第17話
成長の魔剣の下位互換だなと思いながらも使うことにした。使うと決めたが壊れることを気にしながら戦うのは疲れるなと思った。
「おっ、悪鬼いんじゃん」
地面を蹴り付けた俺は目の前まで移動し薙刀を振り返して右へと打つ。壁に打ち付けられ隙を見逃さず首を突く。
【悪鬼を倒しました】
薙刀に慣れるまでこの階層で鍛錬することにした。
数時間後
【悪鬼を倒しました】
ある程度使いこなせるようになったので次の階層へと行くことにした。
~~~三十三階層~~~
この階層は何の魔物かなと思いながら探索していると、前方から気配がした。慎重に進んでいくと人影が見えた。
人型の魔物だと思い薙刀を構え移動すると一人の人間が居た。自分の気配をさらに消し鑑定をして人間かどうか調べる。
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名前:石川 愛理 性別:女
称号:戦闘狂 SSSランク冒険者
レベル:100/100
HP:Z
MP:ZZ
攻撃:ZZZ
防御:Z
敏捷:ZZ
運:AAA
ユニークスキル:魔眼・毒 武具創造
スキル:身体能力上昇Ⅹ 攻撃力上昇Ⅹ
魔力上昇Ⅹ 剣術Ⅹ 大剣術Ⅹ 弓術Ⅹ
刀術Ⅹ 槍術Ⅹ 二刀流Ⅹ 溶岩魔法Ⅹ
海流魔法Ⅹ 地震魔法Ⅹ
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人間であることを確認し警戒心を少しだけ解き話しかけようとした瞬間、いきなり視界から消えた。
背後から殺気を感じその場から離れる。襲ってきた人物を見てみると、さっきまで居た女冒険者だった。
「おいおい、レディーの情報を見るなんて常識がなっちゃいないな。私に殺されろ」
「レディーは情報を見られただけでは殺さねぇよ。赤ちゃんからやり直せ」
馬鹿正直に戦っても勝てる気がしないので逃げるために攻撃を避けながら頭をフル活用した。
「よく避けるなー。逃げるだけじゃ私は倒せないぞ。攻撃してみろ」
「うるせぇ」
全力で火魔法を使い目くらましをする。相手の気配を感じ取りそこに光魔法で攻撃をする。
「痛いじゃないか。この私に攻撃を当てるとは中々やるじゃないか」
火魔法を解除し相手の状況を確認してみると右膝に命中していた。薙刀をしまい成長の魔剣を取り出す。目の前に移動し足元狙って振るうがジャンプされ避けられてしまった。避けることを予想していた俺は剣のサイズを小さくしアキレス腱を切断する。
「アキレス腱が切れたごときで私が止まるはずないだろ。死ね」
「マジかよ。アキレス腱が切れたら普通倒れるだろ」
俺はそこで意識が途切れた。
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これからもよろしくお願いします
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