序章

 XX35年ザガルグレネード国・王都ルーラシア

 ここはザガルグレネード国の中心部にして都市国家機能が揃っている水路を引いて水納耕作を初めて行った世界最初の都市国家モデルを創ったのがザガルグレネード国と記録ではなっている。後のルーラシア国の王都である。

 人々が賑い、市場が開かれている。

 20年振りの帰還であるウォルはヴェスタニエ姓の人間であり、ルヴィア・ヴェスタニエの子供たちだ。

「ウォーカー、着いたぞ。俺の国。俺の心。俺の帰る場所」

「ウォルの国!?こんな小国見た事ねぇってかアルノス・アルガヴァード周辺をウロツイテいた俺と違うか。ンナハハハハハハハハハハッ」

「ねぇ?キング王に会わせてよ。約束、約束、約束!?」

「騒ぐなよ、嬢ちゃん。兄貴はこの上のジグラットにいる。俺の国には兄貴を補佐している小覇王の異名を持つニムロデ・アンナ・ニルヴァステの尖がった将軍のジジィが居るけど・・・・兄貴は誰よりもこの国を統一することを望んでいる」

 事実XX50年にキング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエは西大陸統一してルーラシア国が建国。名を改めてルーラシアと名乗る。

 セリーヌは市場で薬草やポーションをはじめ、砂漠や湿地帯での移動で下着や服装が湿気で濡れて早くシャワーを浴びたかった。それが目に見える。

「ねぇ、ねぇ、ねぇつてば!?シャワー浴びたいのだけど、ドコドコココ?」

「セリーヌ、浴場ならあそこじゃないか?俺も行くよ。ウォル?また落ち合おう」

「おう、兄貴と腹を割って話してくる。お前らはこの国を観光してるといい。」

 ジャック・ウォーカーとセリーヌ・アロンダイト・マーリンは市場の十字路を抜けて大通りに面している公衆浴場に向かう。

「ついてくるのはいいけど、裸見ないでね。女の裸を直視される時マズいから」

「べっ‥べっ…べっ…別に視ねぇよ」

(見たい気持ちが男なら燃えている。心ではない精神面だ。男の本能が女の裸を視て性を満たしたい)ジャック・ウォーカーは銀貨を番頭の水晶の笊においた。

「ウチは6V《ヴィント》だよ、お客さん」

「はい」

 この世界の通貨はV《ヴィント》で統一されている。1V《ヴィント》あたり0.0.5円だ。ジャック・ウォーカーは銀貨を払い、ロッカーに足を向けるが公衆浴場の王都ルーラシアの女性や子供も大浴場に入るのを裸を視つつも男性の男湯に行くので、ジャック・ウォーカーは10歳だが性の異変が!?下半身が痛い。

(見るなって言われたんだ。なら、見ない)

 ここは昼間関係なく浴場は癒しの場でもある。

「ルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルンルルンリュルンンルンルン♪」

 ジャック・ウォーカーが口ずさみながら湯に入っていると視界が悪くなる。

 モヤの先にヒトミが手を振っていた。

「おいっすー、やぁ、どりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ-っ、やんやー、はい、どーもー、ヒトミでーす。ウォーカー?久しぶり」

