艦船設定 ※ネタバレ含む
・『燃える灰』
キャリバーン号
全長750メートル
武装
2連装対艦用高出力ビーム砲(主砲)
単装対艦用高出力ビーム砲(副砲)
対空用レーザー機銃
艦後部6連装ミサイル発射管
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ
サブ動力:エーテルコンバーター、縮退炉
製造メーカー:ラウンド衛星工廠
惑星ラウンドで開発された最新鋭の宇宙最新鋭のワンマンシップ。であり、技術試験用戦艦。ただし、標準的な戦艦よりもはるかに巨大であり、ソリッドトルーパーの運用を想定した戦闘艦としては最大規模。戦艦カテゴリーでは間違いなく最大。
特殊装甲はプラズマベルトの影響を最小限にとどめ、その中を航行する事が可能となっている。
しかも設計者であるシルル・リンベがキャリバーン号を強奪して惑星外逃亡し、この艦艇に関するあらゆる情報を抹消してしまった為、同様の装甲を持つ機体および艦船は現状存在しない。
2門の主砲と、両舷の上下に副砲を一対ずつ装備。艦全体に対空用のレーザー機銃と、艦後方のミサイル発射管が主な武装。
艦首部にはセットで開発されたクラレントを装備。クラレントがソリッドトルーパーの艦載機能を持たない艦艇用の試験的な機体であるが、キャリバーン号はソリッドトルーパーの運用機能を持っている為、あくまでも技術試験用に搭載されている機体である。
それどころか艦内に4つある格納庫のすべてに機体を搭載すれば、要塞がごとき戦闘力を発揮することも可能である。
なお、それぞれの格納庫は互いに行き来が可能であり、艦の左右にあるリニアカタパルトの待機スペースと繋がっているのが第1格納庫。艦上部のリフトと直結しているのが第3格納庫。後部ハッチから侵入できるのが第4格納庫。それらすべての中継地点にもなるのが第2格納庫である。
設計段階からあえて空白のスペースが用意されており、そこにサブ動力としてエーテルコンバーター2基搭載する予定であったが、実際には惑星エアリアで回収できた機械偽神の動力炉である縮退炉を1基搭載することになり、エーテルコンバーターの搭載は1基のみとなっている。
あくまでもメイン動力は高効率の核融合炉であるプラズマドライブであるが、霊素が大量に存在する宇宙空間ではエーテルコンバーターだけで稼働に必要な電力を賄うことが可能。また縮退炉に関しては発生させるエネルギーが膨大すぎるため、搭載こそしているがほとんど使用されていない。
なお、艦首部周辺に居住区とメイン動力室が存在し、緊急時には艦首周辺だけを切り離して小型の脱出艇としても機能する。
メイン動力であるリボルビングプラズマドライブは航宙艦用の大出力プラズマドライブを6基を回転軸を中心に放射状に配置したもので、各プラズマドライブが稼働限界に近付くと回転して使用するプラズマドライブを切り替え、長時間のフルパワー稼働を実現している。
またこの仕様上、適切な間隔で使い続ければ半永久的にフルパワー稼働し続けることができる。また、一気にすべてのプラズマドライブのエネルギーを使用する事も可能であるが、当然それをやるとメイン動力がすべて停止する為推奨されない。
設計段階で後から追加の装備を施すことが前提の構造をしている。
ローエングリン1/ローエングリン2
全長420メートル
武装
超高出力陽電子砲『カラドヴルフ』
リニアカノン
6連装ミサイル発射管
対空用レーザー機銃
2連装ビーム砲『トリストラム』
有線式ビーム砲『フェイルノート』
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ
サブ動力:エーテルコンバーター
製造メーカー:惑星国家ネクサス工廠
ハイヒールのような形状をした特殊な艦艇であり、艦種としては戦艦に該当。
艦首周辺には最大火力を誇る超高出力陽電子砲を装備。『カラドヴルフ』という固有名が当てられている。
この他にも各種装備に名前が付けられている装備が多数存在する。
基本的に装備は艦中央部に装備されている『カラドヴルフ』と2連装ビーム砲『トリストラム』以外は左右対称に配置されている。リニアカノンは計2門。ミサイル発射管は計2基。有線式ビーム砲『フェイルノート』は計4基装備。
なお、『フェイルノート』は有線式の遠隔ビーム砲であるが、ケーブルを切断された場合でも内蔵バッテリーが尽きるまで無線で遠隔操作可能。
このほか、『カラドヴルフ』の真上に格納庫と直結したカタパルトも存在。ソリッドトルーパーの運用能力も持つ。
