第28話

「ステータス事態は大君主より低いが、竜召喚がめんどくさそうだな。これは短期戦でさっさと終わらすか」


限界突破を使い目の前に移動し顔を思いっきり殴る。宙に浮いた妖龍王の腹を闇を纏った成長の魔剣で一刀両断する。


【妖龍王ガイアを倒しました】


魔石を拾い毎回お楽しみのドロップ品を確認する。


━━━━━━━━━━━━

妖剣

ランク:A+

説明

斬り付けた相手の心を数分間読むことができる。自我がない魔物には効果がない

━━━━━━━━━━━━


「うー-ん。微妙だな。ダンジョン探索には使えないな。対人戦には使えるな」


思っていた装備ではなくがっかりした俺はさっさと次の階層へと行くことにした。


~~~五十七階層~~~

【マンイーターを倒しました】×12


「めんどくせぇ~。なんで群れで行動する奴が多いんだよ。俺は一人で攻略してるっていうのに」


めんどくさくなった俺は空間魔法を階層全体に広げ階段を見つけた。それと同時に見知った気配を感じた。


「やべっ、早く逃げないと」

「待て、久しぶりだな。葵」


声がした方向を見てみると、


「久しぶりだな、愛理」

「退院していたのか。心配してたんだぞ。それじゃ戦うとするか。約束していたしな」

「今度にしないか。なるべく蒼龍と戦う前に体力を減らしたくないんだ。絶対に戦うから二週間後にしないか?」

「・・・わかった。私の連絡先を登録するから少し携帯を貸せ...登録完了っと。二週間後に連絡するからちゃんと返信しろよ。それじゃぁな」


愛理が行ったことを確認し俺も発見した階段へと向かう。


~~~六十階層~~~

遂に目的地でもある六十階層へと降り立った。これでZランク冒険者になれる。

今までの戦いを思い出しながら歩いていると、前方に魔物を発見した。火雷魔法を発動し倒す。


【賢竜を倒しました】


(あっ、この階層は竜なんだ。自分の世界入ってて全く見てなかった)


元の世界から抜け出した俺は早くボス部屋を探し始めた。


三十分後

発見した。だが、ボス部屋を守るかのように賢竜が数十匹たむろしていた。見つかっていない今が好機だと思い空間魔法で賢竜たちの首を落とす。


【賢竜を倒しました】×16


成長の魔剣を取り出し、貯蔵していた魔力を使い自分の魔力を回復させる。


「やっぱり空間魔法は強力の代わりに消費する魔力量が多いな。もう少しで転移できる気がするんだけどな~まっそんなことは置いといてボスに挑むとしますか」


━━━━━━━━━━━━

読んでいただきありがとうございます

これからもよろしくお願いします

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る