45.文化祭
番外編04は文化祭です。
本当はさらっと流す予定だったんですけどね……
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──睦巳 View
うちの高校は11月に文化祭が2日間あり、俺のクラスではメイド喫茶をやる事になった。
もちろん男子も女子もメイドコスプレをして接客する。
人によっては女装男子の方が受けが良さそうだ。
まあ俺には関係無い、裏方を適当にやって駿と文化祭を楽しもう、と思っていたら推薦で選ばれ、そのままメイドをする羽目になった。
投票でメイドを決めているんだけど何故か俺に一番票が入っていて、なぜか女子まで入れている票数だった。
「はー、私は裏方やりたかったのになー」
「えー、私も見たかったから票入れたよー、それに絶対推薦されると思ったねー、それに元々むっちーは男子1番人気なんだよ?知らなかったの?」
この子は石黒 菜々果(いしぐろ ななか)、夏休みに丹羽 綾斗(にわ あやと)くんと引き合わせた事が切っ掛けで世話する事も多く、一緒に遊ぶ事が増えて仲が良くなって、今は菜々とむっちーと呼び合う一番の友達だと思う。
ちなみにむっちーとは俺の事だ。
「え?なんで私?だって駿居るんだよ?一筋なんだよ?」
「まあむっちーが宗清くん一筋なのはみんな知ってるし、だから他の子の反感買いにくいのはあるけどねー、それでもねー、私から見てもメチャクチャ可愛いのよ、本当、アイドルとか目じゃないくらいね……自覚しよ?」
「そんな事言われてもなあ、私は駿の為に綺麗に可愛くなるよう頑張ってるだけだし」
「分かる!彼氏居ると綺麗になろう!可愛くなろう!って頑張れるよね、この前綾斗にも褒められた!」
「丹羽くんもちゃんと褒めてて偉いなあ」
「それはともかく、そういうわけだからむっちーのメイド姿楽しみにしてるからね」
「何言ってんの、菜々もメイドやるんでしょうに」
「楽しみだよね、綾斗にメイド姿見て貰ってさ、可愛いって言ってくれるかな?むっちーも宗清くんに見せなよー、絶対ウケるって」
そっか、せっかくメイドコスプレするんだし、駿にも見てもらわないと勿体ないな。
駿ならきっと喜んでくれるだろうし褒めてくれるだろう、うん、楽しみになって来た。
「駿に見せるって考えたら楽しみになってきたよ!そうだ、どうせなら一緒に見せに行こうよ、そこからは別行動でも良いから」
「良いよー、じゃあ時間合わせよ」
そんな感じでカップル同士、恋人に会いに行く事を決めた。
◇◆◇
その日の夜、駿にメッセを送って文化祭でメイド喫茶をやる事やメイドをやる事を伝えると楽しみだとメッセが返ってきた。
そして駿のクラスは執事喫茶をやる事になって、こっちと同じように男子も女子も執事コスプレをやるんだとか。
そして出口で客に投票をしてもらって人気ランキングを決める。
駿が言うには多分女子が上位を占めるんじゃないかって、まあ男装女子は男子にも女子にも人気出るだろうしね、俺もそうだと思う。
で、駿も丹羽くんも執事をやる事になったそうで、となると俺たちメイド組と駿たちの執事組が合う事になるのかあ、中々良い絵面になりそうだ。
というわけで4人で話し合い、時間合わせをして休憩時間に一緒になる算段をつけた。
うちの学校は土曜に在校生だけ、日曜は一般公開となっている。
土曜で慣れて、日曜が本番というわけだ。
メイド衣装は裁縫が得意な男子と女子が作ってくれるらしい、凄い。
あと2週間、人数分間に合うんだろうか、手伝える事があれば何か手伝いたい所だけど。
それにしても男子一番人気と言われてもなあ、ちっとも嬉しくない。
今では男子や女子とも普通に会話出来るけど恋愛感情を向けられるのちょっと、駿がいるんだし勘弁して欲しい。
もし元男だ、って言ったらどうなるんだろう?って思ったけど、少し変な目で見られるくらいでマトモに相手して貰えないだろう。
っていうか君ら駿の事知ってるはずだよね?俺とクラス同じなんだしさ、と思うけど、まあ、クラスで1番可愛い女子ねえ、確かにそれだけで言えば恋人の有無は関係無いのか。
うーん、まあ、変な気を起こさなければ良い、と考える事にしよう、考えても無駄だし。
俺にとって大事な事は駿の一番である事で、それは続いていて、幸せな事だと思う。
「好きだよ、駿」
スマホの壁紙の駿に呟き、そのまま瞼を閉じ、眠りについた。
◇◆◇
文化祭1日目
今日は学生だけなので人は少ない、だからこそ今日を余裕をもって過ごせないようじゃ明日大変な事になる。
というわけでなぜかうちのクラスは気合が入っていた。
俺や菜々のメイド達は男子も含めてメイド服に着替えていて、シフトの確認をしていた。
メイド服の出来は非常に良く、可愛く出来ている。
相当な力作だ、と思って見ていると菜々と俺とでは違いがある。