「5年振りだ。アンタ?俺に何用だ?用件は?」

「冷たい、冷たい、冷たいねぇー、ヒエちゃった?ウォーカー、アンタは分かるでしょ?NOAHを受け取って13の剣を完成させる」

「お父さんは知らないよ。行方も何も。それに聞いていいか?アンタは俺が視えるのか?アンタの声が聞こえるのは俺の病気か?」

「イヤチガッ、アンタの本能の性質よ。私は座して待つわ。まぁ、ディヴェルアとジェラフバルトが手を組んで私を討とうとって見え見えだけどね。」

「助言でも言うておくわ。キングに会いなさい。ジャック?アンタは選ばれたのだよ。この星生きる意思がアンタを。」

 モヤが晴れる。どのくらい湯に入っていたのだろうか。まぁ気分が少し楽だ。

 ジャック・ウォーカーの首には父であるヴァーミリオンから十字架が贈られたのをかけている。

 セリーヌは女性湯に入り、シャワーで綺麗に。王都ルーラシアの浴場は黄金劇場の黄金風呂で金の獅子が吼えている。

「これ1つ下さい」

「10V《ヴィント》」

 金貨10V《ヴィント》いい値段がする。

 ジャック・ウォーカーが風呂上りにミントサイダーを飲んだ。

 王都ルーラシアの大浴場名物で金貨10Vする。

 椅子に腰を下ろしてミントサイダーを飲んでいるとタオル姿のセリーヌが上がってくる。何やら困惑はしてた模様。カギはあるが銀貨の取り忘れだ。

 ロッカーで銀貨を払うの忘れて衣服と杖がロックした状態で、タオル姿でも15歳とは思えないスタイルに爆乳お姉さんのエロイ雰囲気にジャックは銀貨をコートから出してセリーヌに投げる。

「お忘れもんだよ、お姉さん!?」

「あ・・・ああああ・・・・アローラ、いいえ・・・ありがとう」

 感謝して銀貨を握りしめてロッカーに向かう。

「そこの少年?少年?ここ気に入ったかね?ザガルグレネード国は西大陸一って豪語できる。」

「俺の名前はそうだな。フリューナと今は呼んでおいてくれ。」

「フリューナさんはここ出身の?」

「北大陸出の俺だ。極北の輝く星の国だ。」

「何しにここへ?YOUは何しここへ?」

「・・・・・・・王様に用があるんだよ。北大陸も中々中目黒の中出しの僻地だ。北大陸は極寒で環境がこことは違う。用件としちゃ王様に用があるんよ。お前は七天星神クババタイプ・キュベネティクス知っているなら別だ。だが、関わらない方が身が安全と思え」

「キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエか?」

「そうそう、キングだキングだ、キングだ!?小僧よぉ、ヴェスタニエ姓がこの世界じゃ多い。全員がJの遺志を継いでる」

 フリューナは去って行く。ロッカーで着替えを終えたセリーヌが戻ってくる。

「ありがとう、銀貨返すわね」

「べつに、返さなくてもいい。暗黒ルールの基本はそれを護るのは俺だ。」

「ここの王様って期待されてるんだよなぁ?ウォルの兄ちゃんって」

「何言うのよ?キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエは太陽の獅子王ルーラシアって呼ばれるほどの才覚者だって世界中からそりゃ期待かかっている。」

 俺は記憶の濁流の中でそのと何度も思い出してはいた。NOAHを手にした時点で俺の運命であったのかもしれない。

「キングに会いに行こう」

「今から?ウォルがいるんじゃないの?」

「そうだとも、俺にはNOAHを完成させる責務がある。13の剣を扱い熟せる」

「無詠唱魔術も覚えといた方がいいわよ」

 確かにその通りにしかならない。セリーヌは正しい。この世界で無詠唱の魔術を完璧に使いこなせる魔導士はおそらくは数少ない。

「私の師はヴァン・ヴァース魔導修道院の騎士課程の宮廷術禁忌講師のエイボン先生ですわ。あの日とイケメンでカッコよかったから生徒全員にモテて教室は大乱交スパンキングブラジャーズだったわね」

「ゲッ?マジで言うてるのかよ?笑い話じゃねぇけどよぉ」

 セリーヌが自信満々に言うのをジャックは驚きを隠しきれなかった。

「エイボン先生は魔術だけじゃなくて剣術と槍術にも腕は長けていたから教え子は多かったよ。私は650時間も魔術だけだけどね。他の子は40000時間とか、10000時間ヤリだけ、槍の奥義とかって子もいたわね」