これ単独でも火力という面では圧倒的なのであるが、この艦艇は正確には『戦艦としての運用もできるキャリバーン号の追加装備』である。
キャリバーン号の両舷にドッキングして、その火力の底上げを行う。なお、基本的に右舷側にローエングリン1、左舷側にローエングリン2がドッキングするが、逆でも可能。
ローエングリン 量産仕様
全長420メートル
武装
超高出力陽電子砲『カラドヴルフ』
リニアカノン
6連装ミサイル発射管
対空用レーザー機銃
2連装ビーム砲『トリストラム』
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ
サブ動力:エーテルコンバーター
製造メーカー:惑星国家ネクサス工廠
エクスキャリバーンに装備されているローエングリン1およびローエングリン2を汎用的な砲撃用の艦艇として大量生産できるようにしたもの。
有線式ビーム砲『フェイルノート』は使い勝手の問題もありオミットされた。
ドッキング機能は残っている為、いざという時はエクスキャリバーンの予備パーツとしても機能する他、プリドゥエンの正式採用型にはあらかじめ組み込まれている。
なお装甲素材を量産仕様に見直した為、プラズマベルト内の航行は不可能になっている。
タンホイザー
全長400メートル
武装
対空用レーザー機銃
魚雷発射管
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ
サブ動力:エーテルコンバーター
製造メーカー:惑星国家ネクサス工廠
キャリバーン号の強化ユニットとして開発された艦艇。艦種としては戦艦に該当。二又に分かれたブレードユニットが特徴的。
このブレードユニットは
その他の装備は基本左右対称に装備されており、重力衝撃砲以外に特筆すべき装備は存在しない。
なお当然のようにソリッドトルーパーの運用能力も持つ。
タンホイザー 量産仕様
全長400メートル
武装
対空用レーザー機銃
魚雷発射管
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ
サブ動力:エーテルコンバーター
製造メーカー:惑星国家ネクサス工廠
原型の艦艇とほとんど同じ仕様であるが、装甲素材が見直されており純粋に戦艦として運用することを想定しているが、これによりプラズマベルト内の航行は不可能となっている。
キャリバーン号とドッキングすることも可能であり、オリジナルのタンホイザーの代わりを務めることも可能。
エクスキャリバーン
全長1250メートル
武装
2連装対艦用高出力ビーム砲(主砲)
単装対艦用高出力ビーム砲(副砲)
対空用レーザー機銃
艦後部6連装ミサイル発射管
超高出力陽電子砲『カラドヴルフ』×2
リニアカノン×4
6連装ミサイル発射管×4
2連装ビーム砲『トリストラム』×2
有線式ビーム砲『フェイルノート』×8
魚雷発射管
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ×4
サブ動力:エーテルコンバーター×3、縮退炉
キャリバーン号とタンホイザーと2隻のローエングリンがドッキングした姿。
各艦の武装が干渉しないように配置されており、すべての武装を問題なく使用可能。
ドッキング時には両舷のコネクターが露出し、それとローエングリンが接続。キャリバーン号の艦首周辺ユニットが丸ごと上にスライドし、露出したコネクターとタンホイザー側のコネクターを接続する。
この状態ではタンホイザーとローエングリンの艦艇が接地面になり、キャリバーン号から直接地上へ降りることは不可能になっている。
武装も基本は前方を向いているが、元々のキャリバーン号の副砲とローエングリンの装備の大半が後方への攻撃が可能であるため、死角も少ない。
また全体の出力が向上した結果、シールドの強度はさらに向上。加えて装甲に対レーザー加工を施しており、レーザーに対するほぼ完璧な耐性を持っている。
すでにこの状態のキャリバーン号を戦艦と呼ぶのは無理があると設計者であるシルル・リンベは判断。よってこの合体艦艇の艦種は高機動戦闘要塞である。
プリドゥエン エクスキャリバーン偽装仕様
全長1250メートル
武装
対空用レーザー機銃
艦後部6連装ミサイル発射管
リニアカノン×4
6連装ミサイル発射管×4
2連装ビーム砲『トリストラム』×2
有線式ビーム砲『フェイルノート』×8
魚雷発射管
マイクロミサイルユニット
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ×4
サブ動力:エーテルコンバーター×3、縮退炉
