第8話 神の言葉
僕は今、夢を見ている。周りを見渡すと謎の白い空間が広がっている。周りには何もない。すると急に体が動かなくなる。声を出そうとするも声が出ない。
後ろに誰かがいる気配を感じる。後ろを振り返ろうとしてもやはり体は動かない。
後ろにいる者は何かを話している。だが僕にはよく聞こえない。だがはっきりと聞こえた単語がある。
「時の神」、「神眼」、「争い」という言葉だけはしっかり聞こえた。
そして僕は夢から覚めた。目の前に広がる風景はいつも僕が寝ている部屋。だがいつもに比べてよく周りが見える。左目が失明していなかった時と同じように周りが見えている。左目が見えるようになっている?そんなわけがない。失明したはずだ。
「どういうことだ?」
僕は部屋に置いてある鏡近づき自分の顔を見た。僕は驚く。左目が見えるようになっている。さらに僕の左目は綺麗な金色の瞳になっていた。その金色の瞳はB級冒険者のペドロの左目によく似ていた。
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