どうやら裁縫した人によって多少の違いがあるようで、渡してくれたあの男子が相当頑張ったんだろうな、と思った。
私服と比較すると圧倒的に露出が少なく、スカートも長い、正統派メイドって感じだ。
いや正統派にしてはヒラヒラとしすぎて少し少女趣味っぽい気がするけど。
女子からは大変好評で、可愛いと褒められて写真を沢山撮られた。ていうか男子からも撮られた。
別にメイド姿くらいなら良いけどね。
あ、一応校内では写真撮影禁止です。
時間になり、開店した。
一応メイド喫茶らしく、おまじないやらお帰りなさいませご主人さまやら、男子もやるという前提でやる。
中々に評判は良いようで男子生徒はデレデレしている。チョロい。
そして休憩時間、菜々と一緒に駿のクラスへ。
教室を覗くと店内には見当たらず、もしかして入れ違いしたのかと思ったけど、少し表で待っていると駿たちが出てきて、無事に合流出来た、どうやら偶々裏に回っていたらしい。
さあ褒めて貰おうと思って駿を見ると俺のほうがクラっと来た。
普段とのギャップがあって、ピシッとノリの効いたパンツと執事ぽい上着でスラッとしてて、ネクタイというかリボン?も決まってて超カッコいい!それに白い手袋もやけに似合う!
なんだこの格好良さは!なんか大人みたいな格好良さだ!軽薄な感じが全くしない!渋い!
ヤバい、惚れ直した。こんな格好も似合うなんて。
隣をふと見ると菜々も同じように感じているのか固まっていた、丹羽くんをずっと見ている。その気持ち分かる。
慌ててランキングを確認する、俺の駿は1位に違いない!そうだろう!?
しかし残念な事に男装執事が1位、駿は2位だった。
いや2位でも凄いよね?男装執事のほうが有利なんだから、そこで2位だよ?俺の駿凄くね?いやあ明日が楽しみだなあ。
そんな事を考えていると駿が声を掛けてきた、そうだった、元々は褒められるつもりだったんだ、駿が格好良すぎて忘れてた。
「メイド姿も凄く可愛いよ、このまま家に連れて帰りたい」
あ、良いなあそれ、執事姿の駿にお姫様抱っこされて帰りたい、良いなあそれ。
「ありがとう、駿もすっごく格好良いよ、メチャクチャ似合ってる」
「あ、ありがとう、ちょっと照れるな」
凄く抱き着きたい、だけど折角の服がシワになりそうで、それは避けたい。
考えた末、手を繋ぐだけで我慢する事にした。手袋をしていたので外してくれた。
「あ、そだ、折角だからさ、4人で写真取ろうよ」
菜々の提案だ、そうだね、写真に残そう、こんな機会中々無いし。
というわけで駿と丹羽くんが近くにいた後輩のサッカー部員を捕まえて写真を取って貰う事に。
4人で2種類、2人で2種類を取って貰った。ありがとう見知らぬ後輩部員くん。
お返しに俺の写真が欲しいという事で撮らせて上げた。
駿からは良い度胸だ、と睨まれていたけど、まあまあこれくらい良いじゃないか、となだめた。
さっそくメッセで共有して、直ぐに保存した。これは永久保存だ。
そして2人とは分かれて各々で回る事に、俺は駿と一緒に、向こうは菜々と丹羽くんの2人で。
食べ物なんかは服に跳ねないように注意して、2人で楽しく回れた。
いや、うん、つまんないものもあったけど、2人なら大抵の事は楽しめる。
いつもの学校だけど、文化祭という雰囲気、自分もメイドの格好なんかもしていて、新鮮に感じられた。
今日はこの時間しか休憩時間を合わせられないので、その分目一杯甘えたかった、けど服がなあ。
自分のはともかく、駿の服はノリが聞いててパリッとピシッとしてて、いつもの様に抱き着いたり腕に絡むと皺がついたりよれたりしそうで出来ない。
仕方ない、帰りまで我慢する。
今日はお互い打ち上げも無いので早く終わったほうが相手を待って一緒に帰る約束をしている。
土曜だけど駿のバイトも無いし久々に一緒の帰宅だ。
「じゃあ、帰りにな」
「うん、また後で」
休憩時間が終わり、メイド喫茶へ戻った。
◇◆◇
さて、午後の休憩時間になったので早速駿の執事喫茶を体験したいと思う。
入り口からメイド服姿のまま入店すると受付で
「お帰りなさいませ、お嬢さま。あっ、ちょっと待ってね。宗清くーん、お客さんだよー」
俺と駿が付き合ってるというのは俺と駿のクラスでは皆知っている事だ、テスト期間になると何度も迎えに来たり、朝も一緒に登校してたりするしね。
だから顔を見て直ぐに察してくれたんだろう、ありがとうね。
「はーい、ご指名かな?」
「あっ、駿、お客として来たよ!」
「なるほどそう来たか……俺も休憩時間にそっち行くよ、じゃなかった。お帰りなさいませお嬢様、こちらです」
席に案内して貰い、椅子を引かれて座る、うちと同じく本格的なものは無いけど、文化祭だし雰囲気を楽しむものだよね。
というか執事のコスプレを楽しむものなのかな?