エクスキャリバーンに大型物資輸送艦としての偽装を施した状態。
実際にコンテナユニットが増設されたり、武装を隠すためのカバーが施されたりしている為、一部の武装が使用不能になっている。
ただし、それでも十分な火力を持っているだけでなく、偽装の内部には既存の技術のみで造られたマイクロミサイルランチャーを内蔵。偽装解除時にはこれらを一斉に発射してから偽装部分をパージする事も想定している。
プリドゥエン 正式採用型
全長1250メートル
武装
対空用レーザー機銃
艦後部6連装ミサイル発射管
リニアカノン×4
6連装ミサイル発射管×4
2連装ビーム砲×2
魚雷発射管
メイン動力:リボルビングプラズマドライブ×4
サブ動力:エーテルコンバーター×3、超大容量エネルギーコンデンサ×4
製造メーカー:惑星国家ネクサス工廠
惑星ネクサスにおける惑星間貿易の要となる大型輸送艦。エクスキャリバーンが偽装していた艦艇をベースとした正式量産モデル。
より正確には、元々製造されていたプリドゥエンにエクスキャリバーンが偽装していた際の姿に似せるためにローエングリンと接続できるよう改良を加えたて正式量産モデルとしたものである。
元々の艦艇にあった合体分離機能は当然オミットされている他、運用に特殊な技能が必要とされる武装や、過剰火力となりうる装備は廃された。
代わりに、縮退炉の高出力があってこそ可能であった超長距離ワープドライブ=バニシングドライブを再現するために、それに必要な分のエネルギーを貯蔵しておくための大容量エネルギーコンデンサを搭載。これを一度に2つ分消費することでそれを可能とし、計4基搭載することでネクサスとの往復が可能となっている。
代わりに、本来はローエングリンであった両舷部の大半がこのコンデンサで埋められている。
当然ながらそのエネルギーチャージには、エクスキャリバーンの縮退炉を使用する。
普段は輸送艦として運用されるが、戦闘時にはその大容量コンデンサに蓄積されたエネルギーを使用したビーム兵器を使って艦隊戦もこなす。
ソードフィッシュ
全長200メートル
武装
対艦用大剣型衝角(『燃える灰』仕様のみ)
ビーム砲
対空用レーザー機銃
ミサイル発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
改造:ルーク・サービス=宇宙海賊『燃える灰』
元は老朽化したスペースフィッシュ級駆逐艦を改造した艦艇であり、ルーク・サービスの主力商品。元々は多人数で使用する艦艇をワンマンシップ化している為操作は複雑であるため、販売時にはマニュアルが付属。加えて他のスペースフィッシュ級駆逐艦の改造艦よりも高性能であったため、デッドコピー含めて大量に流通している。
結果としてルーク・サービスのもう1つの顔である『燃える灰』としての活動時に使用したとしても怪しまれずに済んでいる。
なお装備としては一般的な駆逐艦の装備であるが、『燃える灰』仕様のものは、対艦用大剣型衝角が普段折りたたまれて艦底に収納される関係上、艦内のスペースになおのこと余裕がなく、元々の仕様ならばソリッドトルーパーの運用も最大で3機まで可能であるが、装備の保管などの事も考えれば現実的には1機の運用で限界。
・『ハンマーヘッド』
ハンマーヘッド号
全長420メートル
武装
艦首部突撃用複合装甲ユニット
2連装ビーム砲(主砲)
単装ビーム砲(副砲)
対空レーザー機銃
ミサイル発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
改造:宇宙海賊『ハンマーヘッド』
宇宙海賊『ハンマーヘッド』の旗艦である戦艦。艦首部に大きく張り出したシールドである複合装甲ユニットを装備している以外は、ベースとなったスペースシャーク級戦艦とほぼ同じ。
ただし、艦首部ユニットを装備した結果、原型艦に存在していた宇宙魚雷発射管は塞がってしまっている。
艦首部ユニットの中には増設のシールドジェネレーターを内蔵し、それを展開しての突撃戦法を可能としている。
要するに、攻撃力よりも防御力に重きを置きつつ、その防御力をそのまま攻撃力に転換した攻撃も可能である、ということである。
スポテッド
全長250メートル
武装
突撃用衝角
2連装ビーム砲(主砲)
単装ビーム砲(副砲)
対空用レーザー機銃
ミサイル発射管
宇宙魚雷発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
改造:宇宙海賊『ハンマーヘッド』
ガーフィッシュ級巡洋艦を改造した艦艇。ただし、改造といっても行ったのは、突撃用衝角と装甲板の追加のみ。その結果、対空用レーザー機銃はいくつか塞がってしまっている。
