第8話ここ1週間の出来事とパンツと電話

(((ナレーター視点)))


ネズさんに出会ったり。

美脚ワーム倒してゲロ吐いたり。

雨男の雨ちゃんと友達になったり。


とてつもなく濃ゆいスタートダッシュだった2人


その後もともこの濃ゆい日常は薄まることなく続く





宇宙歴4993年 3月13日  14:26


惑星:地球 スーパー カトウヨウカドウ


下級怪人 美脚ワームの退治したり。


退治ついでにアリスが3日分の料理に使おうとスーパーの袋詰め放題でギッチギチに詰めて手に入れた大量のにんじんを兎丸が家に着く前に全部食べたり

アリス「ギャァァァァアア…人参知らん間に全部食ったの!?


てか!お前倒す時にまたパンツ丸見えだった!!」

兎丸「だからカボチャパンツ!!」

宇宙歴4993年 3月14日 13:08


衛星星:デアの海辺で

下級怪人 ヌルメを退治したり。

※見た目普通に巨大化したスルメイカなのになんかヌルヌルして巻きついて巻き付かれるとぱっと見エ◯同人誌みたいだよ!

そして最終的に人間を丸呑みにするよ!


ちなみに遭遇してすぐにアリスはお約束のように絡まれた。

それを助ける兎丸もまたパンチラである。


アリス「ギャァァァァアァア!ヌメヌメすぅ!!!


兎丸!!助けてくれるのはありがたいけどパンツ見えてる!!」


兎丸「パンツじゃない!!」





宇宙歴4993年 3月15日 16:29


衛星:月の商店街


下級怪人 踵踏まれた上履きの退治したり。

※呪い的な力で周囲にある靴の踵を全部ペシャンコにできるよ!

ついでに人間をペシャンコに踏み潰すよ!


その時たまたま買ったばかりの靴を履いていたアリスの靴の踵もペシャンコになったり


それを倒す兎丸はパンチラだし。


アリス「ギャァァァァアア!!靴っ!!新しく買ったのに!!そして兎丸はパンツ!!」


兎丸「パンツじゃねでってば!!!」


とそんなこんなを繰り返すうちに


アリスはとあることに気づいた。

以前、林檎が言っていた通り

兎丸が担当している星では兎丸のパンチラはもはや当たり前なのでその星の民はは特に何かにしていないのだ。


そして、その光景を見てアリスは考えるのをやめるのだった。





宇宙歴4993年 3月16日 10:15


惑星:地球 トーキョー渋Y 譜破アリスの住宅


兎丸とアリスが出会いから役1週間がたった。





兎丸「グッモーニ~ん。また徹夜した?」


アリス「おぉ、おはよう。」

兎丸「目の下の隈が日に日に濃くなってけど。大丈夫そ?」

兎丸はアリスの目の下のひどい隈をみて感想を述べる


アリス「あぁ、必要最低限睡眠はとってるから」

手元で何かを作りながら答えるアリス






睡眠時間まで削ってコーヒーを飲みながら機械をいじっているアリス。

兎丸「そんなに必死になって一体何作ってるの?超高威力水鉄砲」





兎丸はアリスの手元を見る。


アリス「んー?あー、ちょっと待ってろー。もうちょっとで完成するから。」


とアリスは手元に集中しているせいか聞いてるのか聞いていないのか生ぬるい返事をかえす。


しばらく待つこと数分


その間、アリスが自身を気にしていないことをいいことに


冷蔵庫のプリン3パック全部平らげたり

今日の夕食用のベーコンパックを食べたりしていた。

アリス「…よしっ!できたぞ!」


そう言って兎丸から見て超高威力水鉄砲に見えた銃のようだ形の機械を手に持ってみせた。


兎丸「おぉ!……で?それ結局なんなの?」


アリス「対宇宙怪人用の武器カッコ俺専用!

レーザー光線銃!!」


兎丸「!へー、護身用??」

アリスにどうだ!と渡されてまじまじで銃を見る


アリス「それもあるが、

お前に頼りっぱなしも俺の性に合わねぇから一緒に戦えればと思ったんだよ。


ヒューマノイドとそのバディの人間が戦っても問題はないだろ?」


兎丸「アリス君が?怪人と戦うの??人間なのに??地球人なのに?私、1人でも戦えるのに?」


アリス「おう、なのに。

それに1人より2人だろ?


ちゃんと吟一さんにも一緒に戦っていいか許可もとったしな。」

兎丸「ふーん、いつのまに」


そう言って笑うアリスを見て兎丸は少し目を見開いたがすぐに会話をすすめる。






アリス「それにこれさえあれば長距離でも攻撃ができる。もう、きもいミミズに足しゃぶられたり、キモいスルメイカに絡まれたり、新しい靴の踵がぺったんこにならずに済む。」


兎丸「それが本音だな。」


アリス「そ、そそそ、そんなことねぇよ!?

あーーー!もうこんな時間!!ほら!今日は衛星:スイーテッド見回りだろ!!早くいくぞ!」

そう言ってアリスは銃をホルスターに入れる

兎丸「はーい!」


こうしてまた2人の日常が始まるのだ。





___________________________________


衛星:スィーテッド



見回り中のことだった。


兎丸「?アリス君の電話がなってるね」


アリスの電話がなる。

アリス「!はい、譜和です。」

吟一【もしもし、倶楽部マスターの吟一っス。】

電話の相手はどーるくらぶマスターの吟一音子だった。


アリスは慣れた手つきでスピーカーに切り替える。


アリス【どうしました?】


吟一【突然で申し訳ないっス

実は惑星:デアで下級怪人が異常大量発生したらしく今、惑星デア見回り担当のアンドロイド達にも応援要請してるんスけど……】


アリス【分かりました。すぐに兎丸と向かいます。】


兎丸【まかせんしゃい!】


吟一【ありがとうございますっス。


現場が落ち着き次第、本日の見回り地区に戻っていただいて大丈夫っスので


あ、あと兎丸君。またスマホの電源切れてるっスよ。】

兎丸【まじか】

兎丸は自分のスマホを確認するのどうやら電池切れのようだった。


吟一【それでは場所はすぐにメールで送付するのでよろしくお願いしますっス。】


アリス【はい、失礼します。】


吟一のその言葉を聞いたアリスは返事をして電話をきった


兎丸「異常大量発生って、どれくらい?

いつもよりもさらにいっぱいてことなんだよね?道とかギッチギチなのかな??」


アリス「まさかそこまでじゃ……」


とその時、吟一から下級怪人が異常大量発生している場所の地図が送られてきた


兎丸「……急ごっか」

兎丸は少しの間の後に


アリス「…あぁ」


2人は急いで惑星:デアへと向かった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る