応援コメント

side fiction/ 森山猫劇場 第29話」への応援コメント

  • 呪いと言うのは、かけた人の行為だけでは、呪われなく、それを受けとった側や、それを見た第3者によって発動するのでしょうか?🤔もしそうだとしたら、実際問題、もし学校でいじめがあってもいじめられてるって周りが認識しなければ、もしくは、受けた本人が感じなければ呪いは発動しない。つまりイジメも成立しない。すいません。本編とはだいぶそれてしまいました。

    作者からの返信

    いじめられている認識がないまま、カツアゲされている子。
    カツアゲされている子は、お金を渡すことで身も心も守っている。

    教師や親はお金を渡すからいけないと言うかもしれない。

    カツアゲしている子は知らない。
    お金を渡されるたびに学校で相手より優位に立っていると思っているけれど、それは、お金があるやつが偉いと思うことが、社会のルールだと思っている教師や親の考え方であることを。

    学校内の人間関係のなかで、どうやってお金を集めるかを考えているか、いないか。
    いじめてカツアゲしている子は、それを考えて実行している。


    あと上下関係を作らないと人と人が関われないと思い込んでいるのは、大人たちの社会と同じであるわけだ。

    いじめが問題というのは、それが社会では、何か優位な者が報酬を得る競争が当たり前だけれど、その競争を避けてお金で解決しようとして、カツアゲする、カツアゲされるという関係ができていることで、上下関係、搾取する側と搾取される側で関わることで、いじめられている子が、いじめている子はそれ以上のつながりを拒絶して考えないようにしている考えを改めない限り、別の人間関係のグループの中でも、搾取され続けることを選び続ける。
    だって自分だけじゃないから、と思って。

    どんな関係をどんな行動でイメージして、わたしたちは生きているのか?
    そのイメージが、おかしいと気づく人以外は、巻き込まれる。

    カツアゲしていない、されていない他の生徒たちの常識はどうなっているのか?
    そこが主導になっていじめがある状況があって、当事者たちだけの問題ではないことに、気づく人は少ない。

    社会は上下関係があるという常識。
    親や教師が上と思っている常識。
    お金が集める手段があるやつが強いという常識。
    お金でトラブルが解決できる常識。
    いじめに関わらなければ、無関係と考える常識。
    いろいろな常識がかさなって、いじめの状況ができている。

    常識が通用しない状況があるという認識がない。
    いろいろまちがっているのが、いじめ。

    学校は子供たちに競争させるところ。
    それだけじゃないという認識がないと、いじめは解決しない。

    カツアゲされている子は、自分のお金が底尽きたあと、何をするのか?

    そこまでいったときに常識が破綻する。

    親に内緒で親のお金に手をつける。
    学校に行かなくなる。
    最悪は自殺やカツアゲしている子を殺害することがある。

    困った状況をなんとか切り抜けようとするのか。

    たとえば援助交際して稼ぎ、学校や家庭と離れた場所で、個人として自立しようとする子もいる。

    自殺して被害者の優位を望むか。
    ストレスの原因の相手を、世界から消そうとするか。
    その方法のひとつに、呪いがある。

    どんな常識の世界に生きるのかは、それぞれ個人で選ぶもの。
    その心の自由があることを知らなければ、トラブルで、追い込まれていく子もかなりいると思う。