突撃用衝角は、宇宙魚雷発射管を避けるように配置されているためハンマーヘッド号と異なり魚雷を使用することができる。
レモラ
全長200メートル
武装
突撃用衝角
ビーム砲
対空用レーザー機銃
アンカーショット
ミサイル発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
改造:宇宙海賊『ハンマーヘッド』
スペースフィッシュ級駆逐艦を改造した艦艇。ただし、改造といっても行ったのは、突撃用衝角とアンカーショットの追加のみ。
うち、アンカーショットは推進能力を持ったワイヤー付きアンカーを撃ち込むものであり、複数のレモラの連携で相手の艦艇に拘束にも使われる。
・惑星ラウンド
トゥルウィス級巡洋艦
全長320メートル
武装
艦首部アタッチメント
1型:大容量格納ユニット
2型:高出力シールドジェネレーターユニット
3型:ハイパービームブラスター
2連装ビーム砲(主砲)
2連装ビーム砲(副砲)
対空レーザー機銃
ミサイル発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:ラウンド工廠
惑星国家ラウンドの主力戦艦として製造されている艦艇。
艦首部の装備を切り替えることで巡洋艦でありながら空母としての機能や、戦艦並みの火力を持たせたり、また他の艦艇を守る盾としての役割も担うことができる非常に高い汎用性を持つ。
あまりにも汎用性が高く、惑星ラウンドが他の艦種の開発を行わなかった原因にもなっている。
よってラウンドの戦闘用艦艇は巡洋艦のほかには戦艦しか存在しない。
キャスパリーグ級戦艦
全長420メートル
武装
3連装ビーム砲(主砲)
2連装ビーム砲(副砲)
リニアカノン
対空レーザー機銃
ミサイル発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:ラウンド工廠
多数の砲門を備えた戦艦。火力特化であり、その他の役割は随伴するトゥルウィス級巡洋艦に任せている。
あくまでも戦闘に特化した設計であるため、ソリッドトルーパーの運用機能は本体部分のみでは不可能であり、運用する場合は追加で運用ユニットを装備する必要がある。
なおこの艦の設計がウロボロスネストの運用する兵器の1つであるマルミアドワーズの増設ユニット部分に流用されている。
・惑星アルヴ
フレスベルク級攻撃空母
全長90メートル
翼長180メートル
武装
集束ビーム砲
対空機銃
メイン動力:レーザー核融合炉
製造メーカー:アルヴ工廠
本来は空母ではなく大型輸送機に分類される。しかし、攻撃性能と機体運用能力の高さから攻撃空母と呼ばれるようになった。
超長距離移動も可能であり、本来の用途である輸送機としての性能も優秀。しかしその格納スペースに爆弾を満載すれば爆撃機としても活躍できる。
難点はその巨体故の製造コストの高さと整備性の悪さ。
・民間企業製
ガーフィッシュ級巡洋艦
全長250メートル
武装
2連装ビーム砲(主砲)
単装ビーム砲(副砲)
対空用レーザー機銃
ミサイル発射管
宇宙魚雷発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
一般流通している重巡洋艦。これといった特徴はないが、堅実な設計とその生産数の多さから様々な戦場で見かける。
また民間企業が販売している艦艇であるため、各惑星の軍や惑星連盟だけでなく、民間の警備会社から宇宙海賊といった犯罪者までありとあらゆる勢力が自分達用の改造を施して運用している。
なお設計段階ではほとんどガーフィッシュ級とスタージェン級の差は存在しない。
明確な違いは、こちらは火力をスタージュン級と比較すると控えめにしつつ、居住空間の充実を図っていること。そのためか、実際に運用するとこちらの方が評判が良い。
スタージェン級重巡洋艦
全長250メートル
武装
2連装ビーム砲(主砲)
単装ビーム砲(副砲)
対空用レーザー機銃
ミサイル発射管
宇宙魚雷発射管
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フィッシャーマンズ・エレクトロニクス
一般流通している重巡洋艦。これといった特徴はないが、堅実な設計とその生産数の多さから様々な戦場で見かける。
また民間企業が販売している艦艇であるため、各惑星の軍や惑星連盟だけでなく、民間の警備会社から宇宙海賊といった犯罪者までありとあらゆる勢力が自分達用の改造を施して運用している。
