第3話
「ちょちょ!ちょっと待ったぁぁぁ!!!」
今日一番の声が出た。
看守が抜いたのは紛れもない日本刀だった。こいつの情緒がわからない。
このライオンは敬語使わなかったら刀を振り回してくるイカれ野郎なのか?
そんな奴が俺の看守なのか...
「なんだ。急に大きい声を出すな」
原因はあなたですよね?
「わかりましたよ!使います敬語。」
「まあ別にそんな気にしなくてもいいけどな」
...
なんだこいつ
「というか長話になってしまったな。今から
牢に案内してやる」
結構ですけど?
俺何もやってないんですけど?
冤罪なんですけど?
...こうなったら仕方がない。
外に出れば保護してもらえるだろう。
こんなとこに無罪の俺がいてたまるかってんだ!
決めたぞ。俺はさっさとここから脱獄して通報する。
そんでこの頭のおかしいライオン拉致犯を逆に刑務所にぶち込んでやる!!
そのために1日でも早く、この刑務所から
脱獄するしてやる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます