【洗顔&クレンジング編】お試しコスメ感想! 敏感肌さんにもオススメ……かも?

 酒さ様皮膚炎はステロイドによる副作用によって起こるものなので、まずは脱ステロイドせねばならない。

 それによって肌荒れが一気に悪化する……とは聞いていたが、まさかここまでとは思わなかった。


 これまでにも私は、アトピー性皮膚炎やら日光アレルギーやら花粉による刺激やら合わない化粧品で湿疹を起こしたりやら、かなりえげつない肌荒れを経験している。

 見た目だけなら、日光アレルギーと花粉でやられた時の方が凄まじかった。

 あん時ゃ、顔面全域が細かなかさぶたになって、短時間のマスク着用でも張り付いて剥がすだけで一苦労、血塗れ汁塗れでなかなかのホラーフェイスだったからね……。


 しかしそんな時でも、スキンケアが合わなくなるということはなかった。


 元々皮膚が弱いので、スキンケア用品もそれなりにリサーチしたりトライアルジプシーしたりして、自分の肌に合うものを見付けてきた。


 ここ数年愛用していた洗顔剤は、『ビオレ ザ・フェイス ディープモイスト 泡洗顔』。クレンジングは先に紹介した『ビフェスタ ミセラーアイメイクアップリムーバー』をポイントメイクに、その後は『ビオレ パチパチはたらくメイク落とし』を使っていた。


 スキンケアは割とシンプルで、『イハダ 薬用ローション とてもしっとり』と『イハダ 薬用エマルジョン』。

 乾燥したり摩擦で荒れやすい部位には、日中は『イハダ 薬用クリアバーム』、帰宅して入浴した後は『イハダ 薬用とろけるバーム』を。どうにも肌がガサガサして仕方ない時は、第二類医薬品となる『ピアソンHP』のシリーズを使用する……といった、非常に簡易なお手入れをしていた、のだが。


 どれもこれも、しみるようになってきた!

 しみてヒリヒリするということは、刺激が強いということ。おかけでお手入れが終わった後、さらに赤くなってしまう!!


 最初は全然しみなかったのに、肌荒れの増悪が進行していくにつれてどんどん合わなくなっていく。スキンケアすることで余計に悪化している気すらする。


 これはどうにかせにゃならん!!!!


 てなわけで、BA(美容部員)さんや薬剤師さんなどに相談したり、自分でリサーチしたりして、スキンケアアイテムをいろいろ試してみたよ!

 敏感肌さんにも少しは参考になりそうかも……と思うので、個人的な使用感になるけど感想を書いてみるね!




【洗顔部門】


・ビオレ ザ・フェイス ディープモイスト 泡洗顔


 長らく愛用していた洗顔料。洗浄力はなかなか高いが、しっかりめの泡で肌に負担をかけにくい。花粉の刺激と日光のアレルギーとアルカリ性のコスメで肌が激荒れした時も使えた。

 しかし今回残念ながら合わなくなったため、しばらく使用できない。



・リスタ ステムリッチ ウォッシングクリーム


 ロート製薬とドラッグストア・ウェルシアが共同開発したブランド。

 超絶悪化した肌にもしみず、洗浄力も程良く、洗い上がりもしっとり良い感じ……だったのだが、泡で出てくる洗顔料に慣れている私には毎回泡立てネットを使うのが面倒だった。



・カウブランド 無添加 泡の洗顔料


 国民的人気商品・牛乳石鹸で有名なカウブランド。あの赤い箱のやつね。名前のカウはモーモーさんのカウのようだ。

 泡はビオレに比べるとちとヘタレ気味、洗浄力もあまり強くはない。が、肌への負担は本当に少ない。最悪状態だった我が顔にも全くしみず、優しくいいこいいこするように洗ってくれた。

 何より安い。千円でお釣りが来る。お釣りでジュース飲める。おまけに詰め替えもある。採用確定!




【クレンジング部門】


・ビオレ パチパチはたらくメイク落とし


 泡は洗顔料ほど固めではなく、ほよほよとやわい。その泡を馴染ませて落とす独特のタイプで、摩擦レスで肌に優しい。

 が、こちらもしみる。洗顔料より刺激が強いかもしれない。なのでしばらく封印。



・ビフェスタ ミセラー アイメイクアップリムーバー


 私の中では殿堂入りの神コスメ。ポイントメイクリムーバーにはとにかくこれ。

 二層式になっていて、フリフリしっかり振ってからコットンに取り、落としたいメイクの上に乗せるとじゅわんと落ちる。何でも落ちる。

 ただ目にしみるから、アイメイクを落とす時は注意。患部にもめちゃくちゃしみた。刺激はかなり強いので、敏感肌さんには不向きかもしれない。

 弱い部分に触れないように、コットンや綿棒などで使う範囲をきちんと限定する必要がある。



・リスタ ステムリッチ クレンジングジェル


 とろとろ柔らかジェルで、じんわりメイクを浮かせて落としてくれる。

 クレンジング力は強くもなく弱くもなく、といったところ。もちろんしみることはなく、使った後しっとり感が残るところもいい。

 でも全体的に可もなく不可もなく……なんだよなぁ。すごくお高いわけではないけれどお安いわけでもないという価格帯も悩ましい。



・ジュレリッチ リュール クリアクレンジング


 全薬工業による肌研究から生まれた、低刺激コスメ。

 ミルクタイプのクレンジングだが、蓋の開け閉めすらめんどいズボラな私にはポンプで出せるところが嬉しい。

 こちらも肌にはしみなかったが、やはり可もなく不可もなく……といった感じ。価格もリスタよりちょい高く、ちょい量が少ないという微妙なラインを攻めている。非常に悩ましい。



・カウブランド 無添加 メイク落としミルク


 洗顔料の隣にあったので、ついで買い。

 クレンジング力はそれほど高くなく、こちらも優しさ特化型。だが、そこがいい。石鹸で落とせるパウダーを使用しているから、このくらいが私にはちょうどハマる。

 そしてこちらも驚きの三桁というプチプラ!

 カウブランド、まじすごい!!



・オルビス オイルカット クレンジングリキッド


 長らく愛用している品の一つ。ビオレのパチパチが楽でしばらく使っていなかったが、小鼻周りの黒ずみが気になったためポイントリムーバーとして現場復帰。

 鼻周りだけにくるくるして使っているが、今のところ問題なし。黒ずみはちょっとだけ薄くなった……気がしなくもなくもない。しばらく続けてみよう。




 長くなったけど、次回からは化粧水や乳液などのスキンケアアイテムのお試し感想を書くよ!


 スキンケアアイテムはもっといっぱい試したから、さらに長くなりそう……。ほーこんなのあるんかー程度に、お付き合いいただけると嬉しいです。

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