第20話
「大君主かぁ~。これは結構強敵だね~。ギルド長大君主を二人で倒すのはちょっとキツイんじゃないかな~」
「四人くらい派遣したいんだが、これ以上派遣すると東京でダンジョン爆発が起きた時に大変だから二人で頑張ってくれないか?」
「ちょっと待てよ、
聞き覚えのある声だなと思い振り返ってみるとそこには、この間戦った石川愛理が居たのだ。
「君かぁ~愛理君。なぜここにいるのかな?」
「そんなの決まっているだろ。冒険者協会に来たら面白い話を聞いたもんでね。それで私もピースアイランドに行かせてくれるんだよな?戦力は多い方がいいだろ?」
「わかった。だが、条件がある。聖也君の言うとおりに動いてくれ。それが無理なら行かせることはできない」
「・・・わかった。私が聖也の言うことを聞けばいいんだろう?その条件を飲もう。それでいつ行くんだ?」
「十一時にここに集まってくれ」
解散になったので買い取りだけして準備をするために家に帰った。
~~~自宅~~~
「ただいま」
「おかえり、いつまで家にいるのかしら?」
「ピースアイランドでダンジョン爆発が起きたから今日の夜に出る」
「そうなのね。死なないように頑張ってね」
お礼を言い自分の部屋に戻り仮眠を取ることにした。
★★★★★
数時間の仮眠を取り元気になり時間を見てみると、二十時だった。思ったより時間が押していることに気が付いたので早く飯を食べ冒険者協会に向かった。
~~~会議室~~~
「まさか、葵君が一番最後とは思わなかったよ~」
「お前葵っていうのか。ピースアイランドが解決したらまた私と戦おうじゃないか」
「機会があったら戦いましょう」
三人で時間になるまで談笑をしていると、ギルド長が入って来た。
「待たせて悪かった。それじゃ表にヘリを止めてあるからそれに乗って行ってくれ。君たちが失敗するとは思わないが頑張ってくれ」
俺たちはヘリに乗り込み出発した。二人ともさっきみたいな穏やかな雰囲気はなく装備の調整をしていた。
(特にやることないし鬼殺しに魔石でも喰わせるか)
そう思い鬼殺しを取り出し色々な魔石を食べさせていくと、
【魔剣・鬼殺しが成長しました】
頭の中にアナウンスが聞こえた。鑑定してみると、
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魔剣・鬼殺し
ランクSS
説明
魔石を食べさせることで成長可能。オーク系に対する攻撃力が四倍になる。
成長したことによって壊れた箇所から再生していく
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壊れることを気にせず戦えるのはありがたい。鬼殺しをしまい最近成長の魔剣を取り出し鑑定をした。
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成長の魔剣
ランク:S+
説明
絶対に壊れることはなく、持ち主が成長すれば共に成長する。自由に大きさを変えることも可能。成長したことによって刀身に闇を纏うことができる。
倒した敵の魔力を吸収し貯蔵したり、放出することで自分の魔力を回復できる
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魔法を使う俺にとっては魔力消費気にせず戦えるのは楽でいい。
他に確認することはないので到着するまで仮眠を取ることにした。
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読んでいただきありがとうございます
これからもよろしくお願いします
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