第19話
□海浜公園・砂浜
透き通った波が、白い砂浜を覆っていく。
青空には、カモメ達が飛び交っている。
サラサラした砂に歩萌の足が浸る。
歩萌、白いワンピースに、両手にサンダルを持って、素足で砂浜を歩いていく。
その隣には、コゴロウが寄り添って歩いている。
歩萌、砂浜に埋まっている小さなホラ貝を見つけて座り込む。
それを拾い上げて耳に当てる。
貝の中から流れる波の音楽。
歩萌のM「聴こえていますか?」
歩萌、見上げる。
その先には、彪、悟朗、美幸の姿が。
軽快なリズムでジョギングをしている。
足跡が砂浜に点々と広がっていく。
歩萌、澄んだ瞳で、
歩萌のM「その先へ輝いていく、小さな鼓動が、そっと力強く、大きく―――」
立ち上がり、彪達のもとへ歩んでいく。
【END】
彪ノ絆 Tsuyoshi @Tsuyoshi-k
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます