1話A ここはどこだ?
……ここはどこだ?夜なのにとても明るい……
???「あ、あの……大丈夫……ですか?」
イヴァン「キミは……誰だ?」
マイ「えっ……と、私、三沢マイって言います……あなたは…コスプレイヤーですか?
」
イヴァン「?こすぷれいやー?」
「こすぷれいやー」とは何だ?何かの種族か?私は人間だが…
イヴァン「私の名はイヴァン·ニクス·マイアード、マイアード王国の第四王子だ」
マイ「……まいあーど王国?王子?……大丈夫ですか?」
イヴァン「……はっきり言ってここがどこかも分からない……私は困っている」
マイ「と、とりあえず……ここで待っててください」
イヴァン「あ、あぁ……わかった」
私はそのまま座った……しかし、夜にしては明るい……それに、あの光は何だ?ランプではない……とても色鮮やかに光っている……魔法だろうか
おまけにあのマイという女性、見たことのない服を着ていたな……ここは異国だろうか
……ん?
男「金を出せ!出せっつんてっんだろ!!」
マイ「……っ!」
あの男……刃物を持ってあの女性を盾にしている……卑劣な輩だ、許さん!!
マイ「な……なんなんですか!やめてください!いきなり刃物を構えてきて!」
男「金出せ!今すぐな!!」
まずい!あのままでは刺されてしまう!急がねば!!
男「このナイフで首を切ってやってもいいんだぜ……?」
マイ「……いやっ………!」
イヴァン「待ちたまえ!!」
男「あぁ?なんだこのコスプレ野郎…このガキの彼氏か?」
イヴァン「いや!ただの顔見知りというやつだな!」
マイ「ちょっとひどい!!」
男「バカにしやがってコスプレ野郎が!死ね!!」
マイ「危ない!」
素人だな!真っ正面から不恰好に走る……それではな!
イヴァン「甘い!」
私は男の刃物を剣で叩き折り、男を縛り上げた
男「な、なんだ?!こいつ!!」
イヴァン「すまない、マイ殿、衛兵などはおらんのか?」
マイ「け、警察を呼びますね!」
イヴァン「ならば、私はこの男をおさえておこう」
マイ「は、はい……お願いします」
しかし、この男……女性を襲うとは……卑劣すぎるな
マイ「呼んできました!」
警察「さて、話はちゃんと聞くからね」
男「クソが……!!」
警察「お兄さん、協力してくれてありがとね」
イヴァン「ははっ、王子として当たり前ですよ」
警察「でも……それはちょっと危ないから来てもらうよ」
そうすると「けいさつ」と呼ばれていた男性は私の手に手錠をかけた
イヴァン「え?(´・ω・)」
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