一通り楽しみ、お店を出る時に
「いってらっしゃいませ、お嬢様」
「また後でね、待ってるから」
店内だとあくまで執事という事でいつものようにおしゃべりは出来なかったけど、それでも楽しかった。
いつもと違う扱われ方で、偶にはこういうのも良いかな、なんて思った。
あとしっかり駿に1票入れた。
メイド喫茶に戻って接客していたら、駿が客として来たようだ。
菜々が接客を変わってくれて、感謝した、そんで、逆の時に変わるから、という事で手を打った。
「お帰りなさいませ、ご主人さま」
「休憩時間になったから遊びに来たよ」
という事で、席に案内し、注文を受けて、おまじないをかける。
「おいしくな~れ、おいしくな~れ、はい!」
「え?お、俺も言うの?えーと、……おいしく…な~れ」
「萌え萌えキュン!はい!」
「も、萌え萌えキュン、いやこれ恥ずかしいんだけど」
「はいそれでは最初から行きますね、ご主人さまもご一緒に」
「え、え、マジ?」
「はい!「おいしくな~れ、おいしくな~れ、萌え萌えキュン!」」
「お上手です!ご主人さま!」
駿は顔が真っ赤になっている、そりゃあそうだ、誰だって始めは恥ずかしい。俺だって慣れるまで相当恥ずかしかった。
もう吹っ切れたからあんまり恥ずかしくない、むしろ恥ずかしがってるほうが恥ずかしい事に気付いたんだ。後は慣れ。
駿が退店間際、睦は凄いと褒め?られた。
◇◆◇
帰り、俺の方が早く終わって、メッセを送って駿の教室に向かう。
教室に付いたと同時くらいに駿からメッセが返ってきて、終わったみたい。
教室を覗き込むと駿と目が合い、アイコンタクトでちょっと待っててくれと伝わった。多分。
その後直ぐに合流し、久々に一緒に帰る事に。
一緒に俺の家に戻り、部屋で時間を潰し、晩ご飯を一緒に食べた。
そしてバックハグの状態で部屋で寛いでいる時、俺の写真を欲しがった後輩部員の話になった。
「別にあんなに睨まなくても良かったのに、写真くらい」
「お前は分かってない、あの写真はあいつのお宝になるだろうな」
「お宝なら別に良いじゃん?というかそんなお宝な俺を独占出来るなんて、駿はラッキーだな」
駿は俺を見つめる。凄く穏やかな、優しい表情だ。
「……ああ、本当に、俺はいつも世界で一番幸運な男だと思ってる」
「なっ!駿、お前急にな!」
「それに付き合い始めてから分かった、睦の身体は最高だ、絶対に放さない」
「なんだよそれ、まるで俺の身体が目的みたいじゃないか」
「そうだ、と言ったら?」
……もし駿が本気で俺の身体が目的で俺と付き合ってるとしたら、……それはとても悲しい事だけど、それでも俺は駿が心から好きで、愛している、駿が愛してくれるなら、身体が目的でも良い、そう思えた。
「良いよ、それでも」
「ばーか、嘘に決まってるだろ、こんな事を言った俺を許してくれる睦に愛おしさが止まらないよ。そもそも俺は睦だから好きだし、愛しているんだ、それに加えて身体も最高だ。最高の女をものにしたと思ったら身体も最高だったなんて、幸運だと思わないか?」
「なら俺もそうだな、最高の親友を恋人にしたんだから、それにあっちも凄かったし」
「俺は独占欲が強いんだ、僅かでも他人に睦を渡したくない、だから少しでも俺から気持ちが離れないように頑張ってるわけだ」
そう言って軽く口づけを交わす。
それ、上手く行ってるよ、だって俺は駿の事しか考えられなくなっちゃってるんだから。
しかし……駿もちょっと重いよね。
「……本当にお前の彼女は大変だ、重すぎるんだよ」
「……嫌か?」
「ううん、俺も同じくらい好きだし、重いぞ」
見つめ合い、また口づけを交わす、今度は長く、深く。
「本当に、俺たちはお似合いのカップルで世界で一番幸運だよ」
「俺もだよ、世界で一番幸せだよ」
2人の時間を過ごした後に、一緒にお風呂に入って、そして帰っていった。
いつもなら土曜は泊まる事になるんだけど、日曜も文化祭という事で、そこそこの時間での帰宅だった。
それにしても、駿の執事姿、あれは良かったなあ。
いつもと全く違う雰囲気を纏っていて、仕草も丁寧で落ち着いていて、渋さみたいなものも感じられて、格好良かった。
コスプレで成り切るの、意外と悪くないかも、また明日も執事姿を楽しめるな。