 ジャックは聞き流しをしていた。

 巨大なジグラットは4重構造の神殿が鏡面に反射して置換になっていた。

 XX35年・ザガルグレネード国ーアルビオンー

 ここが正面だ。アルビオンがザガルグレネードの守護龍であり守護天使の龍の像が見つめ合い阿吽の呼吸となっている。

 ここは太陽の獅子ルーラシア・ハートの核となる部分。クムラン教団歴代の洗礼者の身に通れない空間。キングは洗礼を受けて、この先には教団の本部がジグラットの最上階にザガルグレネード国の拠点が建っている。

「着いてこい、20年振りの故郷で兄貴と対面だ」

 ウォルが正装に着替えてジャックとセリーヌは泉の水で清めて中を通る。

「砂漠のど真ん中がここだよな?」

「神秘の秘匿って感じよ。そりゃですら見過ごせる訳もないって感じ」

「《虚数接続保障人理境帯羅針盤内界》俺達はクムランの教えだ。ここ、ザガルグレネード国の真実だ。砂漠の内と外の虚数に存在する国。蜃気楼みたいな感じだ」

「マ、マジっすか学園?ウォルの兄貴ってそんなに偉いのか?」

「当たり前でしょ、ジャック。キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエはルヴィア・ヴェスタニエの子。ヴェスタニエ宗家の一柱の子。ルーラシア・オルダ・エレイン・ヴィルム・フォン・ヴェスタニエその遺志を継いでその嫡子で若き国王は国を束ねて西大陸統一に旗を掲げてるんですから」

「ガチでタフなんだな」

 10歳のジャックはその後は見当つかなかった。だが、NOAH原点にしてKnghitsOfDarknessその頂点に君臨するのが4戦士であること。

 ジャック・ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー

 男性:英雄

 300歳

 セリーヌ・アロンダイト・マーリン

 女性:大賢者・魔導術師

 150歳

 ウォル・エルシアス・ジョージ・ヴェスタニエ

 男性:拳王

 200歳

 キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエ

 男性:太陽の獅子心王ルーラシア・ヴェスタニエ

 500歳

 この4人こそがエルセリウス・ネルセリウスの神代~古代終期において歴史に名を遺しKnghitsOfDarknessに引き継がれる。

 XX元年~帝国暦元年とする。

 約2000年に及ぶ戦乱の叙事詩の文献を基に今作NOAHは進んでいく。

 血の時代Alter des Blutesで生き抜いた4人はキングが待つ玉座を目指す。

「兄貴の玉座まで暫くだ」

「ここって空間上みえないんだね」

「虚数で認識を置き換える。ジグラットの構造は俺でも把握できない」

 ウォルは案内のもとジャックとセリーヌは虚数神域にエレベーターに乗ってキングの間に着く。20年余りの再会だ。

「兄貴、久しぶり」

「ウォル!?帰ってきたのか、互いに歳を取ったなぁ・・・ん?そこの2人は?」

「初めましてジャック・ヴァーミリオン・ヴァン・ウォーカー10歳です。NOAHの使い手をしてます。キング王?第2のNOAHその手掛かりは?」

「北大陸出身のセリーヌ・アロンダイト・マーリンと申します。偉大なるキング王。先王ルーラシアの遺志を継ぐ若き獅子心王が治めてる御国にて先だって進言をお許しください。XX40年に西大陸史上最大規模級の戦争がはじまります。XX50年にキング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエは西大陸を統一。Ⅱ代目ルーラシアとしてこの名を遺します」

「そうきたか、そうか。大幅内容に真偽は問わないが俺を誘いに乗ってくるか?分かりやすいなぁウォル?」

「まさか兄貴!?」

「20年も答えを待たせるな。返答は支度でき次第出立する。ここはアルビオンの内殻部分。当分はアルビオン周辺だ。」

 キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエが加入した。

 キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエ

 男性:出身地:ザガルグレネード国

 クムラン教団の洗礼を受けて後にⅡ代目ルーラシアを名乗る王。

 長い金髪を束ねてシックな黒コート姿でスタイリッシュムーヴメントを嚙ます衣装のOSO18の毛皮に獅子の毛皮を着て細身の中肉の大剣と長剣を使い分ける。

「兄貴って覇王の覇気が感じられる」

「当たり前だろ、兄貴は俺と別れて20年余り孤独に苛まれながらも部下を信じてここまで立ってきた。」

 将軍であるニムロデはキングとはここでの別れだ。

「将軍?将軍?私が国を統一するのは未来は決まっている。ジャックとは暫し行動を共にする。このザガルグレネード国を任せた」

「御意」

 ニムロデ将軍は後に《神叛の君》と称されるルーラシア統一に尽力する。優れた判断とその心は冷徹にして民を束ねる王であった。キングは自身がルヴィア・ヴェスタニエの事心はあった。

