もしもお天気お姉さんやアイドル、つまり実在する人間の推しが、自分ではない誰かと結婚してしまったら?辛いに決まってる。荒れるに決まってる。こちらの生活がよっぽど充実しているのでもない限り、心から祝福なんてできる訳がないんだ。ねえ、そうだよねえ、みんな?!登場人物たちの極端な言動に爆笑しつつも、「やっぱりナマモノ(三次元の人)を推すのはやめた方がいいな」としみじみ感じた作品でした。推しと言ってもねえ、ナマモノは私と同じ人間だからねえ、いつか裏切られるよね……。
私にも「推し」がいるが(ただし2・5次元)恋愛感情を抱いたことはない。だから対岸の火事とばかりに大笑いしたが、人によっては胸に突き刺さる内容かもしれない。読んだ人がそれぞれなにを想うのかがとても気になる。なるべく沢山の方に読んでもらいたい。面白いので是非!最後に。面白い物語をありがとうございました。これからも頑張ってください。