でももっと見ていたいな、と言っても流石に貰って帰るわけにもいかないだろうし、あの状態を維持するのも大変だろうし、無理かな。
あー、明日も駿に会うのが楽しみだ、早く寝よう。
いつものように壁紙の駿に声を掛けて眠りについた。
◇◆◇
文化祭2日目
今日は一般公開をしていて、客も多くなると予想される、昨日よりも大変になるだろう。
そういうわけで開店してからドタバタと忙しい。
やっと休憩時間になって、一休みをしている。
今日、菜々と一緒に駿のクラスに行くのは午後だ、だから今の休憩は1人。
少し駿の様子でも見てこよう。
駿のクラスも盛況のようで、中々の混雑振りだ。
ちらと中を覗くと駿の回りに俺より年下と思われる女の子たちがいて、多分中学生だろうか、駿に話しかけていて、駿が困ったように丁寧に対応している。
流石、執事姿の駿、モテモテだな。
今の俺は駿に心から愛されていると実感していて、余裕がある。こんな事では揺るがないし焦らない。
昨日の夜だって、深く愛し合ったし、言葉にもちゃんとしてくれる、だから安心出来る。
それに駿の様子を見てもデレデレしてなくて、落ち着いて対応している、まさに執事っぽい、まあ実際の執事とか分からないからイメージなんだけど。
とはいえそのままにしておくのは余り良い気分はしないので、俺が助けようと思う。
店内に客として入り、受付に声を掛ける。
すると、直ぐに分かってくれて駿を呼んでくれた。
話を聞くとどうやら女子中学生軍団に皆も困っていたらしい。
女子中学生から離れて、俺の所にやってくる。
「お帰りなさいませお嬢様」
「ただいま、大変そうだったな」
「まて、誤解するなよ!俺はむしろ困っていただけでそんな──」
「分かってるって、怒ってないし疑っても居ない、俺がそんな女に見えるか?」
「……ふふっ、そうだよな、睦は普通の女じゃないからな、だから俺は──」
「ちょ!ストップ、今はそういうの良いから、ちゃんと対応してくれ」
駿はほっとくと直ぐに俺への気持ちを口にする、ここで好きとか言わなくていいから。
駿は姿勢を正して丁寧にお辞儀した。
「失礼しましたお嬢様、それではこちらへご案内致します」
そうやって群がる女子中学生から助け出して、一時の時間を過ごした。
ちなみに件の女子中学生たちは俺を見て、メイドさんだ、凄い可愛い……などと言っていた。
うーん、まあ静かになったから良しとするか。
出ていく時に駿への投票は忘れない、……おや、僅差だけど駿が一位じゃないか、これはあの女子中学生たちか?うむうむ、見る目だけはある娘たちだ。
教室に戻り、メイドを再開した。
なにやら俺目当てに来る人がぽつぽつと居るみたいで、昨日も見た事がある人が。
騒ぎさえ起こさなければ問題は無いから良いんだけど。
そして午後の休憩時間、菜々と一緒に駿の教室に行こうとしていたら、今度は駿たちが迎えに来てくれた。
結構遅めの時間でもうすぐ文化祭出店の時間も残り僅かという時間だった。
俺と駿は2人になって昨日のように文化祭を見て回る、お化け屋敷だったり、ゲームのような事をして景品を取ったり、とまあ文化祭らしい事をした。
大事な事は駿と2人で行動し、一緒に遊んだり楽しむ事で、そういう思い出を作る事だ。
だから十分に楽しめたし、息抜きにもなった。
最後は人気の少ない場所に移動して、キスを交わしたり、抱き締め合ったりして、休憩時間が終わった。
2人の楽しかった時間が終わり、メイドの時間を再開した。
残り時間が短い事もあり、つつがなく進行し、文化祭の終わりを迎える。
クラス毎に打ち上げがあり、カラオケを楽しんだあと解散した。
菜々と2人でカフェで寛いでいると駿と丹羽くんが来て合流して、菜々たちと分かれた。
駿に家まで送って貰って、別れ際に抱き合い、愛の言葉を囁かれ、口づけを交わして、その日は別れた。
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番外編は後1話分はやる予定です。
また、新作も始まってますので是非そちらもご一読頂けると嬉しいです。
「会社員がTSっ娘になって親友宅に転がり込む話」
です。よろしくお願いします!
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