなかったね」


「そうだね」

 今日は中学の友達の話を禁止にされた。


 「ねぇ、カズ??」


「きゃー!!」


「悲鳴??」


「カズ??」

 


カズは走った悲鳴のなる方に、走りそのまま携帯を取り出して





 そこには女の人が襲われていた。


 「触らないで!!」


「いいじゃねぇか」


「やめろ!!」


俺は思いっきりその人の手を掴んだ。


 「てめぇ、」


「やめろよ。あと警察呼んだから」


「・・・っ!!てめぇ覚えてろよ」


男は逃げた。



 「あ、あのぉありがとうございます。」


「いえ、大丈夫でしたか」


「ありがとうございます。」


「良かった。間に合ったようで、とりあえずこのあと警察が来ると思うので」


「ありがとうございます。あのお礼させてください」


「いや、いいですよ。」


「いえ、貴方は恩人です。あの私、アイドルやってて」


アイドルって聞くとヤミナちゃんのこと思い出すな。


 もしかして、ヤミナちゃんと会う機会が


 いや、それよりは春のことだ。会えないのは前と変わらないし手紙もある。


 「私、サンカリって名前でアイドルやってて」


「えっ、それってヤミナちゃんと同じ」


 「ヤミナを」


そして、人の音がなり警察じゃなくて、春がやって来た。


 「ねぇ、カズ」


「あ、春良かった。この人無事だったみたい」


「無事だったじゃないよね」


「えっ?」

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