 XX35年・ザガルグレネード

 こうして神代の旅が始まる。

 世界は真紅に染まり、茜色の空が広がっていた。

 ジャック・ウォーカーは第1のNOAHを十二分と扱えてはいなかった。

 キングは無詠唱魔術のUDF級までは身につけてはいた。エルセリウス・ネルセリウスの創世に大きく携わりヒトミ・ジュリア・クレアの3女神はラピュタ人であり、世界最古にしてである。優れた天文学知識に加えて数学・科学・技術に遠洋漁業卓越した航海技術に造船技術・石工の巨石文明の石工などにも深く関係したその末裔こそがヴェスタニエ家であり、ジェラフバルト卿である。

 ラピュタ人の一部はここ西大陸に留まって砂漠に潜めて、クムラン教団発足として洗礼者ハプテスマを産んだ。

「ジャックと言ったな?その十字架がNOAHか?13の剣を扱える秘術の無詠唱召喚術式にはオレ自身興味があってね。ここはアルビオンの内部分だ。知りたいことは山ほどある」

「・・・・・・・・NOAHもラピュタ人が創ったって聞いたことはある。クムランの教団では頭がイカレてる奴しかない。俺以外は。」

 キングはアルビオン禁忌区のエリアを教団の権限でこの領土内の伝承が伝えられてるラピュタ人とエブス人の石碑がこの国の秘匿はある。

「ジャック君には視てもらう必要がある、意味もあるけどな」

「はい、それはそうです」

「クムラン教団の起源には触れづらいが、ラピュタ人とエブス人ってのは本当さ。元はフェニキアの地に発祥した航海技術に長けた部族がジャック?そのNOAHは完全に扱えてはいない」

「そうっすよねぇ」

 キングのステータスは初期値が高く。スキルブース後の効果で敵全体・敵単体を選べるキング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエLv60の序盤じゃ最凶である。

「NOAHには7つの試練と7つの罪を祓い神に認めてもらう必要がある。それは聞いたことも?」

「マジで知られてもない。」

「NOAHには7つある大前提それが。NOAHにおける13の剣を完成させるには今シーズンはかなりの絶望的と俺の眼は視た」

「今すぐにも試練の場所を教えて欲しい!第2の剣を解放したい・・・・」

 ジャック・ウォーカーの最初は苦難の受難の日々だ。第2の試練は正義とはなんぞや?護れる者、守られる者、ジャック・ウォーカーの父親はテゥエルターナー戦争で活躍を見せた13の剣は代々NOAHの使い手によって変わる。

 キングは旧ザガルグレネードのクムラン洞窟に松明を灯して4人は洞窟を進む。

「この先がマーデル・リンクの境界線だ。この虚数の真下の地下では通れないだろう。真上には死海が広がっている。ジャック?次の試練さえ通れば君はを扱える。そうだろ?」

「流石は王様だよ。俺のNOAHを知ってるんだな」

「勿論さ。鋼鉄の魔女アンネローゼ・アイアンを貸してくれないか?ザガルグレネードの腕でその鋼鉄の剣を覚醒させることが出来る」

「覚醒まこう!?イヤチガッ、覚醒オーイシ🤡」

 苦笑いするキングはNOAHでも覚醒状態にその部分を呼び覚ませることもザガルグレネードの職人にはできる。ジャック自身の問題だ。

「なぁ?無詠唱級の魔術の覚えは出来るんだろ?セリーヌ嬢は?」

「出来るけどね。ただし《風》と《水》以外わね。私はヴァン・ヴァース魔導修道院でそのでしか発揮できない?意味難しいけど、エイボン講師がその魔術を教え込んでくれてUDF級まではイケる口よ」

