第24話
~~~次の日~~~
寝たことによって歩ける程度には回復した。
「そう言えば悪魔たちを倒したおかげで大量にレベルが上がっていたよな。ちょっと確認してみるか」
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名前:乙坂 葵 性別:男
称号:無限の可能性 SSSランク冒険者
英雄
レベル:661/∞
HP:測定不能
MP:測定不能
攻撃:測定不能
防御:測定不能
敏捷:測定不能
運:SSS
ユニークスキル:早熟 限界突破 剣召喚
鑑定 弱点看破
スキル:アイテムボックスⅩ 身体能力上昇Ⅹ
空間魔法Ⅹ 火魔法Ⅹ 光魔法Ⅹ 闇魔法Ⅹ 魔剣術Ⅸ
魔法剣・火Ⅶ 魔法剣・空間Ⅵ 魔法剣・光Ⅹ 魔法剣・闇Ⅶ
魔法剣・雷Ⅷ 薙刀術Ⅵ 火雷魔法Ⅳ 自己再生Ⅲ
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大君主みたいにステータスが測定不能になっていた。それに自己再生と言うスキルを覚えていた。このおかげで一日で動ける程度には回復できたのか。
「今ならZランク冒険者にもなれる気がするぜ」
「失礼する」
声が聞こえた方を見てみると、四谷支部のギルド長と聖也さんの姿が見えた。挨拶しようと立とうとすると
「立たなくていい。君は怪我人なのだから。まずは君が無事でいてくれて本当によかった。それと大君主の魔石だ」
渡されたのは俺の顔の二倍くらいの魔石だった。結構重いため今の俺では持つことができなかったのですぐにアイテムボックスにしまった。
「でかいですね」
「それはそうだろう。大君主の悪魔は討伐難易度SSSなのだから」
討伐難易度SSSとは、SSSランク冒険者が三人いれば討伐できるという目安である。聞いてわかる通り大君主を倒すには人数が少なすぎたのだ。俺が呪剣・殺を持っていなければ三人とも死んでいただろう。
(考えてみればおかしくないか。SSランク冒険者一人にSSSランク冒険者二人って。討伐難易度SSSを倒すには戦力が少なすぎる)
疑問に思った俺は目の前にいるギルド長に聞くことにした。
「ギルド長、大君主を倒すには少し戦力が少なすぎではないでしょうか。今回は作戦がうまくいったので倒せましたけど失敗していれば絶対に死んでいました」
「確かに君の言うとおりだ。しかし、そうするしかなかったんだ。高ランク冒険者たちが少ないんだ。東京の守護を考えると三人しか行かせられなかったんだ。本当にすまない」
そう言って頭を下げてきた。ギルド長が一介の冒険者である俺に頭を下げるなんて本当に申し訳ないと思っているんだな。
「頭を上げてください。気になって聞いただけなので」
「そういってもらえると嬉しいよ。それで君は大君主の悪魔を倒した功績でSSSランクに昇格だ。おめでとう」
「ありがとうございます。それでZランク冒険者になるにはどうすればいいのでしょうか」
最強を目指す俺にとってはZランク冒険者になるのは最低条件だった。
「Zランク冒険者三人以上の推薦を受ける。か、討伐難易度SSSを単独討伐するかの二つだ。今のZランク冒険者たちは大体後者だがな」
「教えてくれてありがとうございます」
(大君主レベルの魔物を単独討伐しないといけないのか。これはもうちょっとレベルを上げて戦闘経験を積まないとダメそうだな)
「それで本題なんだが。君は何を隠しているのかい?」
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読んでいただきありがとうございます
これからもよろしくお願いします
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