なお外見含め、ガーフィッシュ級とスタージェン級の差はほとんど存在しない。
明確な違いは、こちらのほうがより高出力のビーム砲を扱い、居住スペースを圧迫しつつミサイルや宇宙魚雷の収容スペースを多くとっている事くらいである。
スペースクルーザー
平均全長50メートル
武装
なし
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:複数
宇宙艦艇のうち、個人または少人数で運用する小型の航宙艦の事。また戦闘用ではなく、恒星間航行も想定していないあくまでもコロニー周辺などで使用する艦艇である。
これよりも小型の艦艇はシューターと呼ばれるものになる。
シューター
平均全長30メートル
武装
基本的になし
メイン動力:プラズマジェネレーター
製造メーカー:不特定多数
個人用・少人数用の航宙艦。小型艇とも言われる。戦闘用装備を施していることは少ないが、装備できたとしてもそこまで高い出力を出せるわけではない為、ビーム砲は基本的に装備できない。
拡張性にも優れており、ユーザーによる改造が施されることが多く、中にはワープドライブを搭載されている場合もある。
エンペラーペンギン号
全長1550メートル
武装
対空用レーザー機銃
拡散ビーム砲
メイン動力:プラズマドライブ
製造メーカー:フロストインダストリー
巨大輸送艦。それ以上でもそれ以下でもないが、宇宙最大規模の巨大さを誇る。事実、格納スペースはガーフィッシュ級程度の大きさの艦艇ならば搭載してしまえるほど。
超高出力のシールドジェネレーターを装備することで防御力が高く、各部に配備されたレーザー機銃と前後左右に1対ずつ計4基存在する拡散ビーム砲による輸送艦としては過剰な火力を誇る。
なお同型艦が存在し、それらを総称してペンギン級大型輸送艦
アクアティカ1
全長16000メートル
武装
自衛用ビーム砲
メイン動力:プラズマドライブ×4
製造メーカー:ギガンティス造船
リバイバル・アースプロジェクトによって建造された超大型艦であり、複合商業施設を内蔵する宇宙を漂うテーマパーク艦のひとつ。
アクアティカ1は地球から連れ出すことのできた海洋生物の種の意地と、その生態研究を主に行い、それらを展示も行っている。いわば、宇宙最大の水族館ならぬ、水族艦である。
同型艦として淡水域生物に特化したアクアティカ2、寒冷地特化のアクアティカ3、深海生物特化のアクアティカ4、養殖研究特化のアクアティカ5の4隻が存在する。
基本的に宇宙を転々と移動しているが、常に位置情報は公開されており、来艦者はその情報を元に自力でシューターやスペースクルーザーを使って乗り込むか、最寄りの惑星から出る送迎艦艇に運んでもらう必要がある。
ネオベガス
全長12000メートル
武装
自衛用ビーム砲
メイン動力:プラズマドライブ×4
製造メーカー:ギガンティス造船
宇宙最大規模の賭博場。分類としてはリゾート艦であり、艦の中には都市が存在。ここの定住している人間も少なくはない。
カジノやスロットは当然だが、競馬場やコロシアムが存在し、そこではソリッドトルーパーを使用した決闘の勝敗を賭けるメタルクラッシュも行われている。
装甲は物理的な防御力は勿論、万が一の攻撃にも備えて対ビームコーティングが施されている為ちょっとやそっとでは破壊不能。
・不明
フロンティア号
全長6000メートル
武装
大口径ビーム砲(主砲)
2連装ビーム砲(副砲)
単装ビーム砲
対空機銃
メイン動力:初期型プラズマジェネレーター×12
製造メーカー:不明(地球製)
惑星サンドラッドへ移住してきた地球人類が使用していた巨大な移民船。当然現代では老朽化どころではなく、化石そのものであり動力こそ動いていたが最低限のエネルギーしか生み出せない状態であった。無論、稼働していること自体が驚愕に値するが。
武装そのものの種類は少ないが、艦全体にくまなく配備されている為火力そのものは非常に高い。これは、外宇宙を目指して果てのない旅をするという不安を紛れさせるために過剰なまでの武装を施したという説がある。
また管内には長期間の航行に耐えられるよう、食料生産施設や工場などが存在している。
艦のエネルギーを賄うためにプラズマジェネレーターを12基搭載しているが、これだけ装備してようやくプラズマドライブ2基分に匹敵するエネルギー量であるが、この艦艇が製造された時点では最新鋭技術であったことを考えれば致し方ないことである。
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