「そうか、風と水の合わせか。面白い魔術師だ。覚醒状態は人による。覚醒まこう🤡覚醒オーイシ🤡覚醒釈迦🚬🦄覚醒YUYUUTA🎹覚醒たかゆき👹って人にものによる」

「・・・・・・マジでそう考えるんだな」

 キングは現時点でスタータス値はLv60の高ステータスだ。ジャック・ウォーカーがLv15くらいで覚醒にまだ早い。

 アルビオンの空洞を進んでいくと、死海の空洞の地下空洞に足を踏みこむ。はじめての空洞は広く死海の地下だ。潮が結晶化して水晶と鍾乳洞が幻想的なエリア。

「覚醒には正直の段階で言うが兄貴は鍛錬してる」

 キングは両手に大剣を担いで、ウォルは拳のみだ。ウォルは格闘スキルのデュエルスキルに派生してこの兄弟は後に古代エルセリウス・ネルセリウスでは欠かせない王に讃えられる。

 ジャック・ウォーカーの少年時代は目だったこともない。X年からジャック・ウォーカーの英雄が始まる。

「ザガルグレネード領土は6か国の戦乱だ。私が統べる義務もある。」

「狂気1000%の気持ちってか?アンタなら出来るだろ、その手腕に期待だな。」

「ジャック?俺は戦争を終わらす、必ずだ。これ以上の争いは無意味だ。」

 キング・エルシアス・グレイス・ヴェスタニエ後にルーラシアを建国して西大陸の統一を果たす偉大なる太陽王だ。ヴェスタニエ姓の始祖はルヴィアで間違いはない。

 ジャック・ウォーカーは大剣を構える。鋼鉄の大剣でNOAHの状態ではない。

(初代の親父はNOAHを使いこなせた。俺はまだ使いこなせるレベルまで達していない。ヴェスタニエ姓が多いのはジュリア・ルヴィアを祖とする本家とクレアを祖とする分派が多いのは仕方なしだ。俺もそれは感じる)

 アルビオン内はここザガルグレネードの秘匿の霊脈。4人は暗い空洞を歩み続けて門に辿り着く。キングが無詠唱で門をが開くと、巨大なクリスタルが安置されていた。

「こ、これはッ!?」

「驚くことは判断していただけたかな?🚬🐴の独占状態はこのザガルグレネード含む6か国の均衡にも意味をする。このクリスタルは宙からの叡智だ。我々、クムラン教団の継承はNOAHに同等の価値を言う。ジャック?エルセリウス・ネルセリウス創世期は第Ⅶ宇宙のこの時代においての話だ。さぁ、戻るとしよう」

 キングが言うにはあのクリスタルに眠っているのは言えない。俺は鋼鉄の大剣の紋章と門が一緒に気づく・・・変わりはない。

「これから旅をするんだ。ジャック・ウォーカー?」

「俺はNOAHを完成させる。そして、を討つ」

「それは同意見だ。まずは君たちと行動するが、ベルガモット国に行こう」

 キングが地図を出す。オープンワールドで進むこの広大な地図にベルガモット国の範囲が追加される。

 焔と氷には挟まれた広大な絶景のフィヨルドが断崖絶壁に建国された運河が通る貿易港湾都市のベルガモット国。

「めちゃくちゃSEXじゃねぇけど、厳しい道のりだぜ、兄さん」

「ん?」

「セリーヌは北からここを通ってきたんだろ?西の門は閉ざされてるんだぜ。」

 セリーヌは北からここの西を旅して俺と出逢った。

 こうして俺達4人の旅は始まる。

 後にKnghitsOfDarknessの約1000年前の話にしてサイラス・ウォーカーの曽祖父であるジャック・ウォーカーの回顧録である。


 


 







 

 


 

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NOAH JULIUS @